説明

株式会社坂本金型工作所により出願された特許

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【課題】人体に有害な溶剤、微粉末片等の残留物はなく、1、2次射出成形が適用されているにも拘わらず接合強度、接合部の気密性、液密性等は高く、医療器具として安全に使用できる体液浄化カラムを提供する。
【解決手段】体液の出入り口(9、9)を有する容器本体と、該容器本体内に設けられている体液浄化用充填材(F)とからなる。容器本体は、1次射出成形により成形された一対の半容器(A、B)が接合部位(C)において2次射出成形により接合されたものである。その接合部位(C)は、本体部(Ah、Bh)から斜め内方に角度θで広がるように傾斜して延びている接合部(At、Bt)の突合せ先端部(T、T)の外周部に位置している。 (もっと読む)


【課題】安価に且つ可及的に小型化された体液浄化カセットを成形することのできる成形方法を提供する。
【解決手段】体液浄化装置本体に対して、脱着される体液浄化カセット(U1)を合成樹脂製の箱状体(F1、F2)と、該箱状体に内蔵される基本要素(R1、1、PT1)と、ダイアライザ(2)、血漿交換モジュール、免疫吸着筒等の体液浄化要素から必要な要素が選択されている選択要素(2)と、基本要素と選択要素を接続する体液流路(R1〜R7)とから構成する。箱状体(F1、F2)と、体液流路(R1〜R7)は、1次成形により二つ割り構造の断面が所定形状を有するように成形し、そして2次成形により二つ割り構造体を一体化してカセット化する。二つ割り構造の体液流路を2次成形により一体化するときに、基本要素(R1、1、PT1)と選択要素(2)とを体液流路(R1〜R7)に液密的に接続する。 (もっと読む)


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