説明

株式会社 京都モノテックにより出願された特許

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【課題】本発明は、固定化対象のタンパク質の機能が固定化される以前の機能を全く失うことなく共有結合で担体に結合させることを目的とする。
【解決手段】本発明は、無機系多孔質連続体からなる担体上(1)に、介在タンパク質(2)を介して配向が制御された形態で共有結合により固定化された固定化タンパク質であって、介在タンパク質(2)がリジン及びシステインを含まず、該介在タンパク質(2)のカルボキシ末端が前記担体(1)の表面にアミド結合(5)を介して共有結合により固定化され、該担体上(1)に固定化された介在タンパク質(2)中のアスパラギン酸残基又はグルタミン酸残基の側鎖のカルボキシル基と目的タンパク質(3)中のリジン残基の側鎖のアミノ基とがアミド結合(5)を介して結合している。 (もっと読む)


【課題】抗体の簡便で定量性の高い抗体測定法の提供。
【解決手段】抗体結合性タンパク質を固定化したモノリスシリカを担体として有するカラムに、抗体サンプル溶液を通液し、次いでカラムを洗浄及び再生処理した後、再生処理により流出液中に回収されたタンパク質の量を測定することを特徴とする、溶液中のイムノグロブリン量の測定方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、多種多様なDNA分子を100 %の回収率で分離精製することが可能となる核酸の分離精製法が提供される。
【解決手段】本発明は、生体試料をアンチカオトロピック(AC)効果に起因するファン・デル・ワールス相互作用に基づく。AC効果はACイオンが水の構造を安定化させることによって生じる。水の構造の安定化は,解離性リン酸基以外の解離を抑制し,DNA分子の構造の安定化をもたらす。結果的に,シラノール基とDNA分子間は,強いイオン結合ではなくファン・デル・ワールス相互作用に分類される双極子-イオン相互作用と双極子-双極子相互作用と塩基含有率が支配的となる。双極子-イオン相互作用はDNA分子をシリカゲル表面上に吸着させる点において十分な静電引力を発現させる。且つ非特異的な吸着の回避が可能となる。即ちDNAの分子サイズや構成塩基のシーケンスに依存することなく,すべてのDNA分子を固定相に捕らえることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、シリカ連続体カラム担体の高い分離性能を維持したまま、多様な分離モードを提供するカラムを作成する。
【解決手段】本発明は、多孔性シリカ連続体に異なる表面修飾をした膜を交互に積み重ねてなる多孔性シリカ連続体カラムを提供する。また、表面修飾をしない無修飾の膜を交互に積み重ねても、未修飾の膜と修飾の膜を交互に積み重ねてもよい。多孔性シリカ連続体は、シリカを主成分とする反応溶液を相分離を伴うゾル−ゲル転移を起こさせることにより作製してなる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は多孔性シリカ連続体担体の表面に重合反応による化学修飾を施し、充填作業が不要かつ、高性能、多機能であることを特徴とするポリマー結合型カラムを提供することにある。
【解決手段】本発明は、種々のモノマーを多孔性担体の表面で重合し、担体を隙間無く被覆することで、様々の機能を有する高性能のカラムの作り分けを実現する。 (もっと読む)


本発明は、固液分離過程が必要なバッチ法や、送液に高い圧力が必要な充填カラム法に汎用される粒子状担体よりも高効率高性能な、一体型反応性多孔質担体を提供する。本発明は、あらかじめ反応部位となる官能基を含む出発物質を溶解させた溶媒中で、シリカ、金属酸化物あるいは有機無機ハイブリッド組成の一体型多孔質ゲルの前駆体を反応させ、相分離とゾル−ゲル転移を同時に引き起こし、直径100nm以上の連続気孔を有する上記組成のゲルを形成させることを特徴とする。
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【課題】本発明は、表面化学修飾基を多量に含み、膜乳化に適した細孔を有する多孔質シリカ膜を提供する。
【解決手段】本発明は、SiO2を主成分とし、0.3〜50ミクロン、及び50ナノメートル以下の細孔を有する膜乳化用多孔質シリカ膜である。発明の多孔質シリカ膜は、相分離を利用したゾル―ゲル法によって調製することが好ましい。 (もっと読む)


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