説明

水谷ペイント株式会社により出願された特許

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【課題】シラン化合物を用いることなく、分散安定性、貯蔵安定性が高く、固形分濃度が高くても製膜性の高い水性分散体を得る。
【解決手段】ノニオン界面活性剤の存在下、無機又は有機粒子が水性媒体中に分散した系において、曇点以上の温度でビニル単量体を重合することによりコア−シェル構造の複合粒子を含む水性分散体を製造する。反応条件を調整することにより、コア−シェル複合粒子/ポリマー単独粒子/無機又は有機粒子の生成割合、ひいては塗膜の光沢をコントロール可能である。前記水性分散体は塗料組成物として有用である。 (もっと読む)


【課題】 光重合性組成物(艶消し粉体塗料など)を使用して得られる硬化塗膜の表面光沢(艶消しの程度)を簡単な操作で調整する。
【解決手段】 室温で固体の又は粘稠な光重合性組成物(例えば、艶消し剤などの充填剤を含有する光重合性組成物)で形成された塗膜(例えば、溶融コーティングによって形成された未硬化塗膜)に所定の照射エネルギー(G1)の活性光線(紫外線など)を照射して部分的に硬化させる予備硬化工程、塗膜を加熱する加熱工程、及び塗膜に所定の照射エネルギー(G2)の活性光線(紫外線など)を照射して硬化させる硬化工程により、基材の表面に塗膜を形成する。G1により、硬化塗膜の表面光沢を調整する。G1を大きくする程、硬化塗膜の表面光沢が低くなる。例えば、G1/G2は1/99〜3/70の範囲内で調整する。 (もっと読む)


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