説明

住友ナコ マテリアル ハンドリング株式会社により出願された特許

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【課題】機械的な接触を行うことなく、実際の操舵角を目標操舵角で適切に維持できるようにする。
【解決手段】実際の操舵角(検出操舵角)が目標操舵角に到達するまでは、ステアリング51の操作トルクに応じて操舵輪に付与される操舵トルクが、漸減舵角範囲にわたって上限値から下限値にまで減少していく一方、目標操舵角に到達した以降は、逆方向の操舵トルクが、この漸減舵角範囲よりも狭い急峻舵角範囲にわたって下限値から上限値にまで増加していく。このように、操舵トルクが変化する操舵角範囲を、目標操舵角への到達以降において狭くすることで、操舵トルクの変化率が大きくなるため、その到達前に比べて操舵トルクが急峻に上限値まで増加していく。こうして、実際の操舵角が目標操舵角に到達した以降は、逆方向の操舵トルクが十分に大きくならない、というような操舵角範囲も当然狭くなる(漸減舵角範囲>急峻舵角範囲)。 (もっと読む)


【課題】前方視界を確保しやすくすると共に、破損の発生を抑制することができる昇降装置およびフォークリフトを提供する。
【解決手段】フォークリフトの車体前方において上下方向に延びて配置されると共に、左右方向に並んで配置された一対の柱状に形成されたマスト材23と、一対のマスト材23を車体に取り付け可能とするロワクロス30と、が設けられ、ロワクロス30には、一対のマスト材23における車体側の面である背面23Aの下部をそれぞれ支持する一対の支持板31が少なくとも設けられ、板状に形成された支持板31は、マスト材23の長手方向に沿って延びるように配置され、支持板31の上辺31Aには、マスト材23がロワクロス30により支持された際に応力が集中する応力集中部35が形成されている。 (もっと読む)


【課題】装置構成の大型化およびコスト増加を抑えつつ、意図しない旋回を防止できるようにする。
【解決手段】検出ヨーレートが想定ヨーレートの所定範囲外となるような場合に(s160)、検出ヨーレートの作用による本体2の旋回を相殺する方向へ駆動輪53を操舵させるべく操舵トルクを付与しているため(s180)、これにより検出ヨーレートが想定ヨーレートに近い値となる結果、意図しない旋回を防止することができる。このとき、検出ヨーレートを、実際のステアリング51の操作に応じたヨーレートである想定ヨーレートと所定範囲以内に近似させることにより、効果的に意図しない旋回が防止される。 (もっと読む)


【課題】運転者に違和感を与えたり危険を及ぼしたりする可能性のある状態であることを、事前に運転者へ通知できるようにする。
【解決手段】操舵モードをロックモードへと切り替えるための操作が運転者により行われた際(s120「YES」)、操舵輪53の操舵角がロック角以上になっていると、切替条件が満たされていないとしてロックモードへの切替を保留するとともに(s130「NO」)、切替条件が満たされていないことを通知することができる(s140)。 (もっと読む)


