説明

日清食品冷凍株式会社により出願された特許

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【課題】鍋調理と電子レンジ調理の双方において、ほぼ同様の食味・食感に仕上がる冷凍麺類およびその製造方法を提供する。
【解決手段】α化した麺線をリテーナーに充填する充填工程と、充填した麺線を冷凍する冷凍工程を有する電子レンジ・鍋調理兼用冷凍麺類の製造方法であって、前記充填工程において、α化した麺線の充填前または充填後に、底部中央に隆起部を設け且つ底部周辺に凹部を設けたリテーナーの当該凹部に水分を供給して、α化した麺線に水分を付与した後、全体を凍結し、次いで脱パンすることにより、麺塊4の上部中央に凹部5を形成し且つ麺塊の上部周辺の凸部6に環状の氷層を付着させた冷凍麺塊を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷凍食品のスープに高い粘度を与えるために配合された澱粉が、冷凍食品の加熱調理中や喫食中にダマとなることを抑制し、短時間、かつ簡便な加熱調理での喫食を可能とする冷凍食品を提供することを目的とする。
【解決手段】澱粉と油脂とを含む澱粉組成物であって、澱粉と油脂の質量比が、3:7乃至7:3である澱粉組成物を、冷凍食品と一体として凍結する。冷凍食品の加熱調理中に、澱粉組成物中の油脂が微量ずつ溶融し、それに伴い澱粉が徐々に液体スープ中に拡散するため、澱粉がダマになることを抑制できることを見出した。 (もっと読む)


【課題】切刃ロールの嵌入部に位置する麺線にエアを噴射して、嵌入部から麺線を容易に剥離できる麺線切り出し装置を提供する。
【解決手段】押込部15b及び嵌入部16bから形成される空間17において麺線3を形成する切刃ロール10a,10bと、複数の嵌入部16bに挿入配置され、空間17における嵌入部16b側に配置する麺線3にエアJを噴射する複数のエア噴射部材30と、を備える。エア噴射部材30は、部材本体31と、部材本体31の内部に設けられ且つエアJが流通するエア流路35と、部材本体31の一端部32に設けられ且つエア流路35に連通するエア噴射孔36と、を有する。エア噴射孔36は、空間17において嵌入部16b側における麺線3と嵌入部16bの底部との間に配置されると共に嵌入部16bの底部から切刃ロール10bの径方向D2の外側に向けてエアJを噴射可能に形成される。 (もっと読む)


【課題】麺線切出し装置において、カスリのように切刃ロール溝部内面と接触して磨耗を生じることなく、長期間の使用に耐える麺線切出し装置を開発する。
【解決手段】
相互に対向し、噛み合うように並設されている複数の環状溝部を有する一対の麺線切出し用の切刃ロールと、該切刃ロールの前記溝部に押し込まれた麺線を取り出すために、前記切刃ロールの噛合位置から切刃ロールの回転方向に進行した位置において前記溝部に挿入するように配置された麺線履き出し用のステンレス製のスクレーパを有しており、該スクレーパの前記溝部への挿入部が前記切刃ロールの溝部の内面との間に所定の間隔を有している麺線切出し装置。 (もっと読む)


【課題】製造工程が簡便であって、電子レンジ調理による簡便な調理操作により、喫食時に調理感、スパイス感、酸味等を有する冷凍麺類及びその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも常温固形油脂と粉末ソースの2種を混合して得たペースト状ソース2を、常法により得た蒸煮麺線又は茹麺線の麺線集合体1上に充填し、当該ペースト状ソースの一部が当該麺線間に混入した状態で冷凍することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い油脂分を含有する濃縮液状スープにおいて増粘剤を多く含む場合に、注湯時における増粘剤の溶解性を向上させる。
【解決手段】増粘剤を含む高油脂含有濃縮液状スープにおいて、該濃縮液状スープにミートペーストを含有させるとともに、油脂含量に対する実質的な水分含量の割合(実質的な水分含量/油脂含量)が1.2以下とする。また、前記水分含量については、食塩等の固形物が溶解している場合において影響されやすく、これらの影響を考慮した実質的な水分含量を求める必要があることを見出した。 (もっと読む)


【課題】茹で上げた又は蒸し上げた直後の麺の好ましい状態を維持し、長期冷凍保存した場合であっても冷凍焼けの発生が少ない密着包装を施した冷凍麺塊、およびそのような冷凍麺塊をより簡便な方法を提供する。
【解決手段】包材12によって密封包装された加熱調理用の冷凍麺塊14であって、上記冷凍麺塊表面の麺の凹凸形状に沿って上記包材を密着させて密封包装する。上記包材は、第1の包材12aと、前記第1の包材よりも優れた伸張性を示すプラスチックフィルムを有する第2の包材12bとを含み、前記第1の包材と前記第2の包材との間に前記冷凍麺塊が配置され、前記第1及び第2の包材がシール部を有し、前記第2の包材が前記冷凍麺塊表面の凹凸形状に沿って密着している。なお、前記第1の包材が、開口外周部にフランジを有する略皿型のプラスチック製容器であってもよい。 (もっと読む)


【課題】麺線同士の結着を抑制可能な製麺用切出装置、及び該製麺用切出装置を備える麺類製造装置を提供する。
【解決手段】製麺用切出装置200は、第1切刃ロール210aと、噛合位置10で噛み合うように配置された第2切刃ロールと、複数の第1歯先234aそれぞれが第1回転軸C1を中心に噛合位置10から第1回転方向R1へ5°〜90°の位置に配置される第1カスリ230aと、複数の第2歯先243aそれぞれが第1回転軸C1を中心に噛合位置10から第1回転方向R1へ120°〜210°の位置に配置される第2カスリ240aと、複数の第3歯先234bそれぞれが第2回転軸C2を中心に噛合位置10から第2回転方向R2へ5°〜90°の位置に配置される第3カスリ230bと、複数の第2歯先243bそれぞれが第2回転軸C2を中心に噛合位置10から第2回転方向R2へ120°〜210°の位置に配置される第4カスリ240bとを備える。 (もっと読む)


【課題】 別個に氷塊乃至氷片を準備する必要がなく、包装が過大になるのを可及的に回避することができ、そしてまた電子レンジでの簡単な調理により迅速に喫食に供することができ、調味液(スープ)の独特な食感、所謂「シャリシャリ」感、を享受できる冷凍麺を具現する凍結調味液パック(2)並びにかかる凍結調味液パックを含む冷凍麺及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 矩形状の合成樹脂フィルム製パウチ(4)に調味液を充填した調味液パックを2つ折りして凍結して凍結調味液パック(2)を構成する。 (もっと読む)


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