説明

韓国水力原子力株式会社により出願された特許

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【課題】本発明は焼結ガスの酸素分圧に応じてウラン系酸化物内の固溶度が変化し且つ添加剤元素を含むウラン系酸化物成形体の焼結において、結晶粒界で添加剤が固溶される濃度を制御する方法を考案し、それを用いて結晶粒の大きい核燃料焼結体を製造する方法を提供する。
【解決手段】これを実現するために、本発明は、異種元素の添加剤粉末が含まれたウラン系酸化物成形体の焼結において、等温焼結中に酸素分圧を段階的に変化させることで、焼結中に異種添加剤元素の結晶粒界固溶濃度を一定のレベルに維持する異種添加元素の結晶粒界固溶度調節方法を提供し、添加剤の混合ウラン酸化物粉末を用意する段階と、前記混合物を用いて添加剤の混合ウラン酸化物成形体を形成する段階と、前記成形体を低酸素分圧のガス雰囲気下で焼結温度まで昇温させる加熱段階と、等温の焼結温度で酸素分圧が段階的に増加するように焼結ガス雰囲気を変化させて焼結する段階と、を含む結晶粒の大きい核燃料焼結体を製造する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】ナトリウム冷却高速炉用ヘリカルコイル型蒸気発生器において、熱伝達効率の優れた二重壁管構造の伝熱管と、伝熱管の破損可否をオンラインによってリアルタイムに感知することのできる伝熱管の破損感知部を具備する蒸気発生器を提供する。
【解決手段】ナトリウム冷却高速炉用蒸気発生器の伝熱管は、第1材質によって形成された内管と、前記内管に密着形成され、第1材質より熱膨張率の低い第2材質によって形成された外管、及び前記内管と外管との間で前記伝熱管の長さ方向に沿って長く形成されてヘリウムが流動する複数個のヘリウム流動溝とを包含して構成される。このような構成によって、蒸気発生器が正常運転されている時に発生する内管と外管との温度差にも拘わらず内管と外管が同一に熱膨張されるので、内管と外管との間の密着度の低下がない。したがって、伝熱管の熱伝達効率の低下を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】スクレーピングが不要で、電解を中断することなく連続的に、高純度の金属ウラニウム析出物と電解中に発生する転移金属を効率的に回収する金属ウラニウム連続式電解精錬装置の提供。
【解決手段】放熱板10の下部に固定され、かつ、多数の黒鉛陰極22を装着させた陰極部20と、陰極部20と対向して周囲を囲み、回転可能に前記放熱板10の下部に固定される、使用済核燃料を受容する陽極部30と、該陰極部20と陽極部30とを浸漬する電解質を充填した電解槽40と、陰極部20の下部で黒鉛陰極22に電着された後、脱離する金属ウラニウムを収集し外部に引き出す金属ウラニウム回収部50と、電解槽40の下部に連結され、陽極部30から導出して電解槽40の下部に沈澱・収集された転移金属スラッジを引き出す転移金属回収部60とを包含して構成される連続式電解精錬装置。 (もっと読む)


【課題】使用済金属核燃料及び金属に還元された廃燃料から純粋な金属ウラニウムのみを簡便かつ経済的に分離回収することのできる金属ウラニウム生産方法とその電解精錬装置を提供する。
【解決手段】金属ウラニウムの電解精錬装置10は、三塩化ウラニウムを含有する溶融塩16中において、プルトニウム及びマイナーアクチニドが含有された金属ウラニウム片を装荷した陽極バスケット16を具備し、その陽極バスケット16の内部に内装された陽極電極15及び炭素材による陰極電極15に所定の電流を印加し、印加された電流により開始された反応に従って前記陰極電極15に金属ウラニウムを電着させ、電着された金属ウラニウムをそれ自体の重量により分離回収するものである。 (もっと読む)


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