説明

株式会社キャロッセにより出願された特許

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【課題】差動制限機能を備えたデファレンシャル装置において、プレッシャーリング間に与圧スプリングを配設した状態で摩擦クラッチに与えるイニシャルトルクを変更できるようにする。
【解決手段】左右のプレッシャーリング2,3の対向面に、車軸方向に沿って与圧スプリング14が配設されるスプリング穴21,22を設け一方のスプリング穴21の奥壁面21aと与圧スプリング14の一端との間に車軸方向移動自在にスプリング押動体26を配置し、プレッシャーリング2に形成した座繰穴23に嵌りこむ鍔部32を備えたバネ力調節部材29をねじ込むと、スプリング押動体26の差動棒27が鍔部32に押されて与圧スプリング14を圧縮し、初期設定長さを短くする。したがって、バネ力調節部材29の装着の有無で初期設定長を切り替え、イニシャルトルクを変更する。 (もっと読む)


【課題】サスペンションの車高調整用アクチュエータの油圧制御に必要としていたバルブを廃止する。
【解決手段】車高調整用アクチュエータ12L,Rの油圧制御源をモータ駆動される対向ピストン構造の油圧ポンプとし、この油圧ポンプの構成として、モータ30のモータ軸に固定のウォームギヤ32でウォームホイール29を回転させ、対向するピストン24L,Rにそれぞれ右ねじと左ねじでねじ結合するねじ軸27をこのウォームホイール29に固定し、ウォームホイール29の回転方向により、シリンダー23L,Rに内挿されたピストン24L,Rを互いに向かい合う方向及び離れあう方向に直進移動させ、ピストン24L,Rとシリンダー23L,Rで形成される作動液室26L,Rと車高調整用アクチュエータ12L,Rとの間で作動液をオイルライン15L,Rを介して移動させる。 (もっと読む)


【課題】ショックアブソーバなどの油圧緩衝機構内にショックアブソーバの長さ調節のために液体の流通方向を切り替える切り替え弁を内蔵し、外部より遠隔操作によりショックアブソーバの長さ調節を可能とする車両用懸架装置を提供する。
【解決手段】車両用懸架装置におけるショックアブソーバのピストンロッド4の下端部の内周面内に軸方向両端部に弁部30を備えた切り替え弁体27を配置し、ピストンロッド4の軸孔21内に挿通された弁操作部材25を軸方向に移動することで、切り替え弁体27のいずれか一方の弁部30を開放し、閉じた他方の弁部の流通孔34と開放した弁部30とを、切り替え弁体27内から径方向流通孔36、切り替え弁体27の外周部の周囲の液路33を通って連通させるが、逆方向の流通は逆止弁を構成するボール体38により阻止される。これにより切り替え弁が切り替えられる。 (もっと読む)


【課題】車両用懸架装置のバネレートの変更は固定した値とし、また簡単な作業で変更できることが望まれていた。
【解決手段】ショックアブソーバ2のチューブ本体2aを軸方向に沿って摺動自在にアウターチューブ3に内装し、アウターチューブ3内に臨むチューブ本体2aのの内装端面を加圧作用面としてアウターチューブ3内に圧縮空気が充填される密閉空間3cを形成すると共に、前記密閉空間3cに連通し供給される空気圧を調整可能とするアキュムレータ7をアウターチューブ3に固定することにより、空気圧の調節でバネレートを変更可能な空気バネとコイルスプリング6とを並列的に接続した構成とした。 (もっと読む)


【課題】車両用懸架装置のバネレートの変更作業は手作業で行われるために手間がかかり、短時間でのバネレート変更作業が望まれていた。
【解決手段】ショックアブソーバ3のシリンダ1とピストンロッド2間にバネ継ぎ手9を介して直列接続した第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11とを配し、ピストンロッド2に固定のバネ受部材7に設けた空気圧駆動の筒状ピストン8をバネ継ぎ手9に当接させるとでバネ継ぎ手9とバネ受部材7との間に配された第2のコイルスプリング11が機能するのを阻止し、第1のコイルスプリング10のみのバネレートを得る。また筒状ピストン8を後退させてバネ継ぎ手9との当接を回避させると、バネ継ぎ手9の軸方向両方向への自由移動が保証され、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11の両機能の働きによるバネレートが得られる。 (もっと読む)


【課題】バネレートの調節できる車両用サスペンションのスプリングユニットは、両端がクローズドエンドのコイルスプリングに対して適用できず、バネレートの無段階調節ができなかった。
【解決手段】コイルスプリング2の内径部にアジャストパイプを挿入し、コイルスプリング2の巻き線間に一対のアジャストシート4を嵌合した状態で、一対のアジャストシート4をアジャストパイプ3に固定し、アジャストパイプ3のねじ部3aに螺着したロックナット8をコイルスプリング2の端面に当接するまで締め付けることにより、アジャストパイプ3に対するコイルスプリング2の移動を規制し、アジャストパイプ3に固定されているアジャストシート4の先端とスプリングシート7との軸方向距離であるコイルスプリング2の有効長を設定した長さに保持できるようにした。 (もっと読む)


【課題】 捩じれ剛性を簡単な操作で変更できるスタビライザーの提供。
【解決手段】 左右一対の各懸架装置に取付けられる第1のトーションバー部材21と第2のトーションバー部材22との間に第2のトーションバー部材22に固定された第3のトーションバー部材31を配置し、油圧作動機構10の可動筒12により管状スライダー13を軸方向に移動させることにより、第1のトーションバー部材21とは軸方向移動自在で軸周り方向には一体に係合する管状スライダー13が第3のトーションバー部材の平板部33と係合する位置が軸方向でずれることで捩じれ剛性の調節が行なわれる。 (もっと読む)


【課題】 リミテッドスリップディファレンシャル装置のイニシャルトルクを調整した際のクリアランスによる差動制限機能の影響を小さくし、かつ簡単に調整を行なうこと
【解決手段】 ディファレンシャルケースと一体的に回転し、かつ車軸方向に移動可能に前記ケース内に互いに対向して収容された一対のプレッシャーリング5A,5Bの車軸方向外方への移動により多板クラッチ6A,6Bを圧着する方向と対向する方向から付勢して当該多板クラッチ6A,6Bを予圧着するための、複数のバネ部材例えばコイルスプリング7を周方向に設けた構成とする。このような構成とすれば、バネ部材の組込み数を変えてイニシャルトルクを調整することができ、プレッシャーリング5A,5Bの圧着特性を見直す必要性が少ない。 (もっと読む)


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