説明

上田石灰製造株式会社により出願された特許

1 - 6 / 6


【課題】滓化性を向上させることができ、脱硫反応を効率良く行うことができる鉄鋼用造滓剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体の表面にフッ化カルシウムが結合されて存在し、前記フッ化カルシウムの存在量がフッ化カルシウムと生石灰又は軽焼ドロマイトとの合計量に対して8〜35質量%のものである。粒状体としては、生石灰よりなるものが好ましい。また、粒状体は2〜30mmの粒子径を有していることが好ましい。係る鉄鋼用造滓剤は、生石灰又は軽焼ドロマイトよりなる粒状体を600〜1100℃に加熱した状態で有機フッ素化合物と接触させて有機フッ素化合物を分解させ、分解して生成したフッ素を生石灰又は軽焼ドロマイトと反応させることにより製造される。有機フッ素化合物としては、ハイドロフルオロカーボンが好ましい。 (もっと読む)


【課題】被焼成体をより短時間で効率良く焼成することができるとともに、被焼成体を均一に焼成することができる石灰類焼成体の製造方法を提供する。
【解決手段】石灰類の焼成体は、焼成炉10内で石灰類よりなる被焼成体18をマイクロ波により焼成して製造される。焼成炉10内に被焼成体18としてカーボン類を含む石灰類が配置されるとともに、焼成炉10の周壁にマイクロ波吸収板14が配設される。そして、被焼成体18及びマイクロ波吸収板14にマイクロ波を照射することにより、石灰類が内部及び表面から焼成される。カーボン類としては、活性炭、コークス、廃トナー又は木炭が用いられる。カーボン類の含有量は、石灰類とカーボン類の合計量中に0.1〜5質量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】含水スクリーン滓の水分と均一かつ十分に反応することができ、取扱い性の良い固体燃料を得ることができる廃油からの固形燃料の製造方法を提供する。
【解決手段】廃食用油等の廃油に濾過処理11を施すことにより、液体成分とスクリーン残渣とに分離される。その液体成分に沈降分離処理12を施すことにより、液体燃料と含水液体とに分離される。分離された含水液体を前記スクリーン残渣と混合することで、含水スクリーン滓が得られる。その含水スクリーン滓に、ジエチレングリコール等の多価アルコールを添加した後、生石灰等の石灰類を加えて撹拌、混合処理13を施すことにより、石灰類が含水スクリーン滓中の水分と水和反応して水酸化物よりなる微粉末が生成され、含水スクリーン滓が粉末化された固形燃料が製造される。 (もっと読む)


【課題】PFCガス等の難分解性フロンガスを分解温度を必要以上高くすることなく、分解率を向上させて分解する。
【解決手段】生石灰を含む物質の共存下で、難分解性フロンガスをそれよりも低温で分解するフロンガスまたはSFガスと共に約1000℃〜約1500℃に加熱して分解を行う。 (もっと読む)


【課題】電気炉から排出される排ガス中のダイオキシン類の濃度を従来にも増して低減することのできる電気炉の排ガス処理設備を提供する。
【解決手段】電気炉10から排出される排ガスを浄化処理する排ガス処理設備において、排ガスを高温に加熱及び保持して有害なダイオキシン類を分解する分解処理室18を設けるとともに、CaO及びSiOを供給し得る物質を含み且つCaO/SiOのモル比が1.5〜3.2の範囲内であって、排ガス中の塩素を固定化するCaO−SiO系固定化剤を分解処理室18内若しくはその上流に供給する固定化剤供給装置30を設ける。 (もっと読む)


【課題】 廃油との混合性が良く、生石灰の反応性に優れているとともに、製造コストの低減を図ることができる高含水廃油処理剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 高含水廃油処理剤は、生石灰の微粉が高級脂肪酸とシリコーンで表面改質されたものである。使用する生石灰は、活性度が650ml以上の高反応性の生石灰であることが望ましい。高級脂肪酸は、ステアリン酸などの炭素数16〜18の高級脂肪酸であることが好ましい。この高含水廃油処理剤は、生石灰に高級脂肪酸を加えた後、シリコーンと水を加えて激しく攪拌することにより製造される。 (もっと読む)


1 - 6 / 6