説明

独立行政法人肥飼料検査所により出願された特許

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【課題】 熱変性した血清アルブミンを指標とした、試料中での加熱処理された動物性組織由来原料の存在を検出する検出試薬、及び該検出試薬を使用した検出方法の提供。
【解決手段】 動物性組織由来原料中の血清アルブミンに対する抗体またはその抗原結合性フラグメントが標識物質により標識された標識抗体(A)と前記試料とを、前記動物性組織由来原料中の血清アルブミンに対する抗体またはその抗原結合性フラグメントが固定された検出領域2を備えた担体(B)1の前記検出領域2に接触させ、前記検出領域2からの信号に基づいて、前記試料中の前記動物性組織由来原料の有無を判定する方法とそのための検出試薬10Aである。 (もっと読む)


【課題】 含有砒素の毒性を正確に評価するべく化学形態別砒素分析を行えるように、砒素の化学形態を変化させず且つ各形態の回収率が揃うように固体試料を溶液化した試料溶液を調製する。
【解決手段】 秤量した試料にまず硝酸を添加して約150℃で加熱処理し(S1〜S3)、窒化物による褐色煙の色が薄くなったならば(S4、S5)、溶液に過塩素酸と硝酸とを添加して(S6)、従来の酸加熱分解法による加熱温度(300℃以上)よりも低い約240℃で加熱処理する(S7)。この加熱処理によって硝酸は迅速に揮発するが、有機態砒素化合物の分解はあまり進まないので化学形態は維持される。そして、過塩素酸による白煙が出て残液量が添加した過塩素酸の約半分まで減ったならば(S8〜S10)、加熱を終了し(S11)、適宜蒸留水でメスアップして試料溶液を調製する。 (もっと読む)


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