説明

東京電設サービス株式会社により出願された特許

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【課題】鉄、ニッケル、コバルトあるいはこれらの強磁性体元素を含む合金からなる鋼管内部に生じた腐食や侵食などによる劣化を正確に検出し、部材内面の広範囲に及ぶ劣化部位、局部的変化がなく一様または面状に劣化しているもの、亀裂や陥没がほとんどない軽微な腐食劣化などにおいても、高精度で定量的に劣化検出ができる方法と装置を提供する。
【解決手段】強磁性体合金あるいは強磁性体元素を含む合金からなる鋼管に配設した励磁手段に励磁電流を流して磁気飽和の状態として透磁率を略均一化した状態において、前記鋼管に透過磁束を発生させ、前記鋼管に巻回して配設した検出手段により所定位置における誘導電圧を検出し、鋼管と同一または同等の鋼管から、鋼管断面積と誘導電圧との関係データを含む基準情報を取得してそれを保有し、検出された誘導電圧と基準情報とを比較することにより鋼管の断面積を取得して、鋼管内面の劣化を検知することを特徴とする。 (もっと読む)


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