説明

カンジ,インコーポレイテッドにより出願された特許

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本発明は、遺伝子治療の改善した方法、特にPEG化アデノウイルスを用いた遺伝子治療に関連する。遺伝子治療のための組換えアデノウイルスの全身投与には、投与量依存性の副作用が関連していた。他の型の治療と同様に、アデノウイルスに基づく遺伝子治療への要求は、治療効果を最大限にしながら、副作用を軽減することである。特に、本発明は、遺伝子治療のための組換えアデノウイルスの全身投与に関連する副作用を軽減する方法および組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】上皮細胞、そして特に尿路上皮に対する、治療用タンパク質、ポリペプチド(例えば、インターフェロン、IntronA)または遺伝子送達系または核酸の送達を改善する方法を提供すること。
【解決手段】タンパク質またはこのタンパク質をコードする核酸は、標的組織または器官の細胞に対するインターフェロンまたは核酸の送達を増大する送達増強因子を用いた治療と組み合わせて、この標的組織または器官に投与される。この方法および組み合わせは特にインターフェロン療法に応答性の癌または他の症状の治療に有効である。例示的な方法は、αインターフェロンまたはこのインターフェロンをコードする遺伝子送達系およびSYN3またはSYN3のホモログもしくはアナログを含む薬学的組成物の治療上有効な量の膀胱への経尿道膀胱内投与を包含する。 (もっと読む)


【課題】細胞または細胞集団に送達する薬剤量を高めることができる化合物および方法の提供。
【解決手段】式Iの化合物。RおよびRは、各々独立して水素またはヒドロキシル基であり、mおよびnは、各々独立して約0〜2から選択され;Rは−NRであり、RおよびRは、各々独立して、糖残基、必要に応じて置換されているアルキルなどを表す。
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本発明は、アデノウイルスE2B機能の部分欠失または全欠失、かつE1領域に挿入された目的のタンパク質をコードする異種配列を含む発現カセットを有することによって特徴付けられる、組換えアデノウイルスベクターを提供する。このようなベクターは、複製能力のあるアデノウイルスの混入の発生を低減または排除するために設計される。さらに、ベクターの発現カセットは、異種配列の発現を増加させることができ、および/またはウイルスタンパク質の発現を低減させることができる、1つ以上の調節エレメントを含み得る。ウイルスタンパク質の発現におけるこのような減少は、インビボで投与される場合のアデノウイルスベクターの細胞障害性および免疫原性を低減させる。形質転換される産生宿主細胞および組換えタンパク質の生成方法および遺伝子治療も、本発明の適用範囲内に含まれる。
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上皮細胞層を有する組織または器官に対するタンパク質または遺伝子療法の投与のための方法および薬学的組成物が提供される。タンパク質またはこのタンパク質をコードする核酸は、標的組織または器官の細胞に対するインターフェロンまたは核酸の送達を増大する送達増強因子を用いた治療と組み合わせて、この標的組織または器官に投与される。この方法および組み合わせは特にインターフェロン療法に応答性の癌または他の症状の治療に有効である。例示的な方法は、αインターフェロンまたはこのインターフェロンをコードする遺伝子送達系およびSYN3またはSYN3のホモログもしくはアナログを含む薬学的組成物の治療上有効な量の膀胱への経尿道膀胱内投与を包含する。 (もっと読む)


本発明は、E1AおよびE1Bの機能を補う、E1欠損アデノウイルス(rAd)ベクターの産生のための細胞株を提供する。本発明はまた、E1A、E1BおよびE2Bのポリメラーゼ機能を補う、E1欠損アデノウイルスベクターおよびE2欠損アデノウイルスベクターの産生のための細胞株を提供する。本発明は243Rタンパク質および289Rタンパク質中に変異を含むE1A配列、ならびにE1B−55K遺伝子を含むE1B配列の挿入によって、E1A機能を補う特定の細胞株を提供する。得られた産生細胞株(SL0003およびSL0006と名付けた)における産生収量は、検出可能な複製能力を有する組換えアデノウイルス(「RCA」)を産生することなく、293細胞から得られる産生収量と類似していた。 (もっと読む)


本発明は、Na1.8ナトリウムチャネル遺伝子からmRNAのRNAi誘導性の分解を引き起こす、一本鎖、または二本鎖のいずれかの短い干渉核酸;このような短い干渉核酸を含む薬学的組成物;このような短い干渉核酸を含む組み換えベクター;mRNAの翻訳を阻害するための方法;ポリペプチドの発現を阻害するための方法;細胞における膜電位をブロックするための方法;細胞におけるナトリウム電流をブロックするための方法;および、慢性疼痛を阻害するための方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、インターフェロン種をコードする組換えベクターの使用によって、インターフェロン耐性腫瘍を処置するための方法を提供する。特に、組換えベクターによって提供されるインターフェロン種が、組換え産生されたインターフェロンタンパク質に関連しない特性を有することが、注目される。本発明は、インターフェロンをコードする組換えベクターを使用して、インターフェロン耐性腫瘍の処置において有用な組成物を、さらに提供する。 (もっと読む)


本発明により、創傷部位においてp21WAF1/Cip1を発現させることにより、皮膚瘢痕を縮小または阻害するための方法および組成物が提供される。1つの実施形態において、本発明により瘢痕を減少させるための方法が提供され、この方法は創傷を有する被験体の皮膚に発現カセットを含むポリヌクレオチドを投与する工程を包含し、ここでこの発現カセットはp21WAF1/Cip1をコードするポリヌクレオチドに作動可能に連結されたプロモーターを含む。
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本発明は、アデノウイルスを非共有結合的にカプセル化し、その送達とウイルスゲノムから得た発現を良好にするコポリマーを提供する。PEI、ポリリジン、DEAE−デキストランおよびこれらの誘導体などのカチオンポリマー、およびPEGおよびその誘導体などの非イオン性ポリマーのコポリマーは、細胞中のアデノウイルスの送達と導入遺伝子発現とを良好にすることができることが、今、発見された。本発明の錯体は、カプセル化されたアデノウイルスよりさらに治療的に効果がある、容易に製造できる材料を提供する。 (もっと読む)


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