説明

ジェイエフイーホールディングス株式会社により出願された特許

1 - 3 / 3


本発明の目的は、逆浸透膜方式と同等の海水取水量で蒸発法による造水装置の適用を可能にし、プラント設置場所の自由度が高く、逆浸透膜法式に比べ造水中の塩分濃度を低減し、また、メンテナンスコストが安価な蒸発法による造水装置の利点をも享受できる新燃料製造プラント及びこれに用いられる海水淡水化装置を提供することにある。新燃料製造部(100)は、原料から合成ガスを製造し、製造された合成ガスから新燃料を合成するとともに、これらの過程から出る余剰熱を回収して蒸気を発生する排熱回収ボイラ(5,8)を有する。排熱利用部(200)は、排熱回収ボイラ(5,8)で発生する蒸気で駆動する蒸気タービン(9,12,17,18,21)を含んでいる。開放循環式冷却水供給部(300)は、蒸気タービンの排気用を含むプラントの冷却水を供給するとともに、蒸発法を用いて海水を淡水化して、冷却水の補給用に淡水を供給する海水淡水化装置(38,39)を有する。海水淡水化装置38,39で製造される淡水の凝縮に開放循環式冷却水供給部から供給される冷却水を用いる。
(もっと読む)


【課題】
顕熱以外の新たなエネルギー循環媒体を用いて社会のエネルギー循環を形成することができるエネルギー供給方法及びシステムを提供する。
【解決手段】
複数のエネルギー消費機器23が設けられた仮想エリア(エネルギー需給グリッド)内の発電設備、燃焼機器又は輸送機器21の排ガスの顕熱を、DME(ジメチルエーテル)を改質することによってH又はCO+Hとして回収し、このH又はCO+Hを当該エネルギー需給グリッド内又は他のエネルギー需給グリッド内に、前記複数のエネルギー消費機器23の燃料として又は化学原料として供給する。DMEを用いて社会のエネルギー循環を形成することにより、例えば工場や発電所の廃熱を、民生又は運輸等の社会全体のエネルギーとして有