説明

マルキンバイオ株式会社により出願された特許

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【課題】
経済的であり、短時間で効果的に作用するケモカイン受容体CXCR4の作用増強剤を提供することを課題とする。また、CXCR4の作用増強剤を用いたCXCR4作用調節物質のスクリーニング方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
N−アセチルノイラミン酸硫酸エステル若しくはN−アセチルノイラミン酸ホモポリマー硫酸エステル、又はその薬学的に許容される塩により、CXCR4作用増強剤が提供される。造血幹細胞のCXCR4作用を増強させることができれば、造血幹細胞移植後の骨髄へのホーミングや生着が増強されることが予想され、従来より少ない幹細胞数でも移植を成立させる可能性があり、造血幹細胞移植補助剤として使用することができる。さらに、このCXCR4作用増強剤のCXCR4増強作用を利用することで、効果的に感度よくCXCR4作用調節物質をスクリーニングすることができる。 (もっと読む)


【課題】
G−CSF製剤の投与に比べて経済的及び副作用の軽減化された白血球及び/又は造血幹・前駆細胞の動員剤を提供することを課題とする。白血球の動員剤とは、白血球増加剤をいい、造血幹・前駆細胞の動員剤とは、造血幹・前駆細胞の骨髄から末梢血への動員剤をいう。とりわけ、G−CSF製剤を造血幹・前駆細胞の末梢血への動員剤として使用する場合の頭痛、発熱、骨痛等の副作用が軽減化された製剤を提供することを課題とする。
【解決手段】
N−アセチルノイラミン酸硫酸エステル若しくはN−アセチルノイラミン酸ホモポリマー硫酸エステル、又はその薬学的に許容される塩を含む製剤による。本発明の製剤の投与により、白血球の増加作用及び造血幹・前駆細胞の末梢血への動員作用が認められる。 (もっと読む)


【課題】血管平滑筋細胞の増殖を抑制することができる血管平滑筋細胞の増殖抑制剤、特に血管平滑筋細胞の増殖を抑制し、血管内皮細胞の増殖阻害作用がない又はその作用が弱い、血管平滑筋細胞の増殖抑制剤の提供
【解決手段】N−アセチルノイラミン酸、N−アセチルノイラミン酸ホモポリマー、これらの硫酸エステル及びこれらの薬学的に許容される塩からなる群から選択される少なくとも1種を有効成分として含有する血管平滑筋細胞の増殖抑制剤。
【効果】血管平滑筋細胞の増殖を抑制することができる。 (もっと読む)


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