説明

有限会社アスラックにより出願された特許

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【課題】 コンクリートブロックの背面又は裏面に水案内用の凹溝を形成するのに、従来では枠板内面に凹溝形成用の凸状部を設けた型枠を使用する必要があるが、型枠の構造が複雑になり、しかも型枠解体時に離型しにくいとともに離型時に凹溝の口縁部分が欠け落ち易い。
【解決手段】 ブロック本体背面12(又は裏面12A)に水案内用の凹溝13(又は13A)を形成するのに、上面が開放する型枠1と、凹溝形成用の複数本の棒状体21を一体に組付けた組枠2と、型枠1を振動させる振動装置3とを使用し、型枠1内の所定高さまで生コンクリート6を充填し、該生コンクリート6の上面に組枠2を載せた状態で、型枠1を振動装置3で振動させて組枠2の棒状体21を生コンクリート6の上面部分に凹溝13の深さだけ沈み込ませ、生コンクリート6が固化した後に組枠2を取外すとともに型枠1を解体することで、凹溝付きコンクリートブロックを製造する。 (もっと読む)


【課題】 河川や池や港湾等の護岸用擁壁は、前面(水側に対面する面)が平坦であるため、岸壁付近で落水したときには、該擁壁前面に落水者が手指を掛ける部分がなく(掴まる部分がなく)、溺れる危険性が高くなるという問題があった。
【解決手段】 コンクリート成型品からなる護岸用擁壁ブロックにおいて、擁壁ブロック2の前面11に落水者が手指を掛け得る凹入部12を形成して、岸壁付近に落水したときに、落水者が凹入部12に手指を掛けて擁壁前面に掴まり得るようにしている。 (もっと読む)


【課題】 舗装板使用の舗装面上に長時間に亘って降雨があると、各舗装板の下面側に透過した雨水が路盤層4及び路床3部分で飽和状態になり、舗装面上に雨水が溢れる(溜まってしまう)という問題がある。
【解決手段】 路盤層4又は路床3上に敷設される路面舗装用の舗装板において、舗装板本体10の裏面12に、縦横各方向に向けて少なくとも1本ずつ以上の水案内用の凹溝13,14を形成するとともに、該各凹溝13,14は、隣接して敷設される別の舗装板の凹溝と相互に連通し得る位置に形成しており、この舗装板1を使用した舗装構造では、舗装板1の下面に浸透した雨水が各凹溝13,14を通って速やかに流動して(排水されて)、該舗装板1の下面側に雨水が飽和状態になるのを防止できる(舗装面上に数位が溜まらない)ようにしている。 (もっと読む)


【課題】 擁壁(擁壁用ブロックを使用したもの及び現場打ちしたもの)の背面の透水層として、従来では一般に砕石を充填した砕石層を用いているが、この砕石層を設けるには、仕切り型枠の組立て、砕石の充填・締め固め、土壌充填後の仕切り型枠の取外し等の作業が必要であった。
【解決手段】 ブロック本体2(又は現場打ちコンクリート躯体)の背面12に上下方向に向く水案内用の凹溝16を形成しているとともに、該凹溝16を被覆し得る面状透水材3(又は凹溝16内に嵌入される棒状透水材3A)を有しているので、構築した擁壁背面側に砕石層が不要しなり、且つブロック本体(又は現場打ちコンクリート躯体)の背面の凹溝が土壌中の水の案内通路となって、擁壁背面の水を迅速に排出し得る。 (もっと読む)


【課題】 擁壁用ブロックを使用した擁壁において、従来では、基本的に同種(奥行厚さの厚い)の基本ブロックのみで擁壁を構築していたので、さほどの高強度を必要としない擁壁構築場所では、過剰強度となって材料コスト面で無駄があった。
【解決手段】 それぞれコンクリート成型品からなる奥行厚さの厚い基本ブロック1と奥行厚さの薄い板状ブロック2との2種類のブロックを有し、基本ブロック1及び板状ブロック2のそれぞれ左右各側面に、両ブロック1,2を左右に接合させたときに両ブロックが相互に前後に位置ずれ不能に係合する凹凸嵌合手段を形成していることにより、構築される擁壁の一部に厚さの薄い擁壁用ブロックを使用できるようにした。 (もっと読む)


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