説明

株式会社タンガロイにより出願された特許

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【課題】
近年、切削加工の高能率化とともに、被覆切削チップは、高速、高送り、高切り込みという過酷な切削条件で使用され、被加工物の難削材化も進んでいる。こうした過酷な切削条件で切削加工または難削材の切削加工を行うと溶着を起こしやすい。そこで、本発明は溶着を起こしにくく耐欠損性に優れた被覆切削チップの提供を目的とする。
【解決手段】
硬質材料からなる切削チップ基材と、その表面に被覆された厚さ3〜30μmの被覆層とから構成され、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層表面の基準長さ5μmに対する算術平均粗さRaは0.15μm以下であり、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層に存在するクラックの幅は0.10μm以下である被覆切削チップは、耐溶着性、耐欠損性に優れる。 (もっと読む)


【課題】近年、切削工程における高能率化、省人化の要求の高まりとともに、高速切削にシフトしている。そこで、従来よりも長寿命の窒化珪素焼結体切削工具および被覆窒化珪素焼結体切削工具の提供を目的とする。
【解決手段】Y23:1.2〜1.8重量%と、Al23:0.3〜0.8重量%と、Si34:残りとからなり、鋳鉄との摩擦係数は0.6以下であり、熱伝導率は40W/mK以上である窒化珪素焼結体切削工具およびその表面に被膜を被覆した被覆窒化珪素焼結体切削工具は、鋳鉄の高速切削において、従来の窒化珪素焼結体切削工具よりも長寿命を実現する。 (もっと読む)


【目的】工具本体の剛性を低下させることなく工具本体の重量を軽減するとともに、風切り音を抑制した回転切削工具を提供する。
【構成】本発明の回転切削工具(1)は、回転中心軸線(O)回りに回転する工具本体(10)の先端外周部に複数の切れ刃チップ(20)が略等間隔に装着され、前記切れ刃チップ(20)の該工具本体(10)の回転方向(K)前方側を向くすくい面前方に切りくずポケット(12)が設けられ、さらに、該工具本体の先端面(10a)の前記切れ刃チップ(20)よりも該工具本体(10)の径方向内側には、前記切りくずポケット(12)以外に少なくとも1つの凹部(14)が設けられている。 (もっと読む)


【目的】 鋼材の粗・中仕上げ加工で、工具の信頼性を高めた正面フライス用インサ−トを提供すること。
【構成】 略正方形板状のインサ−ト1は、その切削コ−ナに正面切れ刃稜2、副切れ刃稜3及び主切れ刃稜4がそれぞれ形成されている。この正面切れ刃稜2には、仕上げ面粗さの関係から、角度ホ−ニング5が施される。前記副切れ刃稜3及び主切れ刃稜4には、耐チッピング性、耐欠損性の関係から、軟鋼の粗・中仕上げ加工として円弧状ホ−ニングR、合金鋼の粗・中仕上げ加工として複合ホ−ニングS及びダイス鋼の粗・中仕上げ加工として曲面状ホ−ニングPが施される。 (もっと読む)



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