説明

濱田重工株式会社により出願された特許

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【課題】製鉄工程から発生する鉄および亜鉛含有のダスト、スラリー等の副生成物を還元する還元炉において発生した二次ダストから亜鉛を回収するに当たって、亜鉛濃縮率とともに亜鉛回収率を上げることができる実用的な亜鉛回収方法を提供する。
【解決手段】還元炉で発生した二次ダストをpHが8〜10のスラリー化した上で、鉄含有量の多い大きな粒子に付着した亜鉛含有量の多い微粒子をミクロ状態で超音波洗浄のような処理法で剥離する第一の工程と、その第一の工程で生じた亜鉛含有量の多い微粒子を多く含む部分と鉄粒子を多く含む部分を湿式磁選のような手段で分離する第二の工程により、亜鉛微粒子を多く含む亜鉛原料に用いる部分と鉄粒子を多く含む製鉄原料に用いる部分に分離する。 (もっと読む)


【課題】還元期の溶融スラグの冷却を、環境に悪影響を与えることなく、経済的かつ安全に実施可能な製鋼還元期スラグの粉塵発生防止方法を提供する。
【解決手段】製鋼工程で発生する還元期の溶融したスラグを放冷して凝固させた後、凝固したスラグ10の上部に、スラグ1m当たり0.4m/時間以上1.5m/時間以下、かつスラグ1トン当たり0.2m以上1.4m以下の冷却水を霧状に散水して、スラグ10の崩壊による粉塵の発生を防止しながらスラグ10を冷却する。 (もっと読む)


【課題】破砕した破砕物が湿潤していても1回の篩い分で粒度構成が所定の基準範囲内にある粉砕物を簡便かつ安価に調製することが可能な分級装置を提供する。
【解決手段】篩11を通過した破砕物12から微細粒の含有率が予め設定された範囲内にある粉砕物13を調製する分級装置10は、破砕物12を搬送するベルトコンベア14の中間部の上方に設けられ、搬送中の破砕物12の堆積層中に上方から挿入されて破砕物12をベルトコンベア14上で撹拌し大粒の表面に付着している微粒を分離し堆積層の下部に移動させる撹拌部材16を備えた撹拌手段17と、ベルトコンベア14の排出部の高さ位置より下方に設けられ、微粒が下部に移動した堆積層が排出部から落下して形成する破砕物12の流れを前後に分離する分離部材18を備えた分離手段19とを有する。 (もっと読む)


【課題】簡易な機構でスリットバーへの石質原料の付着を抑制、更には防止し、従来よりも篩分け精度を向上できるスリットバーによる篩分け方法および篩分け装置を提供する。
【解決手段】上流側から下流側へかけて隙間11を有して複数本設けられたスリットバー12を使用し、複数本のスリットバー12上で石質原料を傾斜滑降させて篩分けるスリットバーによる篩分け方法において、スリットバー12は、その表層部がゴム状弾性体13で構成され、ゴム状弾性体13の内部に金属製ワイヤー14が配置されたものであり、スリットバー12の外径が8mm以上20mm以下、かつゴム状弾性体13の厚みが2.5mm以上である。 (もっと読む)


【課題】鋼溶製時に発生する集塵ダストを原料として、還元焼成炉で還元処理を行って還元ブリケットを製造するに際し、焼成後の強度を十分に確保することのできる還元ブリケットの製造方法を提供する。
【解決手段】鋼溶製時に発生する集塵ダストに、酸洗廃液処理時に発生するCaF2成分を含有する中和スラッジを2〜15質量%、炭材を10〜15質量%配合し、有機バインダーを外掛けで5〜10質量%加え、原料配合中の塩基度(CaO/SiO2)が0.3〜1.0の範囲になるように石灰源を配合し、この原料配合混合物を混練、成型してブリケットとし、このブリケットを還元焼成炉で雰囲気温度1250℃以上焼成時間25分以上で還元焼成することを特徴とする還元ブリケットの製造方法である。鋼溶製がステンレス鋼溶製であると好ましい。石灰源として、生石灰あるいは消石灰を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 高炉溶融スラグの温度低下を抑制し、従来よりも経済的に多量のフライアッシュを処理可能なフライアッシュ混合粉の溶融スラグへの溶融方法を提供する。
【解決手段】 先端部に噴出孔12を備えたランス13を高炉溶融スラグ11内に浸漬させ、ランス13により、フライアッシュを酸素含有気体を用いて高炉溶融スラグ11内に吹き込むフライアッシュの溶融スラグへの溶融方法において、高炉溶融スラグ11を鍋型容器10に貯留し、この高炉溶融スラグ11の温度を1400℃以上にして、フライアッシュを酸化鉄含有ダストと共に混合粉として吹き込み、この吹き込み終了時の高炉溶融スラグ11の温度を、混合粉が吹き込まれた高炉溶融スラグ11の水砕可能な下限温度以上にして、混合粉が吹き込まれた高炉溶融スラグ11の水砕を行う。 (もっと読む)


【課題】 従来のように、広大なスラグの放冷場所を必要とすることなく、気孔が少なく、しかも保管中の固結の発生を抑制、更には防止可能な石炭灰を用いた高炉スラグ骨材を提供する。
【解決手段】 高炉スラグを主体とした溶融スラグ11中に石炭灰を添加した後、この溶融スラグ12の凝固処理を行い、ガラス化率を30%を超え80%未満にした。また、石炭灰の添加量を溶融スラグ11の1質量%以上20質量%以下にし、石炭灰を酸素を含有するガスと共に溶融スラグ11に吹き込む。 (もっと読む)


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