説明

株式会社明日香特殊検査研究所により出願された特許

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【課題】ランセットで採取した微量の全血から血漿または血清を簡単に分離する方法と器具を提供する。
【解決手段】毛細管群で構成する血液吸収器具1を用い、採取した血液を複数の速度制御できる小型卓上遠心機により、先ず血液吸収器具から全血をリリースさせた後、通常の遠心分離を行い血漿または血清を分離する。 (もっと読む)


【課題】電気泳動やHPLCなどを用いた分離分析により得られた濃度波形において、物質が重なっていると思われる部分をそれぞれガウス曲線化し元の濃度波形になるようガウス曲線を作成した上で分画比を算出し、濃度値を求める。
【解決手段】濃度波形からそれぞれのガウス曲線のピーク位置を、自動的または手動的に設定するだけで、元の濃度波形に近似させるガウス曲線群を遺伝的アルゴリズムを使用して作成して、ガウス曲線群の面積の総和で個々のガウス曲線の面積を除した面積比を算出すると共にそれに別途測定した被測定対象物質の濃度を乗じて個々のガウス曲線の濃度値を求める。 (もっと読む)


【課題】ポリアクリルアミドゲルディスク電気泳動法によりアルカリ性ホスファターゼアイソザイムを測定する測定法に出現する各アイソザイムのバンドの判定を行う。
【解決手段】56℃、10分間の加熱処理前後の濃度図について、肝臓型ALPと塗布点(原点、高分子ALP2)の各ピーク位置またはピークと判定した位置が一致するよう重ね合わせて表示または表記し、肝臓型ALPの染色帯のピーク位置またはピークと判定した位置と塗布点(高分子ALP2)のピーク位置をそれぞれ1と0としその中間位に出現するALPアイソザイムの染色帯を相対移動度RM値で表すとき、RM=0.90±0.02を骨型ALP、RM=0.80±0.02を小腸型ALP、RM=0.66±0.08を小腸型バリアントALP、RM=0.47±0.1をビリアリー型ALPとそれぞれの染色帯をRM値で特定し判定するアルカリ性ホスファターゼアイソザイムの検体検査方法。 (もっと読む)


【課題】採血後一定量の血液または血漿、血清をそれが必要とする機器や試薬へ遠心分離操作することなく直接1回の操作で供給できる器具を提供することが課題である。
【解決手段】血液または一定量の血液を一定量の希釈液で希釈した後、内側と外側に2つの吐出口を持つ2重構造になっている定量器具を用いて血漿、血清をそれが必要とする機器や試薬へ供給できるもので、遠心分離操作することなく直接1回の操作で行うことができる器具で、内側の先端は内部の吐出口(4)で、その先端からの滴下液を受ける形で空気抜き穴をもった中空槽(9)があり、それに続き外側にもう1つの先端開口部の吐出口(8)を持ち、その先端に達するまでの途中に内径が極端に細くなったくびれ部分(6)と一定量を保持できる部分(5)を持っている血液希釈定量器具 (もっと読む)


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