説明

セルミド リミテッドにより出願された特許

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【課題】手術後の腹腔内癒着を予防する薬剤を提供する。
【解決手段】細胞の増殖、移動、生存を促進する成長因子であり、好中球、マクロファージを炎症刺激部位に誘導し、炎症反応の一翼を担うことが知られているミッドカインの発現を抑えるオリゴヌクレオチドあるいはミッドカインの作用を抑える抗体。当該オリゴヌクレオチドは、ミッドカインの発現を強力に抑えるアンチセンスオリゴヌクレオチドであり、ミッドカインmRNAにハイブリダイズすることにより、そのmRNAの翻訳を阻害し、そして、ミッドカインの合成を阻害する。ミッドカインに結合する抗体である抗ミッドカイン抗体は、ポリクローナルまたはモノクローナル抗体として得ることができる。 (もっと読む)


【課題】一過性脳虚血後に生じる神経細胞傷害の予防、および治療に有効な薬剤を探索する
【解決手段】ミッドカインファミリータンパク質を有効成分とする、虚血による細胞障害を治療または予防するための薬剤、およびミッドカインファミリータンパク質を有効 成分とする、虚血性疾患を治療または予防するための薬剤を提供する。本発明によって、ミッドカインが虚血性疾患の治療または予防に有効であり、また、虚血による細胞障害の治療または予防に有効であり、例えば、虚血性脳疾患の代表である脳梗塞発症を顕著に防止することが明らかにされた。本発明の治療・予防剤は、脳虚血性疾患、例えば脳梗塞、一過性脳虚血疾患、頭部外傷、のほか、例えばクモ膜下出後の脳血管攣縮症、アルツハイマー病、アルツハイマー型痴呆症、脳血管性痴呆症等および他の脳血管疾患、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、筋萎縮退行性疾患等の治療・予防剤としても有効である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、好中球の機能を調節するための新規な薬剤、特に好中球機能異常症の治療、好中球の走化性及び走触性の増加、炎症性疾患の治療のための新規な薬剤を提供することを課題とする。
【解決手段】即ち、本発明は好中球の機能を調節するための、ミッドカインまたはその阻害剤を有効成分とする薬剤に関し、より具体的には、(1)ミッドカインを有効成分として含む、好中球の走化性を刺激するための薬剤、(2)好中球の走化性が走触的機構によるものである、(1)に記載の薬剤、(3)ミッドカインを有効成分として含む、好中球機能異常症治療剤、(4)ミッドカインに対する阻害剤を有効成分として含む、炎症性疾患治療剤、(5)炎症性疾患が慢性関節リウマチまたは変形性関節症である、(4)に記載の炎症性疾患治療剤、(6)ミッドカインに対する阻害剤が抗ミッドカイン抗体である、(4)に記載の炎症性疾患治療剤、(7)ミッドカインに対する阻害剤がミッドカインアンタゴニストである、(4)記載の炎症性疾患治療剤に関する。 (もっと読む)


【課題】早期癌のマーカーとして有用である新規なポリペプチドによる早期癌の体外診断方法を提供する。
【解決手段】さまざまな癌を有する患者の血中あるいは尿中には、早いステージでMK(ミッドカイン)が出現することを見出し、当該知見に基づいて、血中あるいは尿中のMKを測定する工程を含む早期癌の検出方法を完成した。 (もっと読む)


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