【課題】産業車両の発進時に運転者が意図しない方向に進んでしまうのを防止する。
【解決手段】フォークリフト1のステアリング装置5では、フォークリフト1に運転者が存在しない(S120:NO)という条件が成立した場合に、操舵輪53の舵角が基準となる基準角まで戻る復帰制御が行われる(S150〜S230)。これにより、上記条件の成立により復帰制御が行われることを知る運転者にとっては、フォークリフト1の進行方向が復帰制御により基準角に応じた方向になっていることを認識できるため、フォークリフト1の発進時に運転者が意図しない方向に進んでしまうようなことがなくなる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも、運転席の床面を低くすることのできるリーチ式フォークリフトを提供する。
【解決手段】キャスタリンク部73の一部分Lが、キャスタタイヤ67と接触しない領域において下方向にオフセットされ、こうしてオフセットされた部分Lに弾性部材79が配置されている。そのため、キャスタタイヤ67の上方領域として運転席4との間に確保しておくべき高さを、揺動制限部77および弾性部材79における上下方向の高さからオフセットされた分だけ相殺した高さとすればよくなる。これにより、キャスタリンク部73をオフセットさせていない場合と比較して、キャスタタイヤ67上方において確保しておくべき領域が小さくてもよくなるため、その分だけ、運転席4の床面を低くすることができる。こうして、運転席4の床面を低くすることにより、フォークリフト1における乗降のし易さを向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】フロアプレート上面の乗員足置きスペースの減少、及びフロアプレートの配置位置の上昇を抑制し、フロアプレートの着脱性の悪化を抑制するリーチ式フォークリフトを提供する。
【解決手段】フロアプレート41の最も上になる床面41Aよりも下方位置に回動軸51を配置し、フロアプレート41および挟持部61により回動軸51を挟み、フロアプレート41を回動可能とするヒンジ構造が構成されているため、ヒンジ構造における床面41Aよりも上方への突出が抑制される。フロアプレート41の取付けは、フロアプレート41及び挟持部61で回動軸51を挟むことにより容易に行い、取り外しは、フロアプレート41と挟持部61との間隔を広げて、この間隔から回動軸51を抜くことにより容易に行うことができる。回動軸51をフロアプレート41及び挟持部61により挟む構造により、フロアプレート41の移動を規制しやすくなる。 (もっと読む)


【課題】運転席の床面積を確保、および、床面の低床化を両立することができるリーチ式フォークリフトを提供する。
【解決手段】駆動輪31を有するドライブユニット30を、車両本体10に対して上下方向に相対移動可能に支持する上部アーム51と、補助輪41を有するキャスタユニット40を、車両本体10に対して上下方向に相対移動可能に支持するキャスタアーム42と、ドライブユニット30とキャスタユニット40との間の上下方向の相対移動が逆方向になるように上下方向の相対移動を相互に伝達する下部アーム52とを備え、下部アーム52にリーチシリンダ24の上端が内部に進入可能な凹部52Dを設けたことにより、リーチシリンダ24と下部アーム52との干渉を回避できると共に、車両本体10の左右方向にわたって、リンク機構50およびリーチシリンダ24を配置する際に要する空間高さを低くできる。 (もっと読む)


【課題】産業車両に搭載されるステアリング装置において、ストッパーの位置関係を調整することなく、所望の旋回半径で安定的に旋回できるようにする。
【解決手段】操舵輪の操舵角が設定操舵角に到達した以降(s230「YES」)、ステアリング51への操舵トルクが制御されることで(s240)、設定操舵角を超えるような操舵輪の操舵が制限される。「設定操舵角」は、フォークリフトを所定の旋回半径で旋回させるのに適した操舵角として、設定変更可能な値であるホイルベースに応じたものが設定されるため(s220)、フォークリフトの機種などによりホイルベースが異なる場合であっても、このホイルベースを事前に設定変更しておくことにより、ホイルベースの違いに拘わらず、所望の旋回半径で安定的に旋回できるようになる。 (もっと読む)


【課題】運転席のスペースおよびマスト揚高を確保しつつ、直角積付時にフォークリフトの車両本体の後端側が周辺に接触しにくいフォークリフトを提供する。
【解決手段】 フォークリフト1は、仕切り板30によって、車両本体が前方側の本体前部10aと後方側の本体後部10bとに仕切られる。そして、油タンク17は本体後部10bに形成された機械室32内に配置される。このため、油タンク17が本体前部10aに配置されている従来のフォークリフトに比べて、車両本体10の前端を距離L(従来のフォークリフトにおける油タンク17が油圧制御部19の前端よりも前方側に突出した分)だけ後方側にシフトできる。したがって、荷役部20のリーチイン可能な範囲を後方側に拡張して、前方への突出長さを短くできるので、運転席14のスペースおよびマスト揚高を確保しつつ、直角積付時にフォークリフトの車両本体10の後端側を周辺に接触しにくくできる。 (もっと読む)


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