説明

エックスカウンター アーベーにより出願された特許

1 - 10 / 12


対象領域(4)内の対象物のCTデータを記録するシステムは、対象領域のいずれか一方の側にX線源(5)およびX線検出器(6)を備える。X線検出器は、平行に配列された複数の細長い検出器アレイ機構(6a)を含み、対象物を透過したX線源からのX線(9a)を検出し、したがって、対象物の画像を記録するために設けられる。デバイス(10a)は、細長い検出器アレイ機構が対象物を繰返し撮像するために設けられている間に、細長い検出器アレイ機構に平行である回転軸の周りでX線源(5)およびX線検出器(6)を回転させるために設けられる。デバイス(10b)は、さらに、X線検出器内の細長い検出器アレイ機構または回転軸が、回転中に移動し、それにより、細長い検出器アレイ機構がCTデータを記録することを可能にする。
(もっと読む)


対象物の放射線画像データを記録する装置は、放射線を放出する放射線源装置(3)と、放出される放射線の放射線経路に配置され、放射線画像データの記録中に対象物を収容するために設けられる対象物ホルダ(5)と、対象物と相互作用した放射線を検出する検出器装置(6)と、放射線源装置および検出器装置が固定される支持構造(2)と、検出器装置が対象物と相互作用した放射線を検出する間に、支持構造または対象物ホルダのいずれか一つを他方の支持構造または対象物ホルダのいずれかに対して円錐振り子運動させるために設けられる走査デバイスとを備える。
(もっと読む)


X線透過基板を有するコリメータの製造方法に関する。コリメータ製造方法は、第1側壁と第2側壁を有する第1スリットを基板に形成するステップと、X線吸収材によって第1スリットを充填するステップとを含む。X線吸収材は第1側壁から第2側壁まで延在する。製造方法は更に、X線吸収材の一部を除去することによって、残存するX線吸収材から第2側壁まで延在する第2スリットを形成するステップと、X線透過材によって第2スリットを充填するステップとを含む。方法は更に、X線透過材の一部を除去することによって、残存するX線透過材から第2側壁まで延在する第3スリットを形成するステップを含む。最後に方法は、X線吸収材によって第3スリットを充填するステップを含む。本発明に基づき、任意の所望アスペクト比を有するコリメータを製造し得る。
(もっと読む)


二重線源走査式放射線検出装置は、電離放射線を放出するために設けられた少なくとも2つの放射線源(11a,11b)と、アレイ状に配列された複数のライン検出器(16a)と、検査対象物全体に渡って走査方向(x)に複数のライン検出器(16a)を走査するための走査装置(17−19,21−22)とを含む。アレイ内の複数のライン検出器は放射線源の方向を向いている。走査装置は、走査中、各ライン検出器を放射線源を向いた状態に維持して、各ライン検出器が対象物の多数のライン画像を記録できるように配置される。本発明では、アレイ内の各ライン検出器(16a)は方向依存性を有するとともに、少なくとも2つの放射線源のうちの異なるものに交互に向いており、放射線源は走査方向(x)が位置する面内に配置される。
(もっと読む)


本発明は、蒸気、煙、炎を検出する検知器アセンブリに関する。検知器アセンブリは、UV検知フォトカソード3及びアノード5を有する検知器ユニット1と、UV検知フォトカソード3及びアノード5に接続され、UV光が衝突した際にUV検知フォトカード3から放出される電子がアノード5に向かって移動するように電界を生成する電圧供給ユニット9と、アノード5に移動する電子によって生成される電荷を検出して、被検出UV光の強度に関する信号を生成する読取機構とを含む。検知器アセンブリはさらに、或る波長幅の波長を有する光を放出する人工光源21を備える。光源21は、UV検知フォトカソード3に衝突し得るように配向される。波長幅は空気の伝送帯域と、複合構造の分子を含む蒸気の吸収帯域とに一致する。検知器1と光源21との間の信号の減少を検出することで蒸気の存在を確定することができる。本発明は上記検知の方法にも関する。
(もっと読む)


