説明

吉田樹脂化学株式会社により出願された特許

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【課題】 数日から一ヶ月の短期間の鮮度保持に使用する多層フィルムの提供。
【解決手段】 光触媒を添加したマスターバッチを用い、表面層に光触媒を含有する層となるようにした多層構造のプラスチック、好ましくはポリオレフィンのフィルムからなる鮮度保持フィルム。未延伸フィルムを延伸して光触媒含有層を薄膜化し、光触媒を覆っているポリマー層を傷つけ、光触媒を露出させた態様を包含する。光触媒は、炭素あるいは炭素源とチタンアルコキシド等を乾燥雰囲気下で混合して加水分解させた後、この混合物を400℃以上好ましくは500℃から700℃で焼成してなる炭素含量0.01%から数%の酸素欠損型酸化チタンである。高温溶融したプラスチック中に光触媒を添加混練して調製したマスターバッチを表面層になるように配置してインフレーション法あるいはTダイ法で多層膜を製造する。必要に応じ多層膜を延伸する。光触媒を表面に露出させた薄膜層が野菜または果物が入った内側に来るように包装する鮮度保持に使用する方法。 (もっと読む)


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