説明

松浪硝子工業株式会社により出願された特許

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【課題】積層カバーガラスの分離性を向上させる。
【解決手段】カバーガラス1は、カバーガラス本体10と、該カバーガラス本体10の外周部に接着状態に設けられた微細厚みのスペーサ部2とからなり、スペーサ部2の屈折率は、カバーガラス本体10を透してスペーサ部2の存在が判別できない程度にカバーガラス本体10の屈折率に近似している。夫々スペーサ部2側を下向きにして複数枚のカバーガラス1を積層した際、隣り合うカバーガラス1、1どうしには、スペーサ部2の厚み対応して隙間が生じ、該隙間に空気層が介在する。このために、取出し用の吸着手段によって、最上位のカバーガラス1を持ち上げたとき、該最上位のカバーガラスのみを持ち上げることができる。持ち上がったカバーガラスに、その下側のカバーガラスが付いて一緒に持ち上がることを確実に防止できるのである。 (もっと読む)


【課題】ガラス材と樹脂材を接着材剤を用いることなく、且つ熱変形させることなく、接合する。
【解決手段】ガラス材2の平滑面と熱可塑性樹脂材4の平滑面とを当接させ、ガラス材2の樹脂材当接面の反対側にレーザ光を吸収する吸収体3を当接し、該吸収体3にレーザ光を照射して発熱させ、該発熱をガラス材2を通じて樹脂材4に伝えて該樹脂材を局部的に溶融してガラス材2の表面の微細な凹凸に食い込ませることにより、ガラス材2と樹脂材4を直接に接合させる。 (もっと読む)


【課題】フライアイレンズの裏面の研削加工の際に、研削鏡面や鏡面の外周縁に傷や欠けを生じさせない。
【解決手段】レンズ曲面11、レンズ全側面12、該レンズ全側面に連続する面取り部13及び該面取り部の全周に亘って連続しレンズ曲面11から遠ざかる方向に延びる棄て凸部14を一体に有するレンズ半完成品10を形成する押圧成形工程、該レンズ半完成品10に対して、その棄て凸部14を研削によって削り取って面取り部13に連続する鏡面16を形成する。 (もっと読む)


【課題】有機溶媒及びホルマリンに接しても剥がれない生物組織標本用包埋ブロック及び表示ラベルを提供する。
【解決手段】容器1は、壁面に貫通させて薬液入出孔2を多数整列させて形成した通液性の容器1であり、ホルマリンにて固定処理された生体試料Aを収容すると共に、生体試料Aに関する情報を表示するラベル3を傾斜面4に接着して設けている。ラベル3は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とするフィルム状のラベル基材の裏面にシアノアクリレート系接着剤層を介して容器1の傾斜面4に接着したものであり、このラベル表面には顔料系インクで生体試料情報が記録されている。シアノアクリレート系接着剤層は、被着体表面の空隙に浸透して完全に濡れて隙間なく接着する。そのため、接着剤層と容器表面の間や、接着剤層とラベル基材の間にキシレン、ホルマリン、アルコールが浸透する空隙がなくなり、ラベルは包埋の処理工程を経ても剥がれ難くなる。 (もっと読む)


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