対象物の画像を記録する為の走査方式の放射線検知装置であって、対象物と相互作用をした後、扇形イオン化放射線ビームに暴露される一次元検知器ユニット(41)と、前記対象物の二次元画像を作成する為に反復して検知している間、対象物に対して一次元検知器ユニット(41)及び扇形ビームを相対移動させるデバイス(87,88,89,91)と、反復検知を制御する為の制御装置を備える。一次元検知器ユニット(41)は、イオン化放射線感応厚さdtを有し、厚さdtは、一次元検知器ユニットを照射する時には、扇形ビームの厚さよりも大きい。各々の一次元画像の暴露時間を短くし、且つ二次元画像の空間分解能を高くする為に、扇形ビームの一次元画像は、前記移動のn番目の長さ単位毎に記録される。ここで、nは、この長さ単位において扇形ビームの厚さのほぼ半分よりも小さくはなく、この長さ単位において一次元検知器ユニット(41)のイオン化放射線感応厚さ(dt)より小さい。
(もっと読む)


周期運動を行う対象物(5)の合成断層像データを取得するための装置は、放射線源(1)と、さまざまな角度(α,…,α,…,α)で伝搬する放射線の光束(b,…,b,…,b)が対象物を通じてそれぞれのライン検出器に入射されるように放射線源に向けて方向付けられる複数のライン検出器(6a)を含む検出器(6)と、各ライン検出器が対象物全体を走査するのに十分な距離で、放射線源及び放射線検出器を対象物に対して移動させるための装置(7)とを備える。装置(7)は、対象物を通じて伝達される放射線の複数の二次元画像をライン検出器にて取得するために移動を複数回に渡って繰り返し、各回の移動を対象物の周期運動に対して異なる位相シフト(Δ,2Δ,…)で行う。
(もっと読む)


被写体(5)の撮像データを高い反復速度で取得する走査式構造は、支持構造(11)と、支持構造に固定配置される複数の走査装置(10)と、を備え、複数の走査装置の各々は、(i)放射線源(1)と、(ii)複数の1次元検出器(6a)から成る積層体を含む放射線検出器(6)であって、複数の1次元検出器の各々が放射線源の方を向いて、1次元検出器への放射線の放射線束(b,...,b,...,b)の入射を可能にする構成の放射線検出器(6)と、を含み、複数の走査装置の内の一つの走査装置の放射線経路に配置される被写体テーブル(13)と、支持構造を被写体テーブルに対して回転させて、被写体テーブルが複数の走査装置の各の走査装置の放射線経路を連続的に横切るように当該テーブルを放射線経路に位置させるように設けられるデバイス(14)と、を備え、当該回転の間に、複数の放射線検出器の各々における複数の1次元検出器の各1次元検出器が、被写体を透過する放射線の複数の1次元画像を記録するように適合させる。
(もっと読む)


対象体の断層撮影データを取得する装置であって、放射線源(50)と、複数のラインディテクタ(41)を備える検出器(42)と、放射線源及び検出器の間の放射線経路に配置される対象体領域(53)と、放射線源及び検出器を対象体と相対移動させる機器(54)とを含み、一方で各ラインディテクタが対象体を透過した放射線の複数の線画像を記録する。放射線源は一次元(y)において対象体を完全に照射するように大きな角度内で放射線を放射すると共に、ラインディテクタは行(71)及び列(72)をなして据え付けられる。各行のラインディテクタは合せて、次元(y)において対象体を完全に検出する程度に大きな開口角度(a)を画定する。移動機器は対象体の断層撮影データを得るために、放射線源及び検出器を対象体と相対的にz軸周りに渦巻き状に移動させるように構成される。渦巻き状運動には一全回転よりもほぼ小さい回転と、z軸に沿った二次元アレイ列の隣接する2個の検出器間距離に対応する距離とを含む。
(もっと読む)


被験物の検査方法は、コントラスト促進剤を検査すべき被験物(7,42)内に投与(32)し、コントラスト促進剤がその被験物に密度差を導入する段階;イオン化放射線(3)を被験物に向ける段階(33);および、被験物を透過するようなイオン化放射線を空間分解的に検出し(34)、一方、被験物でのコンプトン(Compton)散乱放射線(3a,3c)が本質的に検出されないようにする段階からなる。被験物に向けられるイオン化放射線は、被験物で光電効果によって吸収されるよりも多くのイオン化放射線の光子がコンプトン(Compton)散乱され得るようなスペクトル範囲内で提供され、それにより、コントラスト促進剤によって被験物に導入された密度差が、空間分解的に検出される。
(もっと読む)


1 - 10 / 12