説明

池上金型工業株式会社により出願された特許

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【課題】金型冷却用パイプの外周に整流体を螺旋状に巻き付けてスパイラル流路を形成した場合の冷却効率を更に向上させる。
【解決手段】入子ピン20の冷却穴20aと金型冷却用パイプ10の整流体10cとの間に隙間を設け、整流体10cにより形成されたスパイラル流路に加えて、隙間により形成された隙間流路にも冷却水を流すようにすることにより、冷却穴20aと冷却水との接触面積を増やし、従来よりも多くの面積で熱交換を行うことができるようにする。また、隙間流路に冷却水を流すことにより、冷却穴20aの側壁と整流体10cとで挟まれた部分において冷却水が滞留しないようにするとともに、冷却穴20aの側壁と冷却水との接面に生ずる境膜を薄くし、熱交換の効率性を向上させることができるようにする。 (もっと読む)


【課題】解除バーの直線運動をカムの回転運動に変換することによってカムロックの開閉を行う構造の金型開閉装置において、細くて長い解除バーの高精度な切欠き加工を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】同一の回転軸を支点としてそれぞれが独立して回転する第1のカム5と第2のカム6とによりクランプカムを構成する。そして、ドグ11の直線運動を第1のカム5の回転運動に変換し、第1のカム5の回転力を利用して第2のカム6を回転させることによって上本体爪1aとロック爪6aとのロックを解除するように構成する。これにより、ドグ11と直接接触する第1のカム5が、ロック状態を維持したまま第2のカム6と独立して回転できるようにして、切欠きを長くしてドグ11から押接力をずっと受けない状態にしておく必要をなくし、型開き長さ以上の大きな切欠部11bを作らなくても済むようにする。 (もっと読む)


【課題】固定側金型と可動側金型との位置決めが確実に行なえる空気増圧装置を備えた金型装置を提供する。
【解決手段】固定側金型13と、この固定側金型13から突設された少なくとも4本のガイドピン16と、これらガイドピン16に案内され、固定側金型13に対して進退可能な可動側金型15と、ガイドピン16の少なくとも2本のガイドピンに代って組み込まれた空気増圧装置18とからなり、空気増圧装置18は、先端部にテーパガイド部65を有するシリンダ31と、金型の型締め時にテーパガイド部65と嵌合して固定側金型13と可動側金型15とを位置決めするテーパガイド受け部66を有するブッシュ19とを備え、シリンダ31内のピストン32が固定側金型13、可動側金型15の型締め手段によってシリンダ31内に押し込まれたとき、エアーが圧縮されるとともに、フリーピストン52が付勢手段としてのコイルスプリング62に打ち勝って後退してエアー圧が増圧される第3の室67を形成し、この増圧されたエアーを放出するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】成形品の鍔部にゲート痕が残ることなく、成形品の品質を向上できる射出成形金型を提供する。
【解決手段】固定金型13と、この固定金型13と接離可能な可動金型14と、固定金型13と可動金型14との間に設けられた胴部成形キャビティ27部及びこの胴部成形キャビティ部27の開口端に鍔部成形キャビティ部28を有し、鍔付き成形品Aを成形するキャビティ26と、固定金型13に設けられた樹脂注入口と連通する樹脂通路17を有するホットランナ16と、このホットランナ16に設けられ溶融樹脂をキャビティ26に充填するエッジゲート19とからなり、鍔部成形キャビティ部28に、鍔付き成形品Aの鍔部A1の一部に胴部A2の軸方向に突出するリブA3を成形するリブ成形キャビティ部28aを設けて鍔部A2の肉厚方向にシャーリング壁A4を形成し、このシャーリング壁A4に対向して前記エッジゲート19の開口穴21a,21bを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鍔部成形用キャビティ部に連通するエッジゲートを設けても、成形品の鍔部にゲート痕が残ることなく、成形品の品質を向上できる射出成形金型を提供する。
【解決手段】固定金型13と、この固定金型13と接離可能な可動金型14と、固定金型13と可動金型14との間に設けられた胴部成形キャビティ27部及びこの胴部成形キャビティ部27の開口端に鍔部成形キャビティ部28を有し、鍔付き成形品Aを成形するキャビティ26と、固定金型13に設けられた樹脂注入口と連通する樹脂通路17を有するホットランナ16と、このホットランナ16に設けられ溶融樹脂をキャビティ26に充填するエッジゲート19とからなり、鍔部成形キャビティ部28の外周部に、鍔付き成形品Aの型抜き方向にアンダーカット28aを形成する傾斜面28bを設け、この傾斜面28bに対向してエッジゲート19の開口穴21a,21bを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数のキャビティに溶融樹脂を同一の圧力、速度で充填でき、成形品の品質を均一にすることができる射出成形金型を提供する。
【解決手段】固定金型13と、この固定金型13と接離可能な可動金型14と、固定金型13と可動金型14との間に設けられた胴部成形キャビティ部27及びこの胴部成形キャビティ部27の開口端に鍔部成形キャビティ部28を有し、鍔付き成形品Aを成形する複数のキャビティ26と、固定金型13に設けられた樹脂注入口と連通する樹脂通路17を有するホットランナ16と、このホットランナ16に設けられ溶融樹脂を複数のキャビティ26に分配して充填する複数のノズル部20を有するエッジゲート19とからなり、エッジゲート19のノズル部20に低熱伝導材料からなる位置決めブロック22を固定し、この位置決めブロック22を、固定金型13を構成する部材に係合してエッジゲート19を固定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】射出成形法に延伸を加えることにより、(1)0.15mm薄肉の成形品の成形、(2)分子配向による強度アップ、(3)金型代の低廉化、薄肉によるコストダウン、が可能となる金型、成形法を提供する。
【解決手段】 射出成形機を用い、一例として容器(コップ)で説明すると、先ず成形品1(原成形品)を成形し、完了と同時に金型を開き、成形品の底面10をコア−61で押さえ、側面部を確実に延伸させる周辺縁12、フランジ押さえプレ−ト22,コア−固定板23,コア−62により金型後退力を利用して延伸することによって、薄肉とする、また成形品底面10、成形品側面を更に薄肉とするためにコア−61を前進させる、と同時に適温度を選択して延伸する事により分子配向が起こり、強度アップを計ることが出来る、又(図1)に示すように金型は簡単構造であり、薄肉のためコストダウンに寄与する。 (もっと読む)


