説明

富士精工株式会社により出願された特許

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【課題】工具授受の制御が簡単であり、工具の構成を簡易にすることができる工具授受システムを提供する。
【解決手段】第1工具保持装置と第2工具保持装置とを含み、それら両工具保持装置が相対移動させられることにより工具の授受を行う工具授受システムにおいて、第1工具保持装置を、第1工具保持部材と、クランプスリーブを備えたクランプ機構とを含むものとする一方、第2工具保持装置を、第2工具保持装置本体392,第2工具保持部材394,スプリング412およびクランプスリーブ制御装置を含むものとする。クランプスリーブ制御装置を係合スリーブ420とスプリング424と可動係合部材制御装置とを含み、可動係合部材制御装置が第2工具保持部材の運動を増速レバー432により増速して係合スリーブ420の運動に変換する運動変換機構を備えたものとする。 (もっと読む)


【課題】加工穴の位置精度および加工径精度を高めることの可能なバニシングドリルリーマを提供する。
【解決手段】シャンク2に連なるドリル本体3に形成されたウェブの径外側に、軸方向から見て略扇状の3個の枝部7が軸方向に延びて形成される。この3個の枝部7のそれぞれ回転方向後方に、3個の分岐枝8が軸方向に延びて形成される。3個の枝部7の軸方向前端に3枚のドリル刃11が形成される。3個の分岐枝8の軸方向前端に3枚のリーマ刃12が形成される。このリーマ刃12の径方向最外端から連なる3枚の案内面14が分岐枝の径方向外側に形成される。穴あけ加工を行う際、3枚のドリル刃11がバニシングドリルリーマ1を回転方向に位相の異なる三方から支持するので、バニシングドリルリーマ1に作用する応力が均衡し、軸ブレが抑制される。この状態で、3枚のリーマ刃12により穴の内壁に精密な仕上げ加工が行なわれる。 (もっと読む)


【課題】より実用的な加工工具ホルダを得る。
【解決手段】ホルダ本体20により回転軸30,50を互に直交する回転軸軸線まわりに回転可能に支持し、回転軸50の先端部に回転加工工具を保持させる。ホルダ本体20に3つの支持ロッド154を回転軸30の回転軸軸線と平行な方向に移動可能に設け、L字形レバー170をエアシリンダ,スプリングを含む駆動装置により回動させ、支持ロッド154を進退させる。加工工具ホルダの主軸10への取付時に支持ロッド154が前進して主軸頭12の突当ブロック230に当接し、ホルダ本体20を支持する。L字形レバー170の係合面176の回動方向と、係合面176と支持ロッド154の後端面178との接触部に対する接平面との成す角を10度以下とし、L字形レバー170と支持ロッド154とを面176,178間の摩擦力によりデッドロック状態とし、支持ロッド154がホルダ本体20を支持する状態に保つ。 (もっと読む)


【課題】より実用的なバルブシート加工工具を得る。
【解決手段】二点鎖線で示すように、リーマホルダ28を加工時における前進端位置より前方の着脱時位置へ前進させ、非円形の嵌合部256の非円形の嵌合穴96への嵌合により主体部26に対する相対回転を防止するとともに、フック340のV溝310への嵌入により軸方向の相対移動を防止する。作業者は主体部26,リーマホルダ28を一体的に回転させ、主軸32,リーマ軸232との軸方向の係合を解除してそれらから取り外し、工作機械外においてリーマホルダ28の主体部26からの取外し,取付けを行う。そのため、加工を中断することなく、リーマ262のリーマブッシュ194からの抜き出し,挿入作業を、リーマ262の刃先が損傷しないように慎重に行うことができる。作業者は、主体部26,リーマホルダ28を一体の組付体とした状態で主軸32,リーマ軸232に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】より実用的なチャックを得る。
【解決手段】本体12に、中心軸線まわりに放射状に広がる6つのガイド溝と、前端側ほど中心軸線に接近する向きに傾斜した6つのガイド面140とを含むガイド部14を設け、クランプ爪80を移動可能に嵌合する。本体部材20内にピストン部材160,204を液密かつ摺動可能に嵌合し、各小径部166,ピストン部206の後方に液室168,218を形成して接続通路250により接続し、クランプ爪80をピストン部材160に、中心軸線に接近離間可能にかつ中心軸線に平行な方向の力の伝達可能に係合させる。ドローバー240がピストン部材204を後退させ、液室218内の作動液の液室168への流入によりピストン部材160が前進し、クランプ爪80が加工工具を把持する。ドローバー240への前進方向の力の作用によりピストン部材160がスプリング190により付勢されて後退し、クランプ爪80が開く。 (もっと読む)


