説明

財団法人濱野生命科学研究財団により出願された特許

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【課題】 脳内での神経信号の流れに関する情報を空間的あるいは時間的に高い分解能で検出することができる脳機能検出方法および装置を提供する。
【解決手段】 脳機能検出装置は、静磁場環境を生成するための磁場発生磁石1、超音波を発生するための超音波発生装置2、超音波発生装置2からの電気信号を超音波に変換して送出する振動子3、与えられた超音波に関連して被験者9の発生する電磁波を検知するための電磁波センサー4、電磁波センサー4により検知した電磁波信号を増幅する信号増幅器5、および被験者9に刺激を与えるための刺激発生装置6、刺激発生装置6からの刺激として例えば画像を表示するモニター7を備える。 (もっと読む)


【課題】磁気共鳴現象を用いて、皮膚の状態を評価する場合に、皮膚を評価するパラメータの測定時間を短縮する。
【解決手段】
傾斜した静磁場が形成された磁気回路と、前記傾斜した方向にRFパルスを出力する励起コイルと、磁気共鳴信号を受信する受信コイルと、を備えるRFパルスを出力する磁気共鳴装置を用いる。前記励起コイルは、前記RFパルスが、その共振周波数が皮膚の真皮の深さ、表皮の深さに対応する共鳴周波数を含む。所定の位置の皮膚について、一定のτの反転パルス系列の高周波パルスを印加するST1と、エコー信号を受信するST2と、時系列信号のエコー信号を周波数領域に変換するため、フーリエ変換を行うST3と、実部のスペクトルからピークを算出して、Ip、Inを取得するST4と、評価パラメータP=Ip/Inまたは1/P=In/Ipを計算するST5と、を実行する。
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【課題】磁気共鳴法を用いて、皮膚のスピン−格子緩和時間T1を測定することにより、皮膚の状態を評価する皮膚評価方法を提供する。
【解決手段】
まず、以下のST1〜ST3で予め基礎データを収集する。(ST1)皮膚の表皮と真皮各々についてスピン−格子緩和時間T1を同一の個体についてそれぞれ測定する。(ST2)皮膚の表皮について測定したT1の測定結果の深さ方向の平均値であるT1_表皮と、前記皮膚の真皮について測定した前記T1の測定結果の深さ方向の平均値であるT1_真皮と、をそれぞれ算出する。(ST3)ST1、ST2を互いに異なる年齢を含む複数の個体について実行して、T1_表皮とT1_真皮との比Pと、年齢との相関関係を求める。その後、特定の個体についてT1_表皮とT1_真皮との比P1を求め、この相関関係から肌年齢を算出する。
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【課題】吸引による安全性を確保した範囲内で、より磁気共鳴信号の信号検出感度を高くした磁気共鳴装置を提供する。
【解決手段】閉回路の一部に間隙を設けた静磁場発生部とRFコイルを有するセンサヘッドを備え、該間隙から漏洩する表面漏洩磁場とRFコイルから放出される高周波磁場を試料に照射して、試料のNMR信号を検出する。前記間隙周囲の両磁極のうち、試料に対向する側の面における面積をSN[cm]、SS[cm]とし、該試料に対向する側の面の表面磁極密度をそれぞれBN[テスラ]、BS[テスラ]として、 0.72≦SN・BN≦0.98 、かつ0.72≦SN・BN≦0.98下記の関係を有するように静磁場発生部が設定されている。(ただし、「・」は積を表す。) (もっと読む)


【課題】物質間の物理的・化学的相互作用の変化により吸収スペクトルの波長変化やバックグラウンドの変化が起こっても精度の高い測定ができるようにする。
【解決手段】光源2より出射された光は、試料2を透過した後、結像光学系3で薄膜干渉フィルタ4上に結像され、薄膜干渉フィルタ4上に設置された光検出器5により検出される。光検出器5の出力信号はデータ処理装置6に入力され、ここでデータ処理される。薄膜干渉フィルタ4は、光の入射角を変化させて透過中心波長を調整できるように回転可能に設置されており、試料2の吸収ピーク波長に合わせるように調整される。 (もっと読む)


