説明

空研冷機株式会社により出願された特許

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【課題】水に含まれるスケール成分を効率的に除去あるいは中性化して、水を使用する機器にとって問題のない状態にでき、スケール析出による悪影響を防止できる水処理装置を提供する。
【解決手段】水中に配設される電極11、12間で所定周期で繰返しのピーク成分が生じる波形で通電を行い、電気分解を行う中、スケール成分の電極12への移動をもたらす全体的な直流の通電状態は維持しつつ、電子の流れに変化を与えることから、水中における物質同士の連鎖状態を壊しやすくすると共に、水中での電子の動きを活発化して、陽イオンである水中のスケール成分をスケールとして陰極側の電極12に効率よく付着させられることに加え、水中を浮遊するスケール成分を中性化することができ、スケール成分が水の流路となる各部においてスケールとして各部に付着することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】フィンコイル下部に水がたまった状態とならないようにし、フィンの隙間にスケールが析出するのを抑え、湿り空気や水滴との接触が避けられない箇所でもフィンコイルの腐食を防止できるフィンコイル装置を提供する。
【解決手段】枠状のケーシング13に囲まれたフィンコイル下部におけるケーシング下枠部13aとフィン12及びチューブ11との間に、熱交換のために通風される空気が通過する空間部15を設け、フィン12下端部とケーシング下枠部13aに囲まれた水の流れにくい領域を無くすと共に、フィン12下端部を塞がず、チューブ11やフィン12から水を空間部15側に流下させられることから、チューブ11及びフィン12が湿り空気及び/又は水滴と接触する状況で、水を確実に流下させて滞留させないようにし、水の滞留に伴うスケール発生を抑えられ、スケールが原因のフィン12等の腐食を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 減速機に摩擦伝動機構を用いて、羽根車の適切な回転速度を実現しつつ減速機をコンパクト化でき、電動機と羽根車を同一軸線上に配置しても羽根車を十分に低い回転数で回転させられ、騒音発生も抑えられる冷却塔用送風機を提供する。
【解決手段】 羽根車30を適正な回転数とする減速機20として遊星ローラ式の摩擦伝動減速機構を用いると共に、電動機10と減速機20の各出力軸、及び羽根車30の回転中心を同一軸線上に配置し、電動機10の回転出力を減速機20の各ローラ間の摩擦伝動で減速することから、動作に伴う減速機20からの衝撃音等の発生はなく、騒音を低く抑えられると共に、電動機10と減速機20をコンパクトにまとめられ、冷却塔60の通風路内で抵抗となるこれら電動機10及び減速機20の羽根車30軸方向への投影面積を極小とすることができ、通風抵抗を低減して送風性能を高められ、冷却塔60の効率向上が図れる。 (もっと読む)


【課題】 適切な極数の電動機を用いると共に、電動機の駆動周波数を商用電源周波数より低く抑えて、電動機と羽根車を直結としても羽根車を低回転数で回転させられ、直結構造のメリットを最大限発揮できる冷却塔用送風機を提供する。
【解決手段】 極数が所定数である電動機10の出力軸11と羽根車20を直結し、さらに電動機10の駆動周波数制御を行って商用電源周波数より低い周波数で電動機10を駆動することから、電動機10の回転数を従来の減速機構で減速したあとの回転数程度に抑えることができ、中・大型の冷却塔において羽根車20を電動機直結で無理なく使用することができ、騒音等を従来送風機並に低く抑えられると共に、電動機10と羽根車20間の伝達機構を省略でき、コストダウンが図れる上、メンテナンスの手間も不要となる。 (もっと読む)


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