説明

浜松光電株式会社により出願された特許

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【課題】静磁界からMHzの周波数帯域において磁界の強さと方向を高精度に検出し、小型で安価で簡単な回路で実現できる磁界プローブを提供すること。
【解決手段】空間の磁界の強度と方向を検出する磁界プローブであって、異方性磁気抵抗素子が複数形成された基板と永久磁石とを具備したセンサと、導電率の高い素材で被われている配線部を備えた前記センサを固定するためのセンサ固定基板とからなることを特徴とするものであり、前記センサは、前記永久磁石の磁極面に平行な基板上に、前記永久磁石の磁極面の磁気的中心を原点としてX軸及びY軸上の原点から同一距離の位置に4つの領域を形成し、この各々の領域に対して、互いの延伸する方向が成す角度が垂直でかつ軸線と45°(又は135°)の角度をなす方向に延伸した2つの異方性磁気抵抗素子を隣接させて形成して、合計8つの異方性磁気抵抗素子で構成する。 (もっと読む)


【課題】個々の特性ばらつき、固定する実装基板上での配置精度、配線接続による問題等を解消し、また低磁界に感度のある磁気センサ組成を用いることで安価な検出磁石が利用できる磁気式座標位置検出を提供すること。
【解決手段】磁気センサは、基板(センサ内基板)上に形成された複数の異方性磁気抵抗素子とバイアス磁石とを備えてパッケージされ、移動磁石とバイアス磁石は、移動磁石の移動する平面に対して垂直な方向に着磁され、かつ互いに対抗する面が同極に着磁されてなり、前記磁気センサは、バイアス磁石の磁極面に平行な基板上に、バイアス磁石の磁極面の磁気的中心を原点としてX軸及びY軸上の原点から同一距離の位置に4つの領域を形成し、この各々の領域に対して、軸線と45°(又は135°)の角度をなす方向に延伸した異方性磁気抵抗素子をそれぞれ形成して、合計4つの異方性磁気抵抗素子から構成した。 (もっと読む)


【課題】分解能と精度を損なうことなく耐久性を向上させ、小型化し、多様化するクリック感に対応できる複合操作検出装置を提供すること。
【解決手段】ハウジングに遊嵌された操作軸の回転運動とスラスト運動を検出するための複合操作検出装置であって、前記ハウジング内部における前記操作軸の略先端部分に、円盤状に形成された外周面に当該操作軸と平行に略同一間隔で分極する多極着磁部を有する第一磁石を設け、前記ハウジング内部の前記第一磁石の磁極面と一定の空隙を隔てて対向した位置に、前記多極着磁部の極間距離と略同じ極間距離である第二磁石と、回転運動に伴う信号を得るためのホール素子とをそれぞれ設け、かつ、前記ハウジング内部における前記操作軸の軸方向の延長部分に、スラスト運動を検出するためのスイッチを設けた。 (もっと読む)


