説明

住金精鋼株式会社により出願された特許

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【課題】潤滑性に優れた冷間鍛造用鋼線の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態による冷間鍛造用鋼線の製造方法は、素線に対して硫酸溶液で酸洗処理を実施する第1酸洗処理工程と、硫酸溶液で酸洗処理を実施された素線に対して熱処理を実施する工程と、熱処理後の素線に対して塩酸溶液で酸洗処理を実施する第2酸洗処理工程と、塩酸溶液で酸洗処理を実施された素線に対して潤滑処理を実施し、素線の表面に潤滑皮膜を形成する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】線材の伸線加工時に発生する粉塵の問題をなくし、且つ、締結部品の製造過程における冷間塑性加工や、調質処理などの熱処理後に締結部品表面に安定した潤滑性を付与する鋼線材を提供する。
【解決手段】SiO/MO(Mはアルカリ金属を示す)のモル比が2〜5のケイ酸アルカリ金属塩(a)、脂肪酸のカルシウム塩(b)、ポリオレフィンワックス(c)を必須成分とし、全固形分中での(b)および(c)の質量比が、それぞれ6〜50質量%、1〜20質量%である潤滑皮膜を有する締結部品用鋼線材。 (もっと読む)


【課題】冷間塑性加工前の線材への潤滑皮膜処理と、締め付け性の安定化のために熱処理後の締結部品表面に施す潤滑処理とを一つの工程に纏めることでの飛躍的な省力化を実現するものであって、且つ製造工程によらずに安定な黒色外観を呈する締結部品を提供できる鋼線材の提供。
【解決手段】SiO/MO(Mはアルカリ金属を示す)のモル比が2〜5のケイ酸アルカリ金属塩(a)、平均粒子径が10μm未満の結晶性黒鉛(b)、ポリオレフィンワックス(c)を必須成分とし、全固形分中での(b)および(c)の質量比が、それぞれ1〜30質量%、30〜50質量%である潤滑皮膜を有する締結部品用鋼線材。 (もっと読む)


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