説明

株式会社技研により出願された特許

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【課題】ステータを樹脂封止する過程でできた不要樹脂を下型から容易に除去すること。
【解決手段】樹脂成形装置1は、上型3と下型4を備え、ステータ2を下型4の凹部29に配置し、型閉め時に形成されるキャビティに樹脂を注入しステータ2の巻線を樹脂封止する。この装置1は、上型3の中心に設けた樹脂注入口15と、下型4の凹部29に設けたセンターポスト30と、型閉め時にポスト30と上型3との間に形成され、注入口15からの供給樹脂の通路となる間隙部と、ポスト30の外周端にて間隙部が最も狭くなる最狭部と、注入口15から注入され間隙部で固化した不要なスプールFを押し上げるべく下型4に設けたスプールエジェクトピン27,27Aと、ステータ2を押し出すためのステータエジェクトピン26とを備える。エジェクトピン27,27Aは、エジェクトピン26よりも遅れて押し上げ動作するようになっている。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂を含む樹脂結合型磁石用組成物を用いて射出成形後、成形品からコアを引抜く時に割れ・欠けの発生を抑制でき、薄肉リング形状品を安定して生産できる射出成形用金型、それを用いた樹脂結合型磁石用組成物の成形方法、及び得られる樹脂結合型磁石を提供。
【解決手段】パーティング面で固定側金型と可動側金型に分離される樹脂結合型磁石用組成物の射出成形用金型において、熱硬化性樹脂が硬化して得られた成形品の先端を押さえるプレートを具備することによって、射出成形後に成形品取り出しを行うため固定側金型と可動側金型に分離する際、コアが移動して成形品が引張られて割れ・欠けが生ずることがなくなり、安定生産性を向上できる樹脂結合型磁石用組成物の射出成形用金型などによって提供。 (もっと読む)


【課題】積層状態にある各電磁鋼板の間に隙間を生じさせることなく、これらを一体化するための作業効率を高め、かつ、樹脂一体型のロータコアの成形を可能とする。
【解決手段】複数枚の電磁鋼板12を積層状態で固定することによってロータコア10を構成するロータ製造方法であって、金型40内に複数枚の電磁鋼板12を積層状態でセットし、かつ、金型40側に設けられた加圧機構50により、各電磁鋼板12に対して積層方向に規定の圧力を加えた状態に保持する。この状態で金型40内に樹脂材60を充填して各電磁鋼板12を積層状態で固定する。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂を含む樹脂結合型磁石用組成物を効率的に硬化でき、安定生産性に優れた射出成形用金型及びそれを用いた成形方法を提供。
【解決手段】パーティングラインで分離された固定側金型と可動側金型とから構成される樹脂結合型磁石用組成物を射出成形する金型であって、固定側金型は、冷却手段を有する固定側冷却プレートと、可動側金型に対向する固定側加熱プレートと、これらの間に介在する断熱手段と、樹脂結合型磁石用組成物を射出ユニットから可動側金型に移送するスプルー部を具備し、一方、可動側金型は、可動側加熱プレートと、可動側金型パーティング面に設置された凹部と固定側金型パーティング面で形成されるランナー部と、固定側金型のスプルー部に対向しランナー部の手前に形成されるコールドスラグだまりと、移送されてきた樹脂結合型磁石用組成物を充填するキャビティ部と、成形品取り出しピンとを具備する射出成形用金型。 (もっと読む)


【課題】 モーター用ローターの組付け作業性を損なうことなく、ロータコアの積層状態の整列性を良好にする。
【解決手段】 軸心部21aに貫通孔21bを有する円板状の電磁鋼板21が複数枚積層されて円柱状に構成されるロータコア20と、ロータコア20の軸心に貫通して配置されるシャフト30とを一体的とするためのモーター用ローター10の製造法であって、ロータコア20とシャフト30との間に充填材を射出成形により充填して両者を一体的とするに先立って、ロータコア20を構成する複数枚積層された電磁鋼板21をその径方向外方に配設された所定内円形状の整列型(スライド型73)により包囲固定して所定の円柱状に整列配置させる。 (もっと読む)


【課題】 安全でかつ簡便な作業によって、ローターの各構成部材を所定の温度まで加熱昇温した高温状態のうちに充填材の射出成形が行えるようにすることであり、これにより、射出された充填材の流動性及び硬化性を向上させて良好な成形精度が安定的に得られるようにする。
【解決手段】 モーター用ローター10の構成部材を射出成形機40の固定型41内に組付けセットした状態で、型締めして形成されるキャビティ内に溶融状態の樹脂50を射出することにより、構成部材間の組付け隙間を充填してモーター用ローター10を一体的に形成する製造法であって、樹脂50を射出するに先立って、射出成形機40の固定型41内に組付けセットされた状態の構成部材を、射出成形機40に配設された電磁誘導加熱装置によって溶融状態の樹脂50の流動性を維持可能な温度まで加熱昇温する。 (もっと読む)


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