説明

株式会社ルネッサンス・エナジー・インベストメントにより出願された特許

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【課題】
機械的振動等の影響を受け難く定常的に高断熱性を維持可能な二重殻低温貯蔵槽を提供する。
【解決手段】
低温貯蔵物2を収容する内槽3と内槽3を内包する外槽4を備え、内槽3の外壁と外槽4の内壁との間の断熱層5に粒状断熱材6を充填してなる二重殻低温貯蔵槽であって、粒状断熱材6が、逆ミセル法を用いて合成した粒径が略均一な多孔質球状粒子からなる粉粒体である。或いは、粒状断熱材6が、嵩密度が150〜300kg/mの粒径が略均一な多孔質球状粒子からなる粉粒体である。更に好ましくは、多孔質球状粒子が石英ガラス粒子等のガラス質であり、その多孔質球状粒子の直径が3〜30μmである。 (もっと読む)


【課題】
高い断熱特性を有し且つ軽量化可能な二重殻低温貯蔵槽を提供する。
【解決手段】
低温貯蔵物2を収容する内槽3と内槽3を内包する外槽4を備え、内槽3の外壁と外槽4の内壁との間の断熱層5に粒状断熱材6を充填してなる二重殻低温貯蔵槽であって、粒状断熱材6が、粒径が略均一な多孔質球状粒子からなる粉粒体であり、断熱層5内の気相が減圧され、粒状断熱材6に対して外槽4の外壁に外部から加わる外圧と内槽3の内壁に内部から加わる内圧との間の所定の圧力が加圧されている。粒状断熱材6は逆ミセル法を用いて合成した粒径が略均一な多孔質球状粒子からなる粉粒体であるのが好ましい。更に好ましくは、粒状断熱材6を充填した予備貯槽8を、断熱層5に連通し、外槽4の上面4aより上部に突出する個所に設けて、予備貯槽8に充填された粒状断熱材6の上面から断熱層5内の粒状断熱材6に対し加圧する。 (もっと読む)


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