説明

大福製紙株式会社により出願された特許

1 - 7 / 7


【課題】抄紙機の幅による制限を受けにくく、ガラス基板間に挿入されている状態から容易に除去することができる紙腰の強さを有するガラス用合紙を提供する
【解決手段】有機繊維を原料とし、ガラス基板間に挿入されるガラス用合紙であって、該ガラス用合紙の抄紙方向に対して直交する方向における撓み係数(以下の式に示す)が60以下であって、クレープ加工されていることを要する。撓み係数=100×密度(g/cm)/{破断弾性率(N/伸び率)×厚み(mm)} (もっと読む)


【課題】T/Y比が1以下の紙を傾斜ワイヤ抄紙機にて製造する。
【解決手段】少なくとも一種類の繊維の平均繊維長が2.0mm以上、かつ同繊維を20質量%以上含有する繊維原料を使用して、CSF濾水度500ml以上900ml以下に調整された紙料とする。この紙料から得られた紙料液を傾斜ワイヤにて抄紙する際にスラリー比を0.9以上1.2以下として湿紙を形成する。この湿紙に少なくとも一箇所で負のドローを掛けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】平板状ガラスと重ね合わせた状態における作業性が良好であるとともに、平板状ガラスの吸引を利用して搬送するに際して好適な合紙及びその製造方法を提供する。
【解決手段】合紙11は、セルロース系繊維を含有して構成された基材シート12の片面に、その片面の滑り性を抑制する滑り抑制層13が設けられて構成されている。この滑り抑制層13を設けることにより、同滑り抑制層13の形成する面の静摩擦係数は、平板状ガラス21を試験片とした測定において0.5以上となるように構成されている。さらに合紙11の透気抵抗度(ガーレー)は、100秒/100cc以下となるように構成されている。この合紙11は、滑り抑制層13に平板状ガラス21を重ね合わせて使用される。 (もっと読む)


【課題】捕集効率と圧力損失との良好なバランスを有して効果的に粒子を除去することができる液体濾過用フィルタ用紙及びその製造方法を提供する。
【解決手段】濾材層と支持体層とを備えた液体濾過用フィルタ用紙であって、前記濾材層は、前記濾材層のろ水度(CSF)が150〜350であるフィブリル化した割繊性アクリル繊維を40〜80質量%と、熱溶融性バインダー繊維を5〜20質量%とを含み、前記支持体層は、熱溶融性バインダー繊維を70質量%以上含み、かつろ水度(CSF)が750〜900であることを特徴とする。このため、濾材層にあっては割繊性フィブリル化繊維が主として形成される孔の大きさが均質なものとなり、捕集効率と圧力損失のバランスがとれたフィルタ用紙となる。 (もっと読む)


【課題】手漉きによる風合い等を発揮させるとともに肌触りや皮脂の取れ性に優れた脂取り紙を製造するための抄網構造体、抄紙用円筒シリンダ、抄網構造体を備えた抄紙機及び脂取り紙の製造方法を提供する。
【解決手段】抄紙用シリンダの周面上に設けられる抄網の構造体であって、同構造体は第1の抄網として5〜40メッシュからなる最上網15と、前記第1の抄網の下に重ねて配置される第2の抄網として60〜100メッシュからなる上網14とを有する。この抄網の構造体を、5〜40メッシュの下網13が張られたシリンダモールドの上に張り重ねて抄紙用円筒シリンダとし、この円筒シリンダを備えた抄紙機を用いて脂取り紙用の原紙を抄紙する。抄紙後に原紙を乾燥させ、更に箔打ち或いはスーパーキャレンダー加工等による高密度化処理を行った後に裁断、製本して製品としての脂取り紙を得る。 (もっと読む)


【課題】 カールが生じにくい紙を抄紙する円筒シリンダを提供する。
【解決手段】 円網抄紙機の円筒シリンダの基本骨格を構成するシリンダモールド20はその外周縁に円筒シリンダの中心軸21の配置方向に平行な板状の整流板24を多数有している。整流板24は円筒シリンダとほぼ同じ長さの長尺状かつ細幅の板材であり、平板リング25に内接して配置され、整流板24の板幅方向はシリンダモールド20の半径方向に向き、かつ整流板24の外周側に位置する辺が内周側に位置する辺に対して円筒シリンダの回転方向(図中反時計周り)側に位置するように斜めの角度をもってシリンダモールド20に固定されている。この整流板24を備えた円筒シリンダにより抄紙時の紙料液(白水)の流入抵抗が少なくなり、抄網上に形成される湿紙の表裏の繊維配向性の差が少なくなってカールが生じにくくなる。 (もっと読む)



1 - 7 / 7