説明

株式会社岳将により出願された特許

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【課題】低コストかつ小型の超音波加工機の自動工具交換装置の提供。
【解決手段】加工工具3が取り付けられる加工工具ホルダ4と、加工工具ホルダ4を保持するホルダ受け穴が複数設けられたツールストッカ5と、軸線回りに回転駆動されるスピンドルと、スピンドルに形成された中空の本体スリーブの中に配置される超音波振動子と、超音波振動子に同軸上に連接され、かつ本体スリーブの内周壁に拘束固定され、超音波振動子により励起された超音波振動を、加工工具ホルダを通じて加工工具へ伝達する支持ホーンとを含む超音波スピンドルユニット2とを有し、加工工具ホルダ4は、側胴部にツールストッカ5のホルダ受け穴内で回転を拘束される回転拘束部を有し、ツールストッカ5のホルダ受け穴内に保持された状態でスピンドルの回転により支持ホーンに対してねじにより着脱される。 (もっと読む)


【課題】加工工具をホーン先端に取り付けて片支持した超音波加工装置において、超音波振動子の縦振動と加工工具の半径方向の伸び振動とをきれいな共振状態とすることが可能な超音波加工装置の提供。
【解決手段】中空の本体スリーブ2aを有し、軸線C周りに回転駆動されるスピンドル2と、本体スリーブ2a内の軸線C上に配置される超音波振動子3と、本体スリーブ2aに固定され、超音波振動子3と同軸上に連接される支持ホーン4と、この支持ホーン4との間に軸線C周りに回転させる加工工具5を挟持する固定ホーン6とを有し、支持ホーン4の超音波振動子3が連接される端面4fから固定ホーン6の先端面6cまでの長さが、超音波振動子3により励起される超音波振動の波長λであり、加工工具5の中心が固定ホーン6の先端面6cから超音波振動子3側に1/4・λの位置であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】加工工具をホーン先端に取り付けて片支持した超音波加工装置において、超音波振動子の縦振動と加工工具の半径方向の伸び振動とをきれいな共振状態とすることが可能な超音波加工装置の提供。
【解決手段】中空の本体スリーブ2aを有し、軸線C周りに回転駆動されるスピンドル2と、本体スリーブ2a内の軸線C上に配置される超音波振動子3と、本体スリーブ2aに固定され、超音波振動子3と同軸上に連接される支持ホーン4と、この支持ホーン4との間に軸線C周りに回転させる加工工具5を挟持する固定ホーン6とを有し、支持ホーン4および固定ホーン6は、加工工具5の端面5a,5bからの長さが超音波振動子3により励起される超音波振動の波長の1/2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】押出し荷重を低減し、難加工性の押出し材や、難加工形状の押出し加工を可能とする押出し加工装置の提供。
【解決手段】押出し方向軸A上で移動可能に押出し材を保持するコンテナ106と、押出し材200を所定の形状に加工する加工孔171を有するダイ107と、押出し材200に対しダイ107に向かう力を付与する押出し体108と、ダイ107を通過する押出し材200が挿通される挿通孔111を押出し方向軸に沿って有し、加工孔171と挿通孔111とが連通するように配置され、押出し方向軸上で振動する超音波振動をダイ107に伝達するホーン101と、ホーン101に超音波振動を発生させる超音波振動発生手段102とを備える。 (もっと読む)


【課題】超音波振動子に対して切削工具の刃先の角度および高さを容易に合わせることを可能にする。
【解決手段】直方体状のホーン本体40と、ホルダ2、超音波振動子3が固定される面に対して直角な対向する2面の両外側に配置される複数のノードフランジ41と、ホーン本体40と接続する複数のフランジ基部41aとからなり、複数のノードフランジ41と取付ベースとはこれらの接触面内の複数箇所で複数のねじ8により着脱可能に固定される超音波ホーン4とを有し、ホーン本体40とホルダ2とは、超音波振動子3の振動主軸の延長線上にねじ軸が配置されるねじ7によって締結されるものであり、かつねじ7の周りにねじ軸の位置決めのための互いに嵌合する第1凹部42および第1凸部22を備え、さらに第1凹部42および第1凸部22の外側にホーン本体40とホルダ2との互いの位置決めのための第2凹部43および第2凸部23を備える。 (もっと読む)