【課題】強磁性体磁気抵抗素子により、単純な直流電圧の印加で磁性体量に比例した信号を検知できる安価な紙葉類の磁気センサを提供すること。
【解決手段】磁性体等の検出物の移動による微弱な磁束の変化を検出する磁気センサにおいて、線状若しくは略並行に折り返された形状の強磁性体薄膜磁気抵抗素子を少なくとも1個以上配置した基板と、前記強磁性体薄膜磁気抵抗素子にバイアス磁界を加える永久磁石とからなり、前記永久磁石による検出用磁界が同時に付与する前記強磁性体薄膜磁気抵抗素子の感磁方向のバイアス磁界強度が飽和磁界以下の磁束量となるように前記永久磁石の位置を調整して配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強磁性体磁気抵抗素子により、単純な直流電圧の印加で磁性体量に比例した信号を検知できる安価な紙葉類の磁気センサを提供すること。
【解決手段】磁性体等の検出物の移動による微弱な磁束の変化を検出する磁気センサにおいて、線状若しくは略並行に折り返された形状の強磁性体薄膜磁気抵抗素子を少なくとも1個以上配置した基板と、前記強磁性体薄膜磁気抵抗素子にバイアス磁界を加える永久磁石とからなり、前記永久磁石による検出用磁界が同時に付与する前記強磁性体薄膜磁気抵抗素子の感磁方向のバイアス磁界強度が飽和磁界以下の磁束量となるように前記永久磁石の位置を調整して配置したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】センサが若干斜めになっても導体からのプラス電流とマイナス電流のそれぞれにおける差動出力に電位の違いが生じず、かつ、感度が低下することのない電流センサを提供すること。
【解決手段】磁気抵抗素子を用いた検出部と永久磁石とによって導体を流れる電流から発生する磁界を検出してなる電流センサにおいて、前記永久磁石は、磁極面が前記検出部の磁気抵抗素子を配置する面と平行となるように配置し、前記検出部は、互いの延伸方向が90°の角度もった2つの磁気抵抗素子を対とし、永久磁石の磁気ベクトルが逆方向に印加されるように永久磁石の磁極面の磁気的中心軸から対称となる位置に1対ずつ計2対を配置し、かつ全ての磁気抵抗素子の延伸方向が永久磁石の磁気ベクトルに対して45°の角度をなすように配置し、2対の間で同一方向に延伸するエレメントを結線して1組のフルブリッジの等価回路を構成した。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で安価且つ低消費電力であり且つ応答性の高い回転角度センサを提供する。
【解決手段】磁界発生部材18の相対回転に伴って発生させられた相互の位相差が90度である一対の第1ブリッジ出力信号Xおよび第2ブリッジ出力信号Yの絶対値である|X|および|Y|をそれぞれ算出するとともにそれらの加算値|X|+|Y|を算出し、その加算値|X|+|Y|に基づいて前記三角波出力信号Sの振幅を予め設定された基準電圧値eiとしてその三角波出力信号Sの波形を整形することから、波形整形された一定振幅の正確な三角波出力信号Sが出力されるので、その三角波出力信号Sから磁界発生部材の回転角を、複雑な三角関数式を用いないで比較的簡単な一次式により算出できる。したがって、正弦波が出力される従来の回転角度センサに比較して、構造が簡単となるので安価且つ低消費電力となるとともに、応答性が高い回転角度センサが得られる。 (もっと読む)


【課題】磁界発生部材との間の相対変位に基づいてその相対変位を示す複数の周期信号を出力できる小型な磁気センサを提供する。
【解決手段】磁気センサ素子22は、共通の基板28上に固着された、軟磁性材料からなり且つ所定の間隙を介して配置された一対の薄膜ヨーク30、32と、その一対の薄膜ヨーク30、32間の間隙においてその一対の薄膜ヨーク30、32を電気的に接続するように形成されたGMR膜34とから成る磁気抵抗素子26を複数個備えている。それら複数個の磁気抵抗素子26は、個々に異なる磁化方向を予め与える強磁性層(固定層)を備える必要がない。このため、共通の基板28上において薄膜ヨーク30、32、GMR膜34、電気配線を共通の薄膜形成およびホトリソグラフィーを用いて同時に複数の磁気抵抗素子26を一体的に構成することができ、集積化により一層小型化することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
信号磁石の1回転で1周期となりかつ1/4周期の位相差を持つ余弦波と正弦波を出力することが可能な磁気抵抗素子からなる磁気センサを提供すること。
【解決手段】
4つの磁気抵抗素子のうち2つの磁気抵抗素子は、取付面上の中心点を通る一方の中心線上であってかつ中心点に対して対称の位置にそれぞれ配置すると共に一方の中心線に対して略45°(又は135°)の角度となる同一方向に延伸させて構成し、残りの2つの磁気抵抗素子は、一方の中心線に対して垂直であると共に中心点を通る他方の中心線上であってかつ中心点に対して対称の位置にそれぞれ配置すると共に他方の中心線に対して略45°(又は135°)の角度となる同一方向に延伸させて構成し、中心点に対して向かい合う2つの磁気抵抗素子を1組として計2組でそれぞれハーフブリッジ回路に接続すると共に、磁石の磁極面の磁気的中心と取付面上の中心点とが重なるように位置決めをした。 (もっと読む)


【課題】
小型でかつ特性の向上を可能にした磁気検出装置及びこの装置を用いた磁気検出方法を提供すること。
【解決手段】
磁石の磁極面と略平行な取付面に2つの磁気抵抗素子を設け、前記磁石とこの磁石の磁極面に対向する検出対象物との相対的運動により生じる磁気ベクトルの変化を検出するようにした磁気検出装置において、前記取付面上に、磁気的中心を通る任意の磁気的中心軸を設定し、前記2つの磁気抵抗素子を前記磁気的中心軸の両側の対称となる位置にそれぞれ1つずつ配置し、この2つの磁気抵抗素子は、互いの感磁方向が磁気的中心軸に対して略45°の角度となる同一方向に延伸させて設け、これら2つの磁気抵抗素子を用いてハーフブリッジの等価回路を構成した。 (もっと読む)


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