説明

日本ウォルブロー株式会社により出願された特許

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【課題】小型かつ小電力でも確実に開閉動作する電磁弁を実現する。
【解決手段】U字形のヨーク11におけるU字形状の両延出部11a・11bに対向するように板状弁体14を配設し、燃料通路8に弁座15を設け、弁体を閉弁方向に付勢する圧縮コイルばね18を設け、弁体との間隔を、励磁コイル13を巻回した一方の延出部11aの方を他方よりも長くする。可動鉄心が弁体を兼ねていることから別個に弁体を設ける必要が無く、可動鉄心の軽量化が可能となる。通電初期には励磁コイルを巻回された一方の延出部に対する方が先に吸引され、その吸引動作により可動鉄心は両延出部に対する間隔差が無くなり、その後、両延出部に吸引されることにより両延出部に対して時間差の無い吸着が行われる。 (もっと読む)


【課題】電磁弁およびその制御基板の防水性を向上し得ることを実現する。
【解決手段】ボビン12の軸線方向端に設けられた外向フランジ部12に、コイル3の駆動制御用基板6を載置状態に設け、コイルおよび基板を覆うようにボビン全体をモールド剤17によりモールドする。電磁弁における電気系をモールドにより覆うことができ、制御回路を含む電磁弁装置の防水性を向上することができる。特に、ボビンの外向フランジ部にピン挿通孔を設けることにより、基板とコイルとを接続する導電性ピンを挿入作業で組み付けることができ、作業性が良い。 (もっと読む)


【課題】掃気用空気弁の長期使用に対して弁体などに磨耗が生じないようにする。
【解決手段】空気弁軸7aの軸線方向両端部に各Eリング12・17を組み付け、それらEリングと、空気弁用ボディ13における各Eリングに対向する各対向壁面13a・13bとの間にワッシャ18a・18bを介装する。空気弁用ボディの互いに相反する両対向壁面に両止め輪が当接することにより空気弁軸の軸線方向変位が規制されるため、例えば公差をもって組み付けた場合にはその公差分だけの小さな変位となり、エンジンの振動が起きても空気通路内で弁体が大きく変位することが防止され、弁体と空気通路との磨耗も減少し、耐用年数も大幅に伸びる。 (もっと読む)


【課題】層状掃気用気化器の掃気性および加速性をより一層向上する。
【解決手段】絞り弁5と一体的に開弁動作するロータリバルブからなる掃気用空気弁7を設け、掃気用空気弁7の弁体7bに三角形状の貫通孔7dを設け、開弁開始時に三角形の頂点から空気通路1bに開口するようにする。開弁開始時から掃気用空気が流れることから、全閉状態から全開状態に至る開弁途中で急激に掃気用空気が増大することを防止することができる。それにより、空気供給特性に不連続な問題が生じることがなくなり、気化器の仕様設定を容易に行うことができ、掃気性と加速性との両立を好適に実現し得る。 (もっと読む)


【課題】摺動絞り弁式気化器の長期使用における燃費や排気性能の劣化を抑制する。
【解決手段】吸気道2に小ベンチュリ4bを設け、その開口を開閉する平板部分3aを有する弁体3を設け、主噴口17に連通する管状体18を燃料貯油室11aに設け、管状体に針状部材16を挿入し、外部操作により弁体を開閉操作する弁開閉用入力軸6の回転により針状部材16を変位させて燃料噴出量を調整する。アイドリング状態に近い小開弁状態では小ベンチュリのみ開口して燃料噴出ノズルに対して強い負圧を発生させることができ、小開弁状態での燃料霧化性を良くすることができ、また、弁体の壁状部分を小ベンチュリの開口に対して摺接させることから、弁開閉において隙間が変化する部分がないため、機関の振動等により摩耗する虞のある部分を無くすことができ、燃費や排気特性等に対する初期性能を長期に亘って維持し得る。 (もっと読む)