【課題】一定量の成形材料が金型内に充填されると、該材料の流入を自動的に停止し、該材料の漏出を防止する射出成形金型の検査機および当該機と金型の連結機を提供する。
【解決手段】ダミー成形品を形成する材料収容室20を有し、該室内の成形材料を加熱溶融する発熱体を有するタンク16と、基端部で該タンクと該収容室に連通し、先端部では金型のノズルタッチ8に接続されるゲート32と連結されたシリンダ18と、該シリンダ内で進退自在に可動するピストン29と、該収容室と連通する通路を有し、バルブピン37を有するゲートバルブ35と、該シリンダ18内への流体圧力の切換え制御を行うコントローラ40の制御で該ゲートバルブを後退させて該ゲートを開放して成形材料を該キャビティに流入させ、成形材料流入後は該ゲートバルブを前進させて該ゲートを閉塞し、成形材料の該キャビティへの流入を阻止するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 圧力によるオーバーパック等による大きな内部歪みを発生させることなく、プリフォーム材をランナレスで1個取りすることができ、偏肉、厚肉の成形部品の不均一収縮を回避して微細精密形状の転写が可能であり、かつエネルギーロスが少ないマイクロ成形加工装置および方法を提供する。
【解決手段】 成形する小型精密光学部品に対応するプリフォーム材3をランナレスで1個取りするプリフォーム成形装置10と、プリフォーム材3を真空状態で一次圧縮成形を行った後、プリフォーム材をガラス転移点近傍まで冷却し、次いで表面層を再軟化して二次圧縮成形して小型精密光学部品を転写する精密圧縮成形装置40とを備える。 (もっと読む)


【課題】射出成形法を用いプラスチック継ぎ手を成形の場合、継ぎ手が持つ多くのアンダーカットをはずし、成形する、ゴムリング装着溝及び回転リブ又は溝付き構造を有する継ぎ手金型構造とその成形法の提供。
【解決手段】 射出成形法に一部吹き込み成形法を組み合わす方法で金型から取り出すことなく基本となる成形品を作り、金型を所定の位置まで開いて、吹き込み用型を挿入する空間を作り、これを成形機の型締力を利用して抑えてゴムリング溝2を形成した。同時に回転リブ7と胴部を成形品胴部を内面エアーで膨出させた外側面6とを拡大してはずすことに成功した。 (もっと読む)


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