説明

株式会社アムコにより出願された特許

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【課題】大きな貯留タンクを設ける必要がなく、容易に且つ連続してバラスト水を採取し、バラスト水中に含まれる水生生物を生きたままサンプリングすることのできる船舶バラスト水のサンプリングシステム及びサンプリング方法を提供する。
【解決手段】バラスト水の注水ライン及び/又はバラスト水の排水ラインからバラスト水の一部を連続して採取するサンプリングノズルと、サンプリングノズルから採取されたバラスト水に含まれる水生生物を濃縮するサンプリング装置143とを備え、サンプリング装置143は、内部に貯留水が一定水量となるように調整可能に貯留される貯水容器300と、貯水容器300内を外側と内側の2つの空間に区画する濾布303と貯水容器300内の貯留水が排水口313から排水された際に濾布303の内側に残留する水生生物を含む水を一旦貯留させる貯留部304と、貯留部304に貯留された水生生物を含む水を収容する収容容器307とを有する。 (もっと読む)


【課題】水中に含まれる微小な水生生物の生物個体にダメージを与えることなく生きたまま採取して濃縮できる水生生物のサンプリング装置及び水生生物のサンプリング方法を提供すること。
【解決手段】内部の貯留水W1が一定水量となるように調整可能な貯水容器1内に、上端開口3a及び下端開口3bを有し、貯水容器1内を外側と内側の2つの空間1A、1Bに区画する濾布3と、該濾布3の下端開口3bに水生生物を収集するための収集容器4とを設置し、予め貯水容器1内に貯留水W1を濾布3の上端開口aが露出する程度に貯留させ、濾布3の内側に上端開口3aからサンプリング対象となる水生生物を含む水W2を供給した後、貯水容器1内における濾布3の外側にある貯留水W1を排水することにより、濾布3の内側に残留する水生生物を含む水W2を収集容器4内に収集する。 (もっと読む)


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