説明

天龍化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】容器6に被嵌・装着されるキャップ本体2と,これにヒンジ4,5を介して連結される蓋体3とから成るヒンジキャップ1において,このヒンジキャップを,前記容器から分別することを容易にする。
【解決手段】前記キャップ本体2のうち容器に被嵌する外筒体8には,その円周方向に延びる周弱化線24,25を設けることに加えて,当該外筒体のうち前記ヒンジの左右両側に隣接する部分に前記周弱化線から外筒体の下端にまで延びる縦弱化線22,23を設けて,前記外筒体のうち前記ヒンジと反対側において前記周弱化線と両縦弱化線とで囲まれた部分を,前記外筒体から切り取り分離できる分別片26に構成し,この分別片のうち前記ヒンジ側の両端に,摘まみ片27を設ける。 (もっと読む)


【課題】注出口の内部に逆止弁を設けた容器において,内容物の充填の容易性を損なうことなく,逆止弁の設計の自由性を向上させる。
【解決手段】容器本体1は袋であり,袋1に注出口2を溶着している。逆止弁6の外周にはフランジ8を一体に設けており,フランジ8は,注出口2に設けた支持用突起10で落下不能に支持され,シールリング13で上から押さえられている。シールリング13は,注出口2に設けた抜け止め用突起12で抜け不能に保持されている。逆止弁6とシールリング13とは,上から(外側から)の挿入によって注出口2に取り付けられる。従って,内容物の充填後に装着することが可能であり,その結果,内容物の充填の容易性が確保される。逆止弁6は注出口2の内部に全体を隠すことが可能であるため,例えば人が内容物を口で吸引するにおいて逆止弁6が舌先に触れて違和感を感じることはない。 (もっと読む)


【課題】封緘機能等を向上したヒンジキャップ方式蓋装置を提供する。
【解決手段】蓋装置は本体1とキャップ2とで構成されている。前記本体1又は前記キャップ2のうち一方には,当該一方から他方に向かって突出する連結片16が一体に設けられ,この連結片16の先端は,他方に固着されており,更に,前記連結片16は,前記キャップ2のタブ15を押し上げたときに,その途中で千切れるか,他方に固着した部分が外れるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】蓋装置をフィルム製の封緘体で覆った状態で出荷することを、充填設備はそのままで可能ならしめる。
【手段】蓋装置1は本体2とキャップ3とを有しており、本体2はキャップ3の下方において半径外側に露出している。本体2は強制嵌合(打栓)によってボトルの口部に取付けられる。蓋装置1の外周の全体が封緘体16で覆われている。封緘体16は、上リング部16aと下リング部16bとで蓋装置1に上下離脱不能に保持されており、引き裂きのための摘まみ片とミシン線とを有している。封緘体16は、蓋装置1を容器の口部に取り付ける前の段階で予め蓋装置1に取付けられている。従って、既存の充填設備にそのまま適用できる。 (もっと読む)


【課題】封緘機能が向上したヒンジキャップ方式蓋装置を提供する。
【解決手段】蓋装置は本体1とキャップ2とで構成されている。キャップ2はヒンジ3,4で本体1に繋がっており、キャップ2の自由端に設けたタブ15を係合部18で囲うことで封緘されている。係合部18は上カバー19と囲い壁20とを有しており、囲い壁20は左右のブリッジ部22を介して本体1に繋がっている。上カバー19はタブ15の付け根まで延びており、囲い壁20はブリッジ部22よりも下方に突出している。上カバー19を引き起こしてタブ15にアクセスすることが困難であるため、封緘機能に優れている。 (もっと読む)


【課題】スパウト付きパウチ容器において、内容物の流動性が極めて低くてもスパウトから確実に押し出すことを容易に実現する。
【解決手段】スパウト3は、袋体2に熱溶された固着部12と、袋体2の外に位置した露出部11より成っており、露出部11にはキャップ14がねじ込まれている。スパウト3は、低密度ポリエチレン樹脂とオレフィン系エラストマー樹脂との混合物を原料にしており、この混合物を成形機に投入して成形される。オレフィン系エラストマーが発泡・架橋することでスパウト3に大きな柔軟性が付与される。従って、スパウト3は人が指で偏平状に潰すことが可能であり、その結果、内部に溜まった内容物を残らず押し出すことができる。 (もっと読む)


【課題】シンプルな構造でありながら注出装置の姿勢保持性に優れたパウチ容器を提供する。
【手段】パウチ容器は袋体1の上端部に注出装置2を取り付けた構成になっており、袋体1は表裏シート3,4と底シート5とから成っていて自立性を有する。表裏シート3,4の内面に、注出装置2の真下から下方に延びる細長い補強体12を溶着している。袋体1は内容物を充填すると下に行くほど大きく膨らんでおり、このため前後方向の外力に対する曲げ強度は下に行くほど大きくなっている。補強体12は袋体1のうち剛性(保形性)が高い下寄り部位から立ち上がっているため、袋体1の左右中間部に設けただけであっても高い補強機能を発揮する。人が袋体1を掴むに際して補強体12が邪魔になることもない。 (もっと読む)


【課題】
ピルファルーフ機能を備えた合成樹脂製キャップにおいて、分別容易性を損なうことなく瓶口に対する高い嵌合強度を確保する。
【解決手段】
ねじ蓋3におけるスカート部25bの下端にはブリッジ28を介してリング部29が連設されており、本体2の外筒部5に本体ラチェット23を設け、ねじ蓋3のリング部29にリングラチェット31を設けている。ねじ蓋3をねじ戻すと本体ラチェット23及びリングラチェット31によりリング部29を回転不能に保持してブリッジ28が千切れる。更に、本体2の外筒部5には、タブ18の引っ張りによって当該外筒部5を引き裂くための弱化線19が形成されている。 (もっと読む)


【課題】シール材の包装に供される射出成形法製カートリッジにおいて、コストをできるだけ抑制しつつ必要なガスバリア性(透湿遮蔽性)を確保する。
【手段】樹脂材料として、結晶核剤が配合された高密度ポリエチレンを使用する。結晶核剤の添加によって密度が高くなるため、新たなグレードの材料を模索することなくカートリッジ1の透湿度を低くできる。これにより、変性シリコーン系シール材に対処できる。反応性が極めて高いシール材の包装に使用する場合は、胴部3にアルミ箔11を巻いて対処する。肩板部4はゲートに近くて密度が高いため、肉厚を厚くする程度の対策で対処可能である。 (もっと読む)


【課題】パウチ容器を自立姿勢に保持する保持具において、パウチ容器の内容物の注ぎ出し及び絞り出し(押し出し)も容易ならしめる。
【手段】保持具は腰の強い樹脂シートから成っており、サイド折り目部14を介して連続した表裏シート12,13を有している。表裏シート12,13の他側部は接着手段16で一体に固定されている。保持具の上端はフラップ17によって封止されており、閉塞部19に袋体1の注出具2に嵌まり込む逃がし穴19を形成している。閉塞部19のうち逃がし穴19の左右両側の部分は、パウチ容器における注出具本体5のフランジに下方から当接するストッパー部21になっている。保持具は左右両側部に指を当てることでしっかりと把持することができ、また、表裏シート12,13に指を当てることで内容物をしっかり押し出すことができる。 (もっと読む)


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