【課題】従来のコレットホルダとは異なる原理で被保持物の振れを修正するコレットホルダを提供する。
【解決手段】ホルダ本体10のフランジ部16の周方向に隔たった3箇所のうち、2箇所に位置調整駒92を半径方向に移動可能に嵌合し、調整ねじ機構156によりホルダ本体に対する半径方向の位置を調整し、1個所に押付ピン94を半径方向に移動可能に嵌合するとともに皿ばね182によりコレット74の円筒部80に向かって付勢し、カラー96を介して円筒部80を位置調整駒92に押し付ける。コレット74にマスタバーを保持させ、その先端部の主軸12の軸線に対する振れを取得し、振れがなくるように位置調整駒92の位置を調整する。それにより、コレット74は、その外周テーパ面76とホルダ本体10の内周テーパ面52との嵌合部を支点として回動し、被保持物の先端部の振れが修正される。 (もっと読む)


【課題】ドリルリーマによる加工能率を向上させる。
【解決手段】ボデー12に回転軸線に平行に1対ずつのドリル溝14,リーマ溝16,逃げ溝18を形成し、ドリルランド20,案内ランド22,リーマランド24を1対ずつ設ける。ドリルランド20にドリル切れ刃40,リーディングエッジ46を形成し、ドリルランド20の外周部にリーディングエッジ46の回転方向後方側の部分を残して平取りを施し、マージン48を形成する。リーマランド24にリーマ切れ刃54を形成し、ドリル刃44による下穴の形成に続いてリーマ刃56に下穴内周面を仕上げ切削させる。1対のマージン48によるドリルリーマの支持,案内、ねじり角の大きいリーマ刃56による切削,案内ランド22の外周面が構成する案内面60の案内によりドリル食付き時の安定性,良好な仕上げ面粗さ,芯ずれ防止効果が得られ、加工精度を確保しつつドリルリーマの送り速度を高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】被加工物の形状を問わず、下穴の内周面を精度良く加工することが可能な中ぐり加工工具を提供する。
【解決手段】工具本体30の回転軸線Ptのまわりに180度の位相差を有する2つの位置に刃具保持部50,52を設け、刃具保持部52を刃具保持部50より先端側の端28に近い位置に設けて、同じ構成の刃先位置調整装置108,128が保持する同じ形状,寸法のチップ88,90の刃先106より刃先122を端28に近い位置に位置させ、刃先122の回転軸線Ptからの距離を刃先106より小さく調整する。チップ88,90は回転軸線Ptに平行な方向における切削と加工代とを分担し、各切削抵抗の方向が逆であり、下穴18の周壁の全体としての変位,弾性変形等が抑制される。加工終了後、工具を刃先106から刃先122に向かう向きに移動させて刃先106,122を加工後の内周面から離間させ、内周面に接触させることなく抜け出させる。 (もっと読む)


【課題】チップの寿命を長くする。
【解決手段】チップ12は、概して直方体を成したものであり、主平面20を含む第1平面が正方形であり、側平面24を含む第2平面が長方形である。切欠コーナ32はコーナの一部が切りかかれることによって形成される。チップ12は、側平面24がすくい面とされ、側平面24と主平面20との交線が主切刃51とされ、切欠コーナ32の切欠面100が副逃げ面とされる。平面視における副逃げ面100の切削方向に直交する方向に対する角度がラジアル逃げ角である。切欠面が副逃げ面100とされるため、切欠が設けられない場合に比較して、ラジアル逃げ角を小さくすることでき、副逃げ面100とすくい面24との成す角度を大きくすることができる。それによって、先端が摩耗し難くすることができ、チップ12の寿命を長くすることができる。 (もっと読む)


【課題】異物が噛み込んだままの状態で切削加工を行っても、製品に悪影響を与えることの少ない工具ホルダ固定構造を提供すること。
【解決手段】スローアウェイチップ13が取り付けられた工具14を保持する工具ホルダ10を、工作機械の工具ホルダ固定部31に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダ10と工具ホルダ固定部の間に異物保持空間19を形成したこと、異物保持空間19が、スローアウェイチップ13の刃先位置を原点としたときに、刃先位置のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置から150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されている。 (もっと読む)


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