説明

日本カーボン株式会社により出願された特許

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【課題】賦活時にミクロポアが選択的に生成されず、高い静電容量を発現する活性炭を高い収率で得る。
【解決手段】カーボンブラックと軟化点が110 ℃のバインダーピッチを重量比1 : 0.5で加熱混合し、窒素雰囲気中750 ℃で焼成後、バッチ式ロータリーキルン炉で、水蒸気雰囲気中、900 ℃ で1時間賦活処理をした。得られた活性炭の平均粒径D50は10.3 μm、Dtopは54.6 μmであり、BET法による比表面積は435 m2-1、ミクロポア比表面積は329 m2 g-1、ミクロポア容積は0.132
cm3 g-1であった。これにより高い静電容量のキャパシタ用活性炭が高い収率で得られる。 (もっと読む)


【課題】高出力特性や長寿命性に優れ、HEV等の用途に好適な負極材を低コストで得る。
【解決手段】平均粒径が3〜20μm、熱膨張率が0.95〜6.50×10/である800〜1500℃で仮焼したコークス粉末と石油系もしくは石炭系重質油を400〜500℃でコークス化した平均粒径が3〜20μmの生コークスの混合粉末100重量部に光学的等方性ピッチを10〜30重量部加え、加熱混合、800〜1300℃で焼成して得た炭素粉末であるリチウムイオン二次電池用負極活物質である。 (もっと読む)


【課題】単位体積当たりの放電容量が高く、初期充放電時の容量ロスが小さく、しかも、急速充放電性に優れるリチウムイオン二次電池用負極を提供する。
【解決手段】球形に賦形した天然黒鉛100重量部にカーボンブラック2〜50重量部とピッチを加えて混捏し、非酸化性雰囲気下1000℃で焼成して表面にカーボンブラックによる微小突起を形成し、BET比表面積3.39の概略球形の黒鉛粒子を得た。微小突起によって導電性ネットワークが多数、複雑に構築されて負極の電気抵抗が低くなり、急速充放電、及びパワー特性が優れたものとなり、電極密度を高くすることができ、放電容量保持率の低下が小さいサイクル特性の優れたリチウムイオン二次電池が得られる。 (もっと読む)


【課題】電極密度が高く、電解液の浸透性に優れ、容量損失が少なく、サイクル性能の高いリチウムイオン二次電池用の負極活物質を提供する。
【解決手段】つぶれ易さが同等で形状の異なる2種の黒鉛粉末A,Bの混合物で、重量混合比がA=20〜80%、B=20〜80%、A+B=100%で、A:鱗片状天然黒鉛とバインダーピッチを焼成して黒鉛化したもので、プレス圧P(MPa)と電極密度D(g/cm3)の関係がプレス圧30〜150MPaの範囲内でD=0.003〜0.007P、タップ密度が0.4〜0.9g/cm3、吸油量50〜90ml/100g、円形度が0.91未満の黒鉛粉末。B:球状天然黒鉛をピッチで被覆、含浸後、焼成して黒鉛化したもので、プレス圧P(MPa)と電極密度D(g/cm3)の関係が、D=0.003〜0.007P、タップ密度が0.9〜1.4g/cm3、吸油量30〜45ml/100g、円形度0.91以上の黒鉛粉末で、図のサイクル特性が得られた。 (もっと読む)


【課題】繊維で強化されており、成形、乾燥された際に、弾塑性破壊靱性が大幅に改良され、耐熱衝撃性に優れた繊維強化複合耐火物成形体を提供する。
【解決手段】少なくともSiCを含む不定形耐火調合物に、主成分にSiCを50%以上含み、長さ10mm〜100mm、繊維直径5μm〜25μmのSiC系無機繊維複数本からなる繊維束を有機系結合剤を用いて束ねたSiC繊維チョップを当該不定形耐火調合物の0.1乃至3重量%混合し、水を加えて混練した後、乾燥、固化させて得た、骨材部と結合部とからなり、骨材部に少なくともSiCを含み、結合部が水和反応によって構成され、主成分にSiCを50%以上含み、繊維直径5μm〜25μm、繊維長50μm〜2,000μm、アスペクト比5乃至200であるSiC系無機繊維からなるモノフィラメントが前記結合部に分散している炭化ケイ素系繊維分散強化複合耐火物成形体。 (もっと読む)


