説明

植田製油株式会社により出願された特許

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【課題】熱水を浸み込ませて復元させるときに充分に復元でき、しかも長期間の保存性があるフライ加工食品とし、しかもコスト的に有利であり、食感を余り変化させなくて具材の変質も少ない長期保存性フライ加工食品の製造方法とすることである。
【解決手段】エビ、イカ、タコ、貝類などの食品を常圧で熱水に接触させて加熱し、次いで糖類液に浸漬し、その後、フライ処理することからなる長期保存性フライ加工食品の製造方法とする。脱油処理によりフライ油は食材組織内部から除去されるが、その際に糖類によって保護された食材組織が乾燥した状態になり、素材本来の食感は維持されつつ、長期保存が可能な長期保存性フライ加工食品が得られる。 (もっと読む)


【課題】 トランス酸が3重量%以下とし、実質的にはトランス酸をほとんど含有せずとも起泡前の液状クリームの状態で耐振性や耐熱性に優れ、起泡時には一定の時間内と適度な終点幅で良好な保型性を有すると共にシャープな口どけであって、ケーキ、パン等に使用時にも造花性が良く、表面の滑らかさ、光沢が悪化しない起泡性クリーム用油脂組成物を提供し、また、この油脂組成物を用いた起泡性クリームを提供することである。
【解決手段】 所定の構成脂肪酸を有するランダムエステル交換油脂(A)10〜50重量%と所定の構成脂肪酸のバランスが成立するランダムエステル交換油脂(B)50〜90重量%からなり、構成脂肪酸として炭素数22の飽和脂肪酸を2〜6重量%含有し、トランス型脂肪酸が3重量%以下である融点28〜38℃の起泡性クリーム用油脂組成物とする。 (もっと読む)


【課題】フライ乾燥が困難であった穀物類のような食品についても、フライ乾燥によって食感を改善し、また吸湿性を可及的に低く保って保存性をよくし、風味の長持ちするフライ乾燥食品とすることである。
【解決手段】加熱加圧されかつ圧力開放によって膨張されると共に乾燥した穀物などの膨化食品をフライ処理を完全に行わせるために再度吸湿させた後オイルフライによって乾燥したフライ乾燥食品とする。その製法として、食品素材を加熱加圧処理し、次いで圧力開放して水分を瞬間的に気化させ、このとき膨張されかつ乾燥した膨化食品をオイルフライによって乾燥させるフライ乾燥食品の製造方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】食品素材として広く利用できる芋類、豆類またはナッツ類を、フライ乾燥処理によって長期間の保存に耐えるように水分含量を充分に下げて乾燥させると共に、熱水による復元性を充分に確保できるようにし、しかも高温調理による香ばしい風味を持たせて、食品としての食感や外観においても優れたフライ乾燥処理食品とすることであり、また老人などでも容易に食することのできる柔らかい食品とし、さらにこの食品を可及的に簡単な工程で製造できるようにし、低コスト化できるフライ乾燥処理食品の製法とすることである。
【解決手段】食用の芋類、豆類およびナッツ類から選ばれる一種以上の植物貯蔵組織内の水分を肥大結晶化させることにより、この貯蔵組織内に隙間を生じさせ、または貯蔵組織の細胞内の氷晶により細胞膜を破壊して食品素材とし、この食品素材をフライ乾燥処理し、熱水復元性を有するフライ乾燥処理食品とする。その製造方法として、食品素材である植物貯蔵組織に、組織内で緩慢凍結による凍結を起こさせて組織内に隙間を生じさせまたは細胞膜を破壊し、次いでフライ乾燥することからなるフライ乾燥処理食品の製造方法とする。細胞や組織に油が浸透しやすくなり、フライ処理のときに加熱された油が細胞や組織の隅々まで効率よく作用する。熱水復元した際には、本来の芋類、豆類およびナッツ類を素材とするフライ乾燥処理食品の食感を充分に復元することができるものになる。 (もっと読む)


【課題】 パン本来の柔らかさをもち、口溶けの良い新規な食感を有するパンを製造するためのパン生地添加用油脂組成物およびそれを用いるパンの製造方法の提供。
【解決手段】 60℃での水に対する界面張力が15dyn/cm以下である、0.05〜10%の乳化剤を含有するパン生地添加用油脂組成物およびそれをパン生地に添加することを特徴とするパンの製造方法。 (もっと読む)


【課題】α−リポ酸を油性物質の抗酸化ないしは酸化防止に使用すること。
【解決手段】食用油脂、不飽和脂肪酸、カロテノイド、リン脂質および油溶性ビタミンから選ばれる油性物質であって、α−リポ酸の添加により抗酸化性を付与したことを特徴とする油性物質。 (もっと読む)


【課題】安定性の高いチオクト酸組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】(A)チオクト酸と(B)炭素数4〜14の脂肪酸単位を有する脂質成分とを混合してチオクト酸組成物を調製する。前記脂質成分(B)は、炭素数4〜14の脂肪酸単位を全脂肪酸単位中20重量%以上の割合で含有していてもよい。前記脂質成分(B)は、脂肪酸類、油脂、乳化剤などであってもよい。この組成物は、水に対する分散性を高めるため、さらに、炭素数15以上の脂肪酸単位を有する親水性乳化剤を含んでいてもよい。 (もっと読む)


【目的】 本発明は、冷蔵保存が長くなった成型冷蔵生地を用いてもフィッシュアイが現れない品質のよいパンを得ることを目的とする。
【構成】 冷蔵耐性酵母を用いてパン生地を製造する際に、油脂を融解し、これを混捏しながら急冷固化させて得られる油脂処理物を用いる。 (もっと読む)


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