【課題】被験者に大きな負担を与えることなく、簡易且つ安価な構成によって、ストレスに伴う生理機能の変化のみを効果的に抑制しながら被験者にタスクを与え、タスクと関連する脳機能の計測データを精度良く得ることにより、タスクと関連した脳機能賦活部位を特定できるようにする。
【解決手段】本発明の脳機能賦活部位の特定方法は、生体機能計測法による非侵襲的な脳機能検査法において、被験者に生理活性物質を投与するとともに感覚刺激又は脳機能賦活課題を与え、脳内血流の変化を指標とする前記感覚刺激又は脳機能賦活課題の遂行と関連した脳機能賦活部位を特定する。生理活性物質としてセドロールを用いることが好ましく、セドロールは0.01〜50μg/Lの濃度で吸引させることが好ましい。またセドロールは、非磁性材料を用いて形成した揮散装置15から揮散させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 脳内の組織間の信号の流れに関する情報を取得することができる磁気共鳴撮像法を用いた脳機能検出方法および装置を提供する。
【解決手段】 本件磁気共鳴撮像法を用いた脳機能検出方法は、刺激を与えて脳の活動状況を検出するためのものであって、ある刺激間隔(ISI)を有する二つの刺激を一つのペアとし、このペアを一定の刺激周期Tで、かつこのペアの刺激間隔(ISI)を変化させて、順次与えるようにする。このペアの刺激の刺激間隔(ISI)は、当初徐々に増加され、その後徐々に減少される。 (もっと読む)


【課題】 必要時に永久磁石によって外部磁場を容易に発生し、不要時には外部磁場を容易に除去することができる磁気装置およびその使用方法を提供する。
【解決手段】 本磁気装置は、永久磁石1と、永久磁石1のN極およびS極の両磁極間を連結する連結磁性体3とを備える。連結磁性体3は磁石保存温度よりも高いキュリー温度を持つ。連結磁性体3は、埋め込みまたは接触配置された加熱ヒーター4を有する。永久磁石1の磁極と連結磁性体3との間には必要に応じて断熱シート(または空隙)7が設けられる。連結磁性体3の着脱の際に、ヒーター導線5、6を介してヒーター4に電流を流すことにより連結磁性体3の温度を上記キュリー温度近傍以上にする。 (もっと読む)


【課題】 磁場の不均一性による歪みと磁化率の違いによる信号減衰を補正する磁気共鳴映像法および画像処理装置を提供する。
を提供する。
【解決手段】 本磁気共鳴映像法は、エコープラナーイメージング(EPI)スキャンにより得た情報から磁気共鳴画像を構成するものであって、EPIスキャンから得たK空間情報(ブロック23)、静磁場の不均一性情報(ブロック24)、および磁化率によるボクセル内局所磁場の勾配情報(ブロック25)を用いて、磁気共鳴画像の構成を行う(ブロック26)。これにより、磁気共鳴画像の歪み修正と磁化率の違いによる信号減衰補正を行い、測定対象を正確に表わす磁気共鳴画像を得る。 (もっと読む)


【課題】 永久磁石の回転によって外部磁場を容易に発生または除去に切り換えることができる磁気装置を提供する。
【解決手段】 本磁気装置は、一対のヨーク2、3と、ヨーク2、3間に回転可能に配置された円柱状永久磁石1と、ヨーク2、3間を連結する磁石使用温度よりも低いキュリー温度を持つ連結磁性体5と、連結磁性体5を前記キュリー温度以上または以下にするためのペルチエ素子6とを備える。ヨーク2、3と磁性体5との間に断熱シート7を設けることができる。本磁気装置において外部磁場を発生または除去に切り換える際は、連結磁性体5の温度を前記キュリー温度以下にして永久磁石1を所定位置へ回転する。 (もっと読む)


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