説明

株式会社工房成瀬により出願された特許

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【課題】本発明は、天然素材を利用し、住宅環境に優しい壁材や天井材等の内装材としての樹皮ボード及び畳を提供する。
【解決手段】本発明の樹皮ボードは、楮、桑、杉などの木材の樹皮を繊維状に解した、長さが不均一の樹皮繊維材料と、黄葵の根又は糊空木の樹皮から抽出した液体を主体にした繊維分散液と、籾殻を蒸し焼きにした籾殻炭とから形成され、前記繊維分散液を水に混ぜた混合水溶液に、前記樹皮繊維材料と籾殻炭を入れてよく混ぜて繊維隙間空間に籾殻炭が入り込むように良く練り、脱水乾燥させて、樹皮繊維材料の繊維同士が絡み合い水素結合によりくっ付き合い固めて形成されるくん炭ボード1を設け、該くん炭ボード1の上下面を樹皮繊維2でサンドイッチ上に挟んで、さらに表面に和紙3を施して一体化したものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、天然素材のみを利用し接着剤を使用しない、建築材料に適したくん炭ボードを製造するくん炭ボード製造装置を提供する。
【解決手段】本発明のくん炭ボード製造装置は、水を満たした水槽4の上部に、前記水槽4と水密となるように嵩上げ水槽(昇降枠7及び型枠17)を一体に形成し、前記嵩上げ水槽(昇降枠7及び型枠17)に混練物を充填して表面を均した後、前記嵩上げ水槽(昇降枠7及び型枠17)の水位を前記水槽4の水位まで下降させて前記嵩上げ水槽(昇降枠7及び型枠17)の水を前記水槽4を通過させて排水して前記嵩上げ水槽(昇降枠7及び型枠17)内の混練物を自然脱水し、その後、前記混練物を前記水槽4の水面上で圧縮成型してくん炭ボードを形成するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、天然素材のみを利用し接着剤を使用しない、住宅環境に優しい空間を形成する壁材や天井材といった建築材料に適したくん炭ボード及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のくん炭ボードは、楮(こうぞ)、桑(くわ)、杉などの樹皮を繊維状に解(ほぐ)した天然繊維材料1と、該天然繊維材料1の繊維隙間空間に分散された籾殻炭2とを混練し、この混練物を型枠成型して脱水乾燥させ、板状のボードに形成したものである。
前記天然繊維材料1は、楮(こうぞ)、桑(くわ)、杉などの木材の樹皮を解し、長さが不均一の繊維質の部分を利用する。前記籾殻炭2は、籾殻を蒸し焼きにして「くん炭」を形成する。 (もっと読む)


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