説明

バイアコア アーベーにより出願された特許

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分析物の少なくとも一部が分析物結合性物質との複合体として存在する流体試料中の分析物の総濃度を決定する方法であり、a)試料を、実質的にあらゆる分析物複合体を解離し実質的に全ての分析物を遊離形態で提供するように分析物と分析物結合性物質との間の結合親和性を充分に低下させる条件に付す工程、b)試料を、分析物と分析物結合性物質との間の結合親和性を回復させる条件に付す工程、及びc)結合親和性が回復された直後、分析物の実質的な複合体再形成が起こる前に、試料中の遊離分析物の濃度を決定する工程を含んでいる。試料中の複合体結合分析物の濃度を決定する方法も開示されている。 (もっと読む)


【課題】表面プラズモン共鳴測定において、高空間分解能で高屈折計感度および精度で、センサーチップまたはプレートの検知表面の大領域分析およびその顕微鏡測定法分析を可能にする光学方法および装置を提供すること。
【解決手段】表面上の薄層構造を検査して、光学厚さの点で差異を求める方法であって、該方法は、光が表面で内反射または外反射されるように、光で表面(SS)を照射する工程、二次元式第1光検出器(D1)上で反射光を画像化させる工程、角度範囲および/または波長範囲にわたり、光の入射角度および/または波長を経時的または連続的に走査する工程などを含み、表面で反射された光の一部が第2光検出器(D2)上で検出され、同表面を照射する偏向光の入射角度または波長をモニターすることを特徴とする、方法。 (もっと読む)


分子結合相互作用のアフィニティを、定常状態での結合について測定したデータから判定する方法であって、
a)2種の化学種が結合する相互作用について、結合について実験的に得た複数のデータセットを用意し、ここで、各データセットは、相互作用の会合フェーズと解離フェーズのそれぞれの複数の時点で測定された結合に関するデータを含み、
b)実験的に得られた結合についての複数のデータセットから、会合フェーズの終点又はその付近の所定の時点で測定した複数の結合データを、定常状態の結合データを表すものとして選択し、
c)定常状態の結合データの信頼性を、同じデータセットの他の結合データを評価することによって推定する過程を含む、各データセットの品質管理を行い、
d)過程c)で、信頼性の低い定常状態の結合データを含むものと推定された各データセットを除外し、
e)残りのデータセット中の定常状態での結合データからアフィニティを判定する
過程を含む方法。 (もっと読む)


固体支持体表面に固定されたリガンドと溶液中のリガンドに対する結合パートナーとの間の可逆的分子相互作用についての反応速度論的パラメーターを決定する方法であって、この方法は以下の方法を包含する:連続的に、固定されたリガンドの中間体の再生または更新を介することなく、固体支持体表面上における種々の既知濃度の結合パートナーを含む複数の流体体積を流す工程、時間および結合パートナーの溶液濃度に関連して、固体支持体表面に結合した結合パートナーの瞬間的な量をモニタリングする工程、ならびに結合データを収集する工程、ならびに結合パートナーと固定されたリガンドとの間の相互作用についての所定の反応速度論的モデルを、収集された結合データに対して全体的にフィットさせる工程。このモデルは、固体支持体表面における物質移動制限を可能にする。
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本発明は、液体環境中における2化学種間の相互作用の特性決定のために、これら化学種の少なくとも一方を含んだ液体がフローとして測定システムを通過させられて、該測定システム内で相互作用が生じる方法に関する。この方法は、前述した化学種の少なくとも一方の第一の化学種の濃度勾配または、相互作用または被相互作用成分に影響を及ぼす他の少なくとも1化学種の濃度勾配をつくり出すことを含んでいる。液体フローはセンサデバイスを通過させられて、前述した少なくとも2化学種間の相互作用の結果が検出される。液体フローは、該フローが上記のセンサを通過させられる前に、少なくとも一回、さらに別の液体と交差させられて、濃度勾配を形成する上記化学種の少なくとも一方の化学種の濃度の異なる分離された少なくとも2液体セグメントが作製される。
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【課題】 様々な生体分子を固定化することができ、且つ、担体に対して強固に固定化する。
【解決手段】 タグ部を有する固定化対象の生体分子に対して共有結合可能な反応基を有する固定化担体における当該反応基を活性化する第1工程と、上記第1工程の後、上記固定化担体に対して、上記固定化対象の生体分子を含む溶液を作用させる第2工程とを含み、上記第2工程では、上記タグ部と上記固定化担体のタグ部結合部位との間の相互作用及び上記反応基と生体分子との間の共有結合を介して、上記生体分子を上記固定化担体に固定化する。
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フローセル内の表面上でサンプル流体のラミナーフローを位置決めする方法であって、この方法は、以下:互いに対する検出可能な界面を伴って第一の誘導流体および第二の誘導流体が一緒に表面上を流れるように、第一の誘導流体とは異なる第二の誘導流体のラミナーフローに隣接する第一の誘導流体のラミナーフローを提供する工程、2つの異なる誘導流体の間の界面を検出し、必要に応じて2つの誘導流体の相対流速を調節することによって界面を所望の位置の側方に調節する工程、およびサンプル流体のフローが誘導流体の間にはさまれるように、第一の誘導流体のラミナーフローと第二の誘導流体のラミナーフローとの間にサンプル流体のラミナーフローを導入する工程を包含する。この方法を実行するため分析システム、この方法を実行するためのコンピュータープログラム、コンピュータープログラム製品、およびコンピューターシステムもまた、開示される。
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