説明

オリエンタルエンヂニアリング株式会社により出願された特許

1 - 7 / 7


【課題】ガス浸炭処理又はガス浸炭窒化処理によって表面及び表面近傍に粒界酸化とそれに伴う不完全焼入れ層とが生じている鋼製の被処理品に対して好適な表面改質方法であり、粒界酸化とそれに伴う不完全焼入れ層とを低減して前記被処理品の表面品質を向上させる表面改質方法を提供する。
【解決手段】加熱室2内に鋼製の被処理品を入れ、大気圧下950℃で70分間ガス浸炭を行った。このガス浸炭により、被処理品の表面及び表面近傍に酸化物が生成し、粒界酸化とそれに伴う不完全焼入れ層とが生じた。ガス浸炭が終了したら、加熱室2内を減圧して1Paとし、加熱室2内に導入ガスを全く導入せずに950℃で50分間熱処理して、被処理品の表面改質を行った。 (もっと読む)


【課題】処理炉内の雰囲気を参照して処理炉内の雰囲気を制御することが可能な、表面硬化処理装置及び表面硬化処理方法を提供する。
【解決手段】処理炉2内の炉内ガスの熱伝導度に基づいて、炉内ガスの水素濃度を検出する水素濃度検出手段4と、水素濃度検出手段4が検出した水素濃度に基づいて、炉内ガスの組成である炉内ガス組成を演算する炉内ガス組成演算手段24と、炉内ガス組成演算手段24が演算した炉内ガス組成と予め設定した設定炉内ガス混合比率に応じて、炉内ガス組成が設定炉内ガス混合比率となるように、複数種類の炉内導入ガスの処理炉2内への導入量の比率である炉内導入ガス流量比率を一定値に保持した状態で、複数種類の炉内導入ガスの処理炉2内への合計導入量を制御する、または、炉内導入ガス流量比率が変化するように複数種類の炉内導入ガスの導入量を個別に制御するガス導入量制御手段26を備える。 (もっと読む)


【課題】処理ガスの流出による固化物の発生を未然に防止できる新規なガス窒化炉およびガス軟窒化炉の提供。
【解決手段】被処理物Sを窒化処理する加熱室10と前記被処理物Sの前後処理を行う前後処理室20との間に、前記被処理物Sを通過および待機させる待機室30を備えたガス窒化炉100であって、前記待機室30に、当該待機室30内を所定温度以上に加熱する加熱手段38と、当該待機室30内のガスを排気する排気手段L3とを備える。これによって待機室30へ流出してきた処理ガスが固化することなくそのまま排出されるため、処理ガスの流出による固化物の発生による処理炉全体の処理効率の低下を未然に防止できる。 (もっと読む)


【課題】加熱炉と冷却槽とを接続するシュート周辺での凝結物の発生を未然に防止することができる新規な連続式熱処理装置の提供。
【解決手段】ワークを搬送させながら加熱処理する加熱炉20と冷却槽30間を外部シュート60で接続し、当該外部シュート60内に前記加熱炉20で加熱処理したワークをその搬出端から前記冷却槽30側に落下させて案内すべく内部シュート24を備え、当該内部シュート24の上端または下端のいずれか一方あるいは両方に当該内部シュート24の開口部を横断するように不活性ガスを吹き出すすガス吹出ノズル25を備える。これによって内部シュート24の上端または下端のいずれか一方あるいは両方が不活性ガスによってシールされるため、冷却槽30で発生するヒュームと加熱炉20の雰囲気が反応するのを阻止して凝結物の発生を未然に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】長尺状のワークを良好かつ確実に連続式熱処理設備側に供給できる新規な連続式熱処理設備のワーク供給装置およびワーク供給方法の提供。
【解決手段】連続式熱処理設備S内に順次流れ込む搬送ベルトVの上部に樋状のホッパ21を転回自在に設け、そのホッパ21内に長尺状のワークWを投下してそのワークWをホッパ21の長手方向に整列させた後、そのホッパ21を転回させてホッパ21内のワークWを前記搬送ベルトV上に移し換えて前記連続式熱処理設備Sに供給する。これによって、ワークが自動的に整列された状態で搬送ベルトV側に供給されて搬送されるようになるため、長尺状のワークを良好かつ確実に連続式熱処理設備S側に供給できる。 (もっと読む)


バルブリフタ(1)又はシム(3)の摺動画(2)は、浸炭焼入焼戻処理をした後、その表面硬度がHv660以上、化合物層(6)の厚さが1〜5μmとなるようガス軟窒化処理を行う。表面の窒化層は空孔率1%以下の緻密な化合物層(6)である。
(もっと読む)



1 - 7 / 7