【課題】 急速な充放電が可能で、高出力特性に優れ、HEV等の用途に好適で、しかも高エネルギ−密度の負極材を提供する。
【解決手段】
平均粒径D50が、5〜15μm、熱膨張率が0.95〜1.50×10−6/℃である900〜1500℃でか焼されたニ−ドルコ−クス粉末100重量部に光学的等方性ピッチを10〜25重量部加えて加熱混合し、900〜1300℃で焼成、解砕、篩い通しして炭素粉末を得る。この炭素粉末の表面にはR値(I/I)が0.7〜1.0の厚さ0.05〜0.2μmの炭素皮膜が形成され、炭素粉末の平均粒径D50が5〜20μmであり、X線広角回折で得られる結晶面の面間隔d002が0.340〜0.360nmであり、急速充放電が可能で、高出力特性に優れている。 (もっと読む)


【課題】急速充放電に優れ、高入出力特性を有し、かつ高エネルギー密度のリチウムイオン二次電池用負極活物質を提供する。
【解決手段】黒鉛質粉末、低結晶炭素粉末、カーボンブラック及びバインダーの四種の混合物、もしくは黒鉛質粉末、カーボンブラック及びバインダーの三種の混合物を800℃以下で焼成して粉砕し、900〜1500℃で再焼成するか、もしくは混合物を900〜1500℃で焼成して解砕もしくは粉砕することにより得られるリチウムイオン二次電池用負極活物質であり、黒鉛質部分と低結晶炭素部分及びカーボンブラック部分とからなり、黒鉛質部分の割合が5〜90重量%であるリチウムイオン二次電池用負極活物質であり、放電特性、急速放電・充電特性ともに改善された。 (もっと読む)


【課題】急速な充放電が可能で、高出力特性に優れ、HEV等の用途に好適で、しかも高エネルギー密度の負極材を提供する。
【解決手段】波長514.5nmのアルゴンレーザーラマン光を用いたラマンスペクトル分光分析において、1600cm-1付近、及び1580cm-1付近にピークを有するGバンドの複合ピークとDバンドの1380cm-1付近に少なくとも1つのピークを有し、X線広角回折で得られる結晶面の面間隔d002が0.335〜0.337nmである多相構造を有する粉末状の炭素材からなり、炭素材は、天然黒鉛を球状に賦形した母材にピッチとカーボンブラックの混合物を含浸・被覆して900℃〜1500℃で焼成して得た、表面に微小突起を有する概略球形の黒鉛粒子(A)と、ピッチとカーボンブラックの混合物を900℃〜1500℃で焼成した後、粉砕、整粒して得た炭素質粒子(B)の混合物である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維フェルトからなる炭素繊維断熱材の剛性を高めて施工性を高め、発塵性を低減して作業者の健康被害を抑制し、かつ、熱伝導率が低く放散熱量が少ないエネルギー効率の高い断熱材を提供する。
【解決手段】レーヨンの短繊維チョップをカードで開繊し、ニードルパンチで厚さ10mm、嵩密度0.09g/cm3の炭素繊維フェルトSを得た。100重量部の炭素繊維フェルトSに対して30重量部のフェノール樹脂を含浸させた樹脂含浸炭素繊維フェルトRを3層、炭素繊維フェルトSを5層、更に、樹脂含浸炭素繊維フェルトRを2層の合計10層を積層し、熱圧プレスによって150℃で1時間加圧し、厚さ50mmに成形した成形体を窒素雰囲気で1800℃で焼成して嵩密度0.12g/cm3、熱伝導率が0.242W/mKであり、自立性可能で施工性が良好であり、5μm以下の塵の発塵量が1400個/ft3の炭素繊維断熱材1を得た。 (もっと読む)


【課題】黒鉛材に金属珪素または珪素合金微粉を複合させた負極材のサイクル特性を向上させる。
【解決手段】黒鉛質粉末、炭素、金属珪素の微粉末あるいはこれとカーボンブラックの混合物を混合し、焼成して得た母材に炭素前駆体、あるいは炭素前駆体とカーボンブラックの混合物を被覆し、最終的に900℃〜1100℃で焼成することによって、コアが黒鉛1からなる概略球形の粒子、あるいは表面に炭素の微小突起が形成された概略球形の粒子であるリチウムイオン二次電池用負極活物質が得られる。 (もっと読む)


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