説明

フレゼニウス メディカル ケア ドイチラント ゲー・エム・ベー・ハーにより出願された特許

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本発明は、体外血液循環路を備える体外血液処理器具の患者へのアクセスを監視する装置及び方法に関する。さらに、本発明は、バスキュラーアクセスを監視する装置を備える体外血液処理器具に関する。本発明による装置及び本発明による方法は、血液の特有の性質、特に、体外血液処理器具Aの体外血液循環路Iの動脈血液管路内を流れる血液におけるヘモグロビンの濃度の監視に基づいている。不適切なバスキュラーアクセスのときには、体内及び体外血液循環系の連絡における流れの状況が変化する。流れの状況におけるこれら変化は、ヘモグロビン濃度の変化として検出され得る。患者へのアクセスのための静脈穿刺カニューレ8の抜け外れが、動脈血液管路6内の血液のヘモグロビン濃度の減少によって確認される。 (もっと読む)


本発明は、半透性膜2によって第1のチャンバ3と第2のチャンバ4に分割された透析装置1またはろ過装置の第1のチャンバ3に至る動脈血ライン5と、透析器1またはろ過装置の第1のチャンバ3から出る静脈血ライン6とを有する体外血流Iを備える体外血液処理装置の流体システムをモニタする方法および装置に関する。本発明による方法および本発明による装置では、静脈血ライン6内で静脈点滴チャンバ8から分岐するベントライン(12)内の圧力が測定され、ベントライン内には疎水性フィルタ16が配置される。ベントライン12内の静脈点滴チャンバ8から離れた区分内で圧力変動がない状態で、流体システム内のフォルト(過ち又は逸脱)が判定される。ベントライン12内の圧力変動は、血液処理中に疎水性フィルタの下流で閉鎖されるベントラインを交互にベントすることによって、疎水性フィルタ16の下流で生じさせることができる。 (もっと読む)


【課題】 血液の体外循環処理中での置換液の供給よるフィステル再循環に関して判定できる方法および装置。
【解決手段】体外循環血液流路と、流体流路とを備える血液の体外循環処理装置でのフェステル再循環を判定する方法であって、フェステル再循環を判定するために、置換液ポンプの始動又は停止に従って、それぞれに、反復する負および/または正の動脈圧力パルスのある、動脈ラインで測定される所定の時間間隔における動脈圧力信号の積分と、置換液ポンプの始動又は停止に従って、それぞれに、反復する負および/または正の静脈圧力パルスのある、静脈ラインで測定される所定の時間間隔における静脈圧力信号の積分との比を求めることを特徴とする再循環を判定する。 (もっと読む)


【課題】 高水準の信頼性で前希釈または後希釈のどちらであるかを認識できる方法及びその装置。
【解決手段】ダイアライザもしくはフィルタと、体外循環血液流路と、流体流路とを備え、圧力波を発生する置換液ポンプによって置換液をダイアライザ等の上流または下流に供給する血液の体外循環処理装置での前記置換液の供給を監視する方法であって、置換液の供給を検知し、体外循環処理装置に設けた測定装置によって体外循環血液流路内の圧力がダイアライザ等の下流で測定されること、体外循環処理装置に設けた評価装置によって前記体外循環血液流路内に伝搬し、ダイアライザ等の下流で測定された振動圧力信号から置換液ポンプに起因する振動圧力信号が得られ、また、置換液の供給が前記置換液ポンプの振動圧力信号と特徴的な基準信号との比較に基づいてダイアライザ等の上流または下流で認識されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 血液処理を中断することなく血液処理装置の流体系における漏洩を検出することが原則として可能である方法を利用できるようにすることを目的とし、透析治療を中断することなく漏洩を検出しうる装置を利用できるようにすることもまた目的とする。
【解決手段】 体外血液回路が備わっている血液処理装置の流体系における漏洩を検出するために、その流体系における圧力が所定の透析治療継続時間の間に連続的に測定され、漏洩速度がその所定の透析治療継続時間における所定時間間隔で圧力の変動から算出される。その所定の透析治療継続時間における漏洩容積が該漏洩速度から算出され、該漏洩容積が所定限界値と比較される。該漏洩容積が該限界値よりも大きいときには、これは、該系において起り得る密閉性の低下を示している。このことは、従来の圧力保持試験で立証することができる。本発明に係る方法および本発明に係る装置は、密閉性の低下を検出するために血液処理を中断することが原則として必要でないという事実を特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、患者アクセスをモニタリングするためのデバイス20及び方法に関し、特には、動脈針または動脈カニューレ5を有するフレキシブルな動脈ライン6を介して患者から血液が回収され、かつ、静脈針または静脈カニューレ8を有するフレキシブルな静脈ライン7を介して患者へ血液が送給される体外血液治療の場合の静脈血管アクセスをモニタリングするためのデバイス20及び方法に関する。本発明によるデバイス20および方法は、患者アクセス用の特別な注射針またはカニューレを使用することに基づいている。注射針またはカニューレ8は、その注射針またはカニューレ8を通じて流れている液体により、もしその注射針またはカニューレ8が血管アクセスから外れている場合には空気が引き込まれ、次に音が発生するように設計されている。適切な状態にない血管アクセスは、音の発生、特には体外血液回路Iのフレキシブルな静脈ライン7に沿って伝播する固体伝送音の発生に関して周囲環境をモニタリングすることにより、高度の確実性を伴って簡単に検出することができる。本発明によるモニタリングデバイス20の1つの好適な実施形態は、その注射針またはカニューレ8が、横断面の狭窄化した部分8Cおよび開口8Dを有する一種のベンチュリを構成するように対策を施している。 (もっと読む)


