説明

サクラ精機株式会社により出願された特許

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【課題】凹状内腔を有する滅菌対象物の内腔底面まで充分に且つ安全に滅菌できるオゾン滅菌方法を提供する。
【解決手段】チャンバ内に滅菌対象物を収容し、濃度80vol%以上の高純度オゾンガスを導入して滅菌する際に、チャンバ内を排気して第1減圧状態P1とする排気工程と、チャンバ内に水蒸気を導入して、チャンバ内を第1減圧状態よりも昇圧した第2減圧状態P2の下で対象物を加湿する加湿工程と、高純度オゾンガスをチャンバ内に導入し、チャンバ内を第2減圧状態よりも昇圧して、圧力をオゾンガスの爆発限界以下の第3減圧状態P3とすると共に、チャンバ内を実質的にオゾンガスのみから成るオゾンガス雰囲気とするオゾンガス工程と、チャンバ内のオゾンガス雰囲気を希釈する希釈ガスを導入し、チャンバ内を第3減圧状態よりも昇圧した第4減圧状態P4の下で所定時間保持して滅菌する滅菌工程とから成る一連の工程を複数回繰り返す。 (もっと読む)


【課題】管状器具の内壁面を損傷することなく付着した汚れを除去し得る管状器具の内壁面洗浄方法を提供する。
【解決手段】アクリル製の管体10の内壁面に付着した汚れを洗浄する際に、該管体10の外周面側に一対の永久磁石12a,12bを2極配置して、管体10の内壁面側に形成した磁界内に、磁性体粒子の表面が樹脂皮膜で被覆された被覆粒子から成る粒子群を挿入し、前記磁界によって管体10の内壁面に押し付けた粒子群に、前記汚れを剥離する押付力を発生させた状態で、一対の永久磁石12a,12bを回転しつつ、一対の永久磁石12a,12bを管体10の長手方向に移動すると共に、前記内壁面から剥離した汚れ片を粒子群から排出できるように、管体10の一端側から供給した洗浄水を他端側から排出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来のパラフィン浸透処理方法では、組織標本内にパラフィンを充分に浸透し難い組織標本でも、充分にパラフィンを浸透し得る組織標本のパラフィン浸透処理方法を提供する。
【解決手段】脱水及び脱脂処理が施された組織標本をパラフィン溶融液に浸漬して、前記組織標本内にパラフィンを浸透処理する際に、該組織標本をパラフィン溶融液に浸漬して、前記組織標本の組織内に溶融パラフィンを浸透した後、前記組織標本を冷却して浸透した溶融パラフィンを固化し、次いで、前記組織標本をパラフィン溶融液に再浸漬して、組織標本の内部に浸透している固化パラフィンを再溶融する固化・再溶融処理を、同一組織標本に対して少なくとも一回施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】染色貼着作業の一層の軽減化を図ることのでき且つ小型化できる染色貼着システムを提供する。
【解決手段】検体標本付きのスライドガラスが収容されているバスケットを、前記検体標本の染色に用いる複数の槽に順次浸漬し、前記検体標本に所定の染色を施す染色装置10と、染色装置10から搬送手段で搬送されてきたバスケットから取り出されたスライドガラスの染色された検体標本上に、カバーフィルム片を貼着する貼着装置12とから成る染色貼着システムであって、染色装置12の染色側制御部10Aと貼着装置12の貼着側制御部12Aとが相互に通信可能に接続され、染色側制御部10Aにバスケットと対応して入力された染色条件データと貼着条件データとのうち、染色装置から供給されるバスケットに対応する貼着条件データを、染色側制御部10Aから貼着側制御部12Aに移送して貼着装置12によるカバーフィルム片の貼着を行う。 (もっと読む)


【課題】被洗浄物の種類や大きさ或いは洗浄槽の運転条件等が変更された場合にも対応可能な洗浄評価器具を提供する。
【解決手段】被洗浄物と一緒に洗浄液によって洗浄され、前記被洗浄物に付着した汚れ落ちの程度を評価する洗浄評価器具Hにおいて、該汚れ落ち程度を評価する擬似汚れが塗布された洗浄インジケータ20を、その擬似汚れ塗布面が洗浄液と接触できるように保持する保持部材と、洗浄インジケータ20の汚れ塗布面上に配設され、前記保持部材によって保持された洗浄インジケータ20の擬似汚れ塗布面と接触する洗浄液量を調整できるように、洗浄液が流入する複数個の開口部10aが形成された板状体10と、板状体10の開口部10aの開口面積が調整できるようにスライド可能に設けられたスライド板14とが設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生羊膜の組織を維持して乾燥され且つ長時間の保存を容易に行なうことができる乾燥羊膜を提供する。
【解決手段】人由来の生羊膜生を乾燥処理して得た乾燥羊膜が、無菌状態の乾燥大気中で保存できるように脱水乾燥されていると共に、前記乾燥羊膜を水又は緩衝液に浸漬して再水和した羊膜には、前記生羊膜を構成する基底膜及び結合組織が保持されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】管内壁面の目視できない汚れを検知し得る管内壁面清浄度測定装置及び管内壁面清浄度測定方法。
【解決手段】管内に挿入可能であって、管内壁面に照射する照射光を搬送する照射用光ファイバと、内壁面からの反射光を搬送する受光用光ファイバとから構成される光ケーブルと、光ケーブルの一端部に装着され、外周縁に沿って光ファイバの各一端部が挿入されている複数本の貫通孔15が形成された柱状部材と、柱状部材の先端面に固着されて管内に挿入されたとき、照射用光ファイバから照射される照射光を管内壁面方向に反射し、内壁面からの反射光を受光用ファイバに反射するように、反射面が柱状部材の先端面から離れる方向に外径が拡大するテーパ状反射面に形成されたコーンミラーと、光ケーブルの他端部には、照射用光ファイバによって搬送される照射光の光源20と、受光用光ファイバによって搬送された反射光を検出する検出器とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】 省エネルギーを図ることができ、且つ乾燥対象物に焦目が付かないように乾燥状態を制御し得るマイクロ波乾燥装置の運転方法を提供する。
【解決手段】 真空ポンプ50及び加熱ヒータ12によって減圧下で加熱されている乾燥槽10内に載置された乾燥対象物に、マイクロ波発信器16、16・・からマイクロ波を照射して脱水処理を施すマイクロ波乾燥装置を運転する際に、該真空ポンプ50の排気管52から排出される排気中の湿度を湿度センサ54によって測定し、排気中の湿度が低下したとき、マイクロ波発信器16、16・・のマイクロ波の照射出力を次第に低下するように、マイクロ波発信器16、16・・を制御することを特徴とする。 (もっと読む)


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