説明

ワコー電子株式会社により出願された特許

1 - 7 / 7


【課題】小さい差圧でも安定した流量を確保するとともに、取付方向によらずその流量安定性を発揮できるようにする。
【解決手段】弁本体内に円環状の磁石2を設け、この磁石2にエチレンプロピレンゴムからなる封止体4を被せ、この封止体4を弁座5とする。そして、フェライト系ステンレスからなる弁体3をこの弁座5に閉開自在に設ける。この弁体3の重さを、最大開弁時における磁石2による吸着力よりも小さくすることで、弁の取付方向に対するクラッキング圧力のばらつきが低減し、流体の流量安定性が確保される。この弁体3の、弁孔への当接面側には、ポリテトラフルオロエチレンからなる粘着防止層8が形成されており、閉弁状態が続いた場合に、弁体3と弁座5が粘着するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】差動トランスのコアを形成するフェライトなどの硬くて脆い軟磁性体にネジ溝を形成しないようにする。また、工具でのコアの調節作業中に割れや欠けを発生させない。
【解決手段】ボビン(20)の空洞(22)内に挿入するコア(21)の機能を、ボビン(20)の空洞(22)に磁性体部(27)を保持するネジ部(26)と、磁気機能を有する磁性体部(27)とに分ける。こうすることで、ネジ部(26)をネジ(28)の加工が容易で丈夫な樹脂で形成すれば、ネジ(28)を軟磁性体に形成しなくても良い。また、ネジ部(26)の一方の側に係合部(29)を設けて磁性体部(27)を装着し、ネジ部(26)の他方の側の端面に凹部30を形成して、前記凹部(30)に工具を嵌めて回動すれば、コア(21)の位置を調節できる。このとき、ネジ部(26)に工具を嵌めて回動するので磁性体部(27)に割れや欠けを発生することは無い。 (もっと読む)


【課題】圧力スイッチやサーモスタットを大型化することなく絶縁性能を高める。
【解決手段】対の端子11,12を有するスイッチ部Sを、全周に周壁部14を有する樹脂製のベース部材1内に設け、前記スイッチ部Sの可動側の端子11側に樹脂製の中蓋2を被せて、その中蓋2の外側に金属製の反転ディスク5を載置し、その反転ディスク5の向きをスイッチ部S側へ反転することにより中蓋2が可動側の端子11を押して対の端子11,12を接触又は離反させるようにした圧力スイッチ又はサーモスタットにおいて、前記中蓋2の外周部に、前記スイッチ部S側に突出してそのスイッチ部Sを囲む環状突出部13をその全周に設けたものである。中蓋2の環状突出部13及び前記ベース部材1の周壁部14が、スイッチ部Sと反転ディスク5及びキャップ10との絶縁距離を長くするので、装置を大型化することなくその絶縁性能を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 熱源に非接触で、熱応答性に優れたサーモスタットを提供する。
【解決手段】 中蓋8の上面には、浅い円形穴31が形成されている。この円形穴31には、略矩形のバイメタル7が、その四隅のみを保持される。キャップ9には、円形の開口部37が形成され、その開口部37からバイメタル7が露出する。バイメタル7の長辺部には、切欠き38,38が形成されており、キャップ9の前記開口部37から中蓋8を積極的に露出させた。 (もっと読む)


【課題】 部品点数が少なく、安価に製作することができ、熱応答性の高い温度検知が可能なサーモスタット内蔵型定着機の提供。
【解決手段】 セラミックヒータ1と、このヒータ1を保持するホルダー3と、このホルダー3に組み込まれるサーモスタット部5と、ホルダー3が回転可能に差し込まれる定着フィルム63とを備える。サーモスタット部5は、ホルダー3に固定される第一端子7および第二端子9と、第一端子7に設けられる固定接点11と、この固定接点11に対し当接または離隔する可動接点13と、可動接点13を固定接点11へ付勢する可動バネ15と、設定上限温度にて反転動作することでガイドピン17を上方へ移動させ、可動バネ15の付勢力に対抗して固定接点11から可動接点13を離隔させるバイメタル19とを備える。バイメタル19は、ホルダー3の底壁に形成された貫通穴25に配置され、ヒータ1の上面に当接される。 (もっと読む)


【課題】 非接触で且つ熱応答性の高い温度検知が可能であるとともに、防水性や防塵性のあるサーモスタットを提供する。
【解決手段】 固定接点2は、ベース1に固定されている。板バネ4は、基端部がベース1に保持され、先端部に可動接点3が設けられ、可動接点3を固定接点2へ当接するように、上方へ付勢する。ガイドピン5は、板バネ4の上部に上下動可能に配置され、バイメタル6の反転動作に基づき、板バネ4を押し下げて、固定接点2から可動接点3を離隔させる。バイメタル6をカバーするよう設けられるキャップ16には、開口部16dが設けられる。この開口部16dは、ガラスなどの赤外線透過素材にて塞がれる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造として圧力損失を少なくする。
【解決手段】燃料電池システムの配水流路に設けられ、弁孔6を有する弁箱5内に流れ方向に交差する弁軸2を設け、その弁軸2に前記弁孔6を開閉する弁体3を軸周り回転可能に設け、その弁体3に磁性体で形成した磁性体部10を設けるとともに、その弁孔6の外側に永久磁石11を設けた弁装置1である。磁性体部10と永久磁石11との磁力の作用により前記弁体3を常に閉弁方向に付勢し、水が流れているときは弁体3はその流体圧でもって押されて開弁し、且つ水が流れなくなると磁力による付勢力でもって閉弁し流路内の気体の対流を抑制し得る。磁力により付勢された弁体は、その付勢力に抗して行う開弁動作の初期の稼働が比較的小さな力で可能であり、また、流路に水の流れがないと、弁体3は磁力が比較的弱いものであっても閉弁状態に戻り得るので、設定される磁力は弱いもので足り、圧力損失をより低いものとし得る。 (もっと読む)


1 - 7 / 7