説明

アートスペース株式会社により出願された特許

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【課題】コンクリート構造物の内部で錆びが発生することがない型枠用間隔保持具、型枠用間隔保持具セット、及び、コンクリート構造物の施工方法を提供する。
【解決手段】型枠用間隔保持具1は、コンクリートから成り、内部にセパレーター31を挿入可能な貫通孔が形成された円筒部3と、コンクリートから成り、円筒部3の両端側に形成され、互いに対向する型枠33とそれぞれ接触する一対の端部4と、を備える。端部4は、貫通孔を囲む環形状を有する接触面と、接触面の内側であって貫通孔の周囲に形成され、接触面より奥側に凹んでいる凹部と、を備える。型枠間隔保持具1自体は錆びるおそれがない。セパレーター31は、生コンクリート37が硬化し、コンクリート構造物が構築された後に、貫通孔から容易に抜き取ることができる。よって、コンクリート構造物の内部で錆びが発生することを防止できる。 (もっと読む)


【課題】生産性の高い鉄筋用スペーサーおよび鉄筋用スペーサーの製造方法を提供する。
【解決手段】鉄筋用スペーサーは、鉄筋を載置するスペーサー本体7と、スペーサー本体7に支持され、鉄筋を押さえる止め具9と、を備える。スペーサー本体7は、その上部に下向きに湾曲して形成され、鉄筋を載置するための載置部15と、その上部であって載置部15の一側方に形成され、スペーサー本体11の前面に到達する溝部21を有する。止め具9は、溝部21に挿入されている脚部31と、載置部15に載置された鉄筋と接触する爪部33と、を備えている。溝部21は前面に到達しているので、スペーサー本体11が硬化した後であっても、止め具9をスペーサー本体7に容易に取り付けることができる。また、止め具9をスペーサー本体7に対して適切な位置に確実に取り付けることができる。よって、鉄筋用スペーサーの生産性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】鉄筋に装着した姿勢を安定的に保つことができる鉄筋用スペーサーを提供する。
【解決手段】手前側の鉄筋10の下部と当接可能な凹曲面5が形成された溝部4と、鉄筋10を凹曲面5に当接した状態で保持する係止爪8と、溝部4の側方に設けられたヘッド部3を備え、ヘッド部3は、奥側の鉄筋11と当接可能な当接部6を有している。奥側の鉄筋11と当接可能な当接部6を備えているので、強い衝撃を受けても、鉄筋用スペーサー1自体が位置ずれや回転することを好適に抑制することができる。よって、鉄筋10に装着した姿勢を安定的に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、鉄筋への取付け作業性も良く、十分な強度を有すると共に、鉄筋へ取り付け後は不用意に動かず、かつ厳密な意味でのカブリ寸法を明確に得られ、かつ鉄筋と型枠材間に異物が存在しない鉄筋コンクリート施工用スペーサーの提供。
【解決手段】コンクリートまたはモルタル製のスペーサー本体部1に、バネ性をもつ金属板製の鉄筋保持用部2の一部を埋め込んで一体化したもので、本体部に鉄筋3を係合可能な湾曲凹部5をもつ短凹溝4形成して、同一形状で一対の鉄筋保持用部2a,2bに側方への取付け用腕部8a,8bを形成し、該各取付け用腕部を上記短凹溝の両内側壁9a,9b内へ埋設することで、鉄筋保持用部間に係合して鉄筋保持用片7a,7bで押圧された鉄筋が湾曲凹部の奥端面に直接当接し、かつ鉄筋と型枠材11間に異物が介在することなしに保持可能とする。 (もっと読む)


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