本発明は、血液を搬送するためのシステム(20)を制御するためのデバイス(61)、および、体外血液治療システムにおける体外血液回路の血液配管内において血液を搬送するための方法に関する。本発明は、さらに、上記のような血液を搬送するためのシステムを備えた、体外血液治療デバイスに関する。本発明による方法およびデバイスは、血液配管(9)内の圧力に関する規定の閾値が超えられるべきではない、という事実に基づいている。血液を搬送するためのシステム(20)は、血液配管(9)内の圧力が所定の閾値を下回っている限り、血液配管内の血液が所定の容積流量で搬送されるように、制御される。しかしながら、血液配管内の圧力が所定の閾値に到達したときには、血液を搬送するためのシステムは、血液配管内において血液が搬送されているときに、閾値に相当する圧力値が設定されるように、制御される。その結果、圧力に関する閾値が達成されたときには、容積流量の調整は、血液配管内における圧力の調整に取って代わられる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、透析液流量は血液流量にしたがって決定され、あるいは、血液流量は透析液流量にしたがって決定される、体外血液処理装置における透析液流量を決定するための装置および方法を提供する。本発明はまた、透析液流量または血液流量を決定するための装置を備える血液処理装置、および、体外血液処理装置を動作させるための方法を提供する。
【解決手段】透析液流量において、特定の値が増加した場合、血液処理の有効性を特徴付ける変数、特にクリアランスKは前記特定の値を超えて増加せず、結果として、最適な透析液流量及び/又は血液流量は、透析処理の高い効率にしたがって、また、透析液の減少された消費量にしたがって必要量を計算する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、患者アクセスを、特に体外血液処理の血管へのアクセスを監視するための配列に使用される装置に関し、この装置を使用して、動脈および静脈のチューブ(6、7)または動脈および静脈の穿刺針(5、8;37、38)の間の接続を確立し、針(37、38)が実質的に互いに平行に配向される。静脈針(38)が血管アクセスから滑脱する場合には、動脈カニューレ(37)が強制的に引き出される。この出来事は、公知の保護システムによって確実に検出され、それは、動脈針が正確に嵌るのを監視するために、動脈チューブ(6)の圧力および/または空気取り込みを監視する。加えて、本発明は、体外血液処理装置、および、患者へのアクセスを監視するための方法に関し、動脈および静脈のチューブまたは穿刺針が互いに接続される。 (もっと読む)


【課題】 ホースポンプの適切な動作の信頼できる監視を可能にする、電気蠕動ホースポンプ、特に体外血液処理機器のホースポンプを操作する方法および装置を提供。
【解決手段】 本発明は、医療技術装置、特に体外血液処理装置において、電気蠕動ホースポンプ、特に流体を運ぶためのホースポンプを操作する方法および装置に関する。ホースポンプの規則的な動作を監視するために、ポンプの消費電力または消費電力と相関する物理量、特にポンプ流量が監視される。本発明によれば、ポンプ流量は、周期的に変化する交流成分に重畳された周期的に変化しない直流成分を含む。ホースポンプの規則的な動作を監視するために、消費電力の直流成分に対する消費電力の交流成分が、それが血液処理中に増大および/または減少したかどうかとして監視される。 (もっと読む)


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