説明

株式会社アツデンにより出願された特許

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【課題】超音波送受信器を固定した管路部の使い捨てを可能とし、記憶媒体に記憶した補正データにより測定精度を保証する。
【解決手段】圧電素子2a、2bを固定した管路部1を使い捨てを可能とし、流量測定時に非使い捨て部分の測定回路部において、使い捨て部分の記憶メモリチップ10に記憶した管路部1に対する校正により得られた補正データを用いて、圧電素子2a、2bにより超音波ビームの交互の送受信を行い、測定回路部で得られた流量値を補正することにより測定精度が保証される。 (もっと読む)


【課題】測定すべき流体を流す管体に対して、超音波流量測定装置の着脱を容易に行って、流体の流量を測定する。
【解決手段】2つの半部1、2が軸3を介して回動自在に連結され、反対側に半部1、2同士を接合しロックするクランプ機構が設けられている。各半部1、2には、それぞれ角形の溝部1a、2aが形成され、溝部1aの内壁面には一対の超音波送受信器4a、4bが埋設されている。
溝部1a、2aにより管体Pを挟着すると、管体Pは内壁面にほぼ密着した略正方形状となる。流量測定に際し、送受信器4a、4bの一方から管体P内の流体中に超音波ビームBを発信すると、溝部2aの管体Pの反対面において反射され、送受信器4a、4bの他方において受信される。
超音波ビームBが上流側から下流側への往き時間と、下流側から上流側への戻り時間との伝播時間差を求めて流速を求める。 (もっと読む)


【課題】温度センサを用いることなく、流体の流量を精度良く測定可能な超音波流量計を得る。
【解決手段】所定の温度の水溶液に対する受信波形Wの自由振動部分Wbのゼロクロス点から振動の平均周期を求めると、平均周期は温度のみに依存するので温度を求めることができる。流体である水溶液に対し上流と下流から超音波ビームを発し、得られた受信波形Wを基に水溶液中を伝播する伝播時間から水溶液の流速を求める。この流速を前記温度によって温度補正をして正確な流量を算出する。 (もっと読む)


【課題】温度に影響されない超音波ビームの伝播時間を検出し、流量を精度良く測定する。
【解決手段】伝播された超音波ビームの受信波形Wの強制振動部分Waの後ろから、例えば4つのゼロクロス点の位置と時間を選択し、演算によりこれらのプロットに対し最小二乗法を用いて直線を引くと、時間軸に対する切片は最初の受信パルスの立ち上り点の時間t0を示すことになる。この時間t0は流体の温度に影響されない時間であるから、この時間t0を基に超音波ビームの上流から下流、下流から上流への伝播時間を求め、流量を算出する。 (もっと読む)


【課題】時間差式の超音波流量計の原理を利用して、温度センサを用いることなく、流体の濃度を精度良く測定可能な超音波式濃度計を得る。
【解決手段】所定の温度、濃度の水溶液に対する受信波形Wの自由振動部分Wbのゼロクロス点から振動の平均周期を求めると、平均周期は温度のみに依存する。流体である水溶液に対し上流と下流から超音波ビームを発し、水溶液中を伝播する伝播時間から水溶液の音速を求める。音速は濃度と比例関係にあり、音速は水溶液の温度によって変化するので、得られた音速と温度によって、温度補正がされた濃度を算出できる。 (もっと読む)


【課題】超音波の音場を軸対称にし、Lモード(軸対称モード)のガイド波を選択的に励起するとともに、他のモードのガイド波の励起を抑え、測定精度の安定した流量測定装置を提供する。
【解決手段】流量測定部12の両側にそれぞれ超音波送信子14・受信子15を距離L隔てて設け、前記超音波送信子の駆動により励起されるガイド波が、間隔L離れた超音波受信子に上流から下流へ伝搬する時の伝搬時間Tと、下流から上流へ伝搬する時の伝搬時間Tとの伝搬時間差から流体の流速を求める流量測定装置10において、前記超音波送受信子の超音波ビームの軸と前記流体の流路の中心とを一致させる。 (もっと読む)


【課題】圧電素子の電極を回路装置にワンタッチで取り付ける。
【解決手段】取付ベース4、5の端面4a、5aは管体1の軸線に対して傾斜し、矩形状の圧電素子2、3は端面4a、5aに接着剤により固定されている。圧電素子2、3の表裏面に設けられた正負電極6、7は、圧電素子2、3との一部と共に取付ベース4、5の側方に突出するようにされている。
管体1を回路ボックスに取り付けるに際しては、圧電素子2、3の正負電極6、7を接点部材の挟着片の間に挿し込むことにより、正負電極6、7は回路ボックス内の電気回路部と接続される。 (もっと読む)


【課題】測定に不適な外面反射波を生じないようにする。
【解決手段】超音波送受波器15a、15bからの超音波ビームBは、ビーム伝達体16を経て合成樹脂製の管体11内に入射し、流体Fを経由し管体の内面で反射し、内面反射波Baとなり再び流体Fを経てビーム伝達体16を介して他方の超音波送受波器15a、15bに入射する。一方、管体11を通過し外面に達した超音波ビームBは、粘性体17を経て振動吸収体13に入射して散乱吸収されるので、再び外面に戻ってくる外面反射波Bbは少ない。
従って、超音波送受信器15a、15bに達する超音波ビームBは内面反射によるものが殆どであり、外面反射波Bbとを回路的に区別することが容易となり、測定精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】超音波ビームに大きなエネルギを持たせることなく、流体の条件によって調整が不要な超音波流量計を得る。
【解決手段】超音波送受波器12a、12bからの超音波ビームBは、合成樹脂製のビーム伝達体13を経て金属製の管体11内に直接入射し、流体Fを経由し管壁で反射し、再び流体Fを経てビーム伝達体13を介して他方の超音波送受波器12b、12aに入射する。
この過程において、超音波ビームBは管体11の管壁を通過することはないので、超音波ビームに大きなエネルギを持たせることなく、また金属を通過する際に生ずるおおきな屈折角の配慮をしなくとも済む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超音波送信子によって励起されたガイド波を用いてパイプ内部の流体の流速を測定するようにした流量測定装置を提供することを目的と
【解決手段】本発明の流量測定装置は、流体を流すパイプの外面に2個の超音波振動子を距離L隔てて設け、前記2個の超音波振動子の一方を送信子、他方を受信子として相互に作動させ、超音波振動子の駆動によりパイプと内部流体とを1つの媒体として励起されるガイド波が、間隔L離れた超音波送受信子間を上流から下流へ伝搬する時の伝搬時間T1と、下流から上流へ伝搬する時の伝搬時間T2との伝搬時間差から流体の流速を求める制御・解析装置を備えた超音波を利用した流量測定装置において、水の縦波音速の近傍において位相速度の変化量が小さくなるモードのガイド波を用いることを特徴としている。 (もっと読む)


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