【課題】先端部に工具挿入部が設けられて、かつ、この工具挿入部に連なり当該先端部を分割するスリットが設けられた工具ホルダを使用して超音波加工用工具を超音波加工装置に取り付けた場合の加工精度を向上させ、超精密加工を可能にする。
【解決手段】ホルダ1の先端部に、工具2が挿入される工具挿入部10と、この工具挿入部10に連なり当該先端部を分割するスリット11とを備え、さらにスリット11が、ホルダ1の軸芯と略平行な面内にあり、ホルダ1の先端面からの深さは加工超音波の波長の1/8以上1/5以下とする。 (もっと読む)


【課題】超音波共振体同士をねじの締め付けにより接続するに際して、超音波共振体の外周部分の隙間の発生を防止し、超音波振動を均一に伝達することが可能な超音波共振体の接続構造および接続方法の提供。
【解決手段】ブースタ1およびホルダ2の超音波共振体同士が、無頭ねじ3の締め付け方向においては無頭ねじ3を中心とするブースタ1およびホルダ2の接続部の外周辺部において接触し、この接触部の内側が、ねじの締め付けによって接触しない程度の深さ、かつ接続部に対する面積比率が40%以上となる極微細隙間が形成された状態で接続されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】支持ホーンの熱膨張を防止して高精度の加工を行うことが可能な超音波加工機のスピンドル構造およびこれに用いる支持ホーンの提供。
【解決手段】スピンドル2に形成された中空の本体スリーブ3の中に配置する超音波振動子4と、超音波振動子4に同軸上に連接され、かつ本体スリーブ3の内周壁に拘束固定され、超音波振動子4により励起された超音波振動を切削工具6へ伝達する支持ホーン5とを備え、支持ホーン5が、超音波振動子4と同軸上に連接される本体5aと、本体5aの外周面に鍔状に形成された基部5b−1と、基部5b−1の外周部を本体5aの軸方向に延設して形成された弾性を有する円筒状の緩衝スリーブ5c−1と、緩衝スリーブ5c−1の端部に形成され、本体スリーブ3を貫通して本体スリーブ3の外側へ引っ張ることにより、本体スリーブ3の内周壁に接触させた状態で固定される周接フランジ5dとを有する。 (もっと読む)


【課題】超音波振動の変位方向を変換して切削を行う超音波振動切削装置において、超音波振動が外周刃工具の刃厚方向に伝達されるのを防止し、高精度な切削加工を行うこと。
【解決手段】軸線回りに回転駆動し、超音波変位を付与する超音波振動子に連結されて軸線方向に伸縮する超音波共振体を備えるスピンドルに取り付けられる切削ブレード20の取り付け用フランジであって、一対のフランジ21,22からなり、切削ブレード20の挟持面24,25からなる挟持部とスピンドルに取り付けられる取り付け孔部26との間に、空洞部23が形成されており、一部の軸線方向に伝達される超音波変位を空洞部23により吸収し、超音波振動が切削ブレード20の刃厚方向に伝達されるのを防止することにより、スピンドルから伝達された超音波振動の変位方向を切削ブレード20の径方向にのみ変換する。 (もっと読む)


【課題】切削加工中に外周刃ブレードの刃面が折れたり欠けたりすることがなく、工具寿命が長いダイシング用工具を提供する。
【解決手段】ダイシング用工具10は、超音波スピンドルユニットに固定されて軸線周りに回転するとともに、超音波スピンドルユニットにより発振された超音波変位により、ダイシング用工具10のブレード部2の刃面を伸縮させて切削加工を行う。スピンドル軸部取り付け側の外側周縁部5であって、ブレード部2側に面した外周端面8に、外側周縁部5の半径よりも1mmブレード部2側に延長して形成された部分が位相調整部6として機能しており、この位相調整部6が、フランジ部1内を伝播する超音波変位の位相のずれを調整して、半径方向のみに変位するように超音波変位をブレード部2へと伝達する。このようにして、ブレード部2の砥粒層2aの刃厚方向への変位が抑えられ、加工物の切削側面をたたくような現象を減らすことができる。 (もっと読む)


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