説明

有限会社坂本石灰工業所により出願された特許

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【課題】安全性を向上させることが可能な乾燥剤原料の製造方法を提供する。
【解決手段】1.3m2 /g以下の比表面積を有する生石灰粒子11と高級脂肪酸12とを混合することにより、生石灰粒子11の表面全体が高級脂肪酸12により被覆された被覆粒子10を形成する。被覆粒子10を含む乾燥剤原料では、1.2m2 /g以下の比表面積を有するようになりやすくなることにより、水蒸気を吸収する一方で、水と接触しても、高級脂肪酸12によりコーティングされているため、生石灰粒子11が水と反応することが抑えられる。 (もっと読む)


【課題】水との反応を完全に抑えることができ、安全性を高めることができる乾燥剤原料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】生石灰粒子11と高級脂肪酸12とを混合することにより、生石灰粒子11の表面全部を高級脂肪酸12により被覆した一次粒子10を形成したのち、造粒により、一次粒子10が高級脂肪酸12を結着剤として凝集した二次粒子20を形成する。二次粒子20の表面全体を高級脂肪酸12で完全にコーティングし、撥水性を向上させる。生石灰粒子11に水分が接触する可能性を極めて小さくし、水との反応を抑える。高級脂肪酸12の生石灰粒子11に対する添加量は例えば6質量%以上17質量%以下とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高い吸湿性を保持しつつ、水との急激な反応および高熱の発生を抑制することができる乾燥剤原料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭酸カルシウムを80質量%以上93質量%以下、アルカリ土類金属の塩、あるいはアルカリ土類金属の塩およびアルカリ金属の塩を7質量%以上20質量%以下で含む混合物を作製したのち、この混合物を焼成する。高い吸湿性を保持しつつ、30℃の環境下、質量が100g以上であるとき、その質量に対して18質量%の水との反応による発熱最高温度が65℃以下となる。 (もっと読む)


【課題】シンプルな積層構成であって、製造コストにおいて有利であり、かつ食品の包装に必要な適切な透湿度を実現すると共に、中間の非多孔質フィルム層として、酢酸−ビニル共重合体(EVA)を採用した場合よりも、熱的安定性、加工性、更には透湿性などの諸機能において優れた乾燥剤包装用材の構成を提供すること。
【解決手段】紙層1とシーラブル不織布層3とを両側に配置し、エチレンメチルメタアクリレート(EMMA)による非多孔質フィルム層2を中間に配置し、かつ相互の層を押出しラミネートによって接合したことに基づき、前記課題を達成することを可能とする乾燥剤包装材。 (もっと読む)


【課題】シートの両面から吸湿可能であり、吸湿性能が向上すると共にシール強度も十分であり、粉塵漏れもなく、特にクリーンルームにおいて梱包を要求される電子機器等に有用な乾燥剤シートを提供する。
【解決手段】
乾燥剤シート1は、第1シート11と第2シート12とにより包材を構成し、この包材内に乾燥剤13を封入している。第1シート11は、無発塵性であって透湿性を有する材料(不織布)により構成されている。第2シート12は、無発塵性であって透明性を有し、かつ無孔であるが透湿性を有する。具体的には、ナイロンフィルム12Aあるいはセロファンフィルムに、酢酸ビニルが混合されたポリエチレンフィルム(EVA)12Bをラミネートして構成される。第1シート11および第2シート12の両面から吸湿がなされる。 (もっと読む)


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