説明

財団法人日本造船技術センターにより出願された特許

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【課題】積荷の積載状況に応じて変わる喫水変化に伴うスラミングやプロペラレーシング等の問題を、バラスト水を用いることなく解決できる大型輸送船の提供を課題とする。
【解決手段】船首から少なくとも船体の長手方向の中央位置にかけての船底の形状が、前記長手方向に垂直な断面で見た場合に、船底の幅方向の中央に向かって先細りであり、船底のキールに沿って平底部8が形成されている大型輸送船を採用した。 (もっと読む)


【課題】船舶の後部両舷に船舶の傾きを減少させる減揺翼を取付け、船舶が傾いたときの復元作用に伴う揺れを減少させる技術があるが、船舶の傾きそのものを少なくすることは期待できない。たとえば、底引き網漁船が漁獲の多いときは、揚網時に大角度傾斜して作業が危険であるばかりでなく、極端な場合には転覆を招くという問題がある。
【解決手段】船体の後部両舷側に格納箱を設け、この格納箱の表側に開閉可能に支持された蓋体を設け、この蓋体に開閉装置を連結し、格納箱および蓋体に、袋状体の浮力体をそれぞれ一部を固着して格納箱内に格納可能にし、この浮力体に空気の給排機構を連結し、蓋体の開閉と浮力体の給排気を連動させたことを特徴とする。 (もっと読む)


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