説明

株式会社ぬちまーすにより出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】製塩などの際に好適な濃縮方法に関し、極めて小型かつ簡易で安価な装置によって海水などの電解質液を水と水以外とに分離し効率的に濃縮できる方法を実現する。
【解決手段】電解質液の流れる管路Pの外側に、異極同士が対向するように、電解質液の水流方向に所定の長さを持つ磁極M・mを高速移動可能に配設すると共に、両磁極間の水流の下流側において中間寄りの流路と両端寄りの流路とに仕切るための仕切り壁を設けてあるので、両磁極による磁界の作用でイオン化成分が管路内の両端寄りにローレンツ力で移動し、両仕切り壁の外側の流路に流れ込み、残りの純水は両仕切り壁間の流路に流れ込むので、仕切り壁の出口側からは、イオン化成分が濃縮された電解質液と純水とが分離された状態で流出することになり、両仕切り壁の外側から濃縮液を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】容器の内面から外面まで複雑かつ無秩序に連続する微細孔を効果的かつ効率的に形成することで、焼酎やワインの熟成を促進するのに好適な多孔質容器とその製造方法を実現する。
【解決手段】動物の体毛や糸、ヤシ殻の繊維、松葉などのような外径が1mm以下の細長い可燃物を粘土に混合してなる原料土で容器や容器壁部を形成し、かつ焼成する方法によると、細長い可燃物が高温で焼失した後に、微細連通孔が無秩序に交差し合って連続することによって、容器壁部の内面から外面に通じる微細連通孔が無秩序に多数形成される。その結果、容器内の液体が遠心力や重力で微細連通孔を通過する間に、処理が効果的に促進されるような用途に最適である。 (もっと読む)


【課題】海水を微細霧状にして温風ないし熱風を当てることにより水分を蒸発させて製塩する際に好適な微細霧発生器に関し、回転円板やモータ軸受けを損傷する恐れがなく、より安全かつ長寿命で容易に製造可能な簡素な構成の微細霧発生器を実現する。
【解決手段】高速回転している回転円板の中央部に供給された海水などの液体が遠心力で膜状となって外周から振り切られた際に、その外側に設けてある跳ね返り壁に衝突して飛散することによって微細霧となる方法を採っているため、回転円板の外周からわずかに離れた位置に跳ね返り壁を設けるだけで容易に微細霧を発生させることが可能となる。その結果、回転円板と跳ね返り壁を分離でき、曲げ応力は発生しないので損傷せず、長寿命となり、微細霧発生手段の構成が簡素化され、製造も容易になる。 (もっと読む)


【課題】海水を微細霧状にして温風ないし熱風を当てることにより水分を蒸発させて製塩する際に好適な微細霧発生器に関し、堅牢でかつ容易に製造できるような簡素な構成で微細霧発生器を実現し、かつ微細霧をより効果的に発生可能とする。
【解決手段】高速回転している円板の中央部に供給した海水などの液体が遠心力で外周に流れた時点で、外周位置に設けてあるストッパー壁に衝突して飛散することによって微細霧が発生する方法を採っているため、円板の外周位置にストッパー壁を設けただけで容易に微細霧を発生させることが可能となる。その結果、微細霧発生手段の構成が簡素化される。外周に到達した液体がストッパー壁を越えられる程度に低い場合は、堤防を越えた海水が飛散して無数の水滴が発生するように、一部の液体はストッパー壁に衝突して微細霧となり、他の一部は遠心力でストッパー壁を越える際に無数の微細霧となる。 (もっと読む)


【課題】海水を微細霧状にして温風ないし熱風を当てることにより水分を蒸発させて製塩する際の微細霧発生用モータの長寿命化技術に関し、このように、海水を霧状にするための高速駆動モータをより確実に長寿命化可能とする。
【解決手段】海水の微細霧発生用のモータの出力軸を包囲する防塩カバー手段を設けると共に、該モータ自体は密閉空間に収納し、該密閉空間の内部に圧縮空気を供給する構造とする。そして、前記防塩カバー手段中のモータ出力軸の外周に、モータ出力軸の外径より大径の遮断手段を設けてある。 (もっと読む)


1 - 5 / 5