説明

ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲーにより出願された特許

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【課題】減少された不純物を伴う、改善された細胞培養プロダクトおよびプロセスを提供する。
【解決手段】本発明は、ウイルス感染の治療または予防のためのワクチン製品に関する。さらに、細胞培養ワクチンの調製と関連する汚染物質を減少させる方法が提供される。残存機能性細胞培養物DNAは、DNAアルキル化剤、例えばβ−プロピオラクトン(BPL)での処理によって分解され、それによって、残存機能性細胞培養物DNAを実質的に含まない、細胞培養物において増殖されたウイルスから誘導された免疫原性タンパク質を含むワクチンが提供される。 (もっと読む)


各インフルエンザウイルス株の抗原を組み合わせて多価インフルエンザウイルスワクチンを製造するまで、冷蔵を行わない。さらに、インフルエンザワクチンの包装から投与までの間にも冷蔵を行わない。こうして冷蔵に対する必要性を最小限に抑えるため、ワクチンの製造から投与に到るまでコールドチェーンを維持する必要がない。本発明の一実施形態においては、インフルエンザワクチンのHA含量は、少なくとも6ヶ月間室温で保管しても許容範囲内にとどまり得る。
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インフルエンザウイルス血球凝集素およびマトリックスタンパク質を含む免疫原性組成物。これらは卵よりもむしろ細胞培養において増殖させたインフルエンザウイルスからであってもよい。このマトリックスタンパク質は、全長ウイルスマトリックスタンパク質の断片(例えば20kDa未満の分子量のマトリックスM1断片)であってもよい。この組成物は、精製された表面糖タンパク質を含むサブユニットワクチンであってもよい。また別の実施形態において、(i)細胞培養においてインフルエンザウイルスを増殖させる工程と;(ii)抗原組成物が血球凝集素およびマトリックスタンパク質を含むことを特徴として、工程(i)で増殖させたウイルスから抗原組成物を調製する工程と;(iii)免疫原性組成物を生ずるために、薬学的担体に抗原組成物を組み合わせる工程とを含む免疫原性組成物調製の方法もまた提供される。
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本発明は、ウイルス感染の治療または予防のためのワクチン製品に関する。さらに、細胞培養ワクチンの調製と関連する汚染物質を減少させる方法が提供される。残存機能性細胞培養物DNAは、DNAアルキル化剤、例えばβ−プロピオラクトン(BPL)での処理によって分解され、それによって、残存機能性細胞培養物DNAを実質的に含まない、細胞培養物において増殖されたウイルスから誘導された免疫原性タンパク質を含むワクチンが提供される。
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