【課題】層状掃気用気化器における掃気弁用本体に設けられた配管接続用の筒状円筒部に嵌装する配管部材との気密性を簡単な構造で確保する。
【解決手段】掃気弁用本体8の筒状延出部8aに全周にわたって周方向溝13を設け、その一方の側壁面13bを斜面に形成し、筒状延出部に嵌装されるゴムブーツ9の内向突条部9aを周方向溝に没入させてゴムブーツを装着する。筒状延出部の外周面に設けた周方向溝内に弾性配管部材の周方向突条部が受容されることにより空気漏れにおける空気の流れに対してラビリンス構造となり、さらに締結部材としての例えばバンドの締め付けにより周方向突条部が周方向溝内に押し込まれ、かつ周方向溝が溝底部に向けて狭く形成されていることから周方向突条部は押し込まれることにより弾性変形し得るため、周方向溝部と周方向突条部との密着力が高まり、気密性をより一層高めることができる。 (もっと読む)


【課題】エンドユーザによる燃料調整弁に対する工場設定最大値を超える燃料増量調整の防止をより一層確実にする。
【解決手段】燃料調整弁12の後端部にセレーション部12cを設け、燃料調整弁に軸線方向変位により組み付けられる調整制限キャップ16に、セレーション部に最終組付け状態で結合状態になる内向セレーション部16aを設け、外周面に隣り合う調整制限キャップに当接する当接片16d・16eを設ける。燃料調整弁の気化器本体内部側に周方向溝12fを設け、調整制限キャップにC字状環状体17を組み付け、その内向突片17aを最終的な組み付け状態で周方向溝に突入させる。調整制限キャップを組み付けた後で取り外すことが防止されると共に、調整制限キャップの回動範囲が制限されることにより、エンドユーザでの最大値を超える燃料増量調整を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジン外方への電磁波の放出を十分に抑制することができるエンジンの電波シールド装置を提供する。
【解決手段】エンジンEの点火プラグ20における端子部20aと、端子部20aを給電コード29に接続するコード接続部34との接触部分を覆う電気絶縁性のプラグキャップ31、プラグキャップ31に取り付けられて端子部20aから放出される電磁波を遮蔽する導電性のシールドキャップ35、およびシールドキャップ35と、導電性のエンジン本体EBとを直接または間接的に電気的に接続し、装着状態でシールキャップ35とエンジン本体EBとの間にばね力を与える導電性の圧縮ばね36を備えている。 (もっと読む)


【課題】層状掃気式2サイクル機関においてアイドリング時の掃気用空気量を機関および気化器のばらつき等に対処する。
【解決手段】空気制御用開閉弁10をバイパスするバイパス通路をバイパス孔15a・15bと連通孔17a・17bとにより設けると共に、バイパス通路を通る空気量を調整する調整ねじ16を連通孔に設けたことから、アイドリング時の混合気における濃度、およびアイドリング時からの加速における混合気の濃度に対してバイパス空気量の調整により任意に対応できるため、アイドリング時の混合気濃度の適切化、およびアイドリング状態からの良好な加速性を、機関および気化器のばらつき等に対処して実現できる。 (もっと読む)


【課題】1次および2次レギュレータを有するベーパライザの外形を小型化し得る。
【解決手段】1次レギュレータ8および2次レギュレータ9を有するベーパライザ1において、各ダイアフラム14・23同士を一部を重ねるように積層状態に配設し、かつ各ダイアフラムの各軸線同士を互いに偏倚させ、各ダイアフラムの重なる部分に1次レギュレータから2次レギュレータに液化ガス燃料を通す連通口を有する連通口用弁座22の中心を配置する。ベーパライザにおける各ダイアフラムの各軸線同士を結ぶ方向の長さ(幅)を短くすることができる。各圧力調整部ねじ18・28をベーパライザの同一面に設けることにより、各圧力調整作業を一方向から容易にできるため圧力を正確に調整することができる。さらに、圧力調整ねじを用いた場合に比較的軸線方向長さが長いねじが同一面側に配置されることから、ベーパライザの積層方向厚さを薄くすることができる。 (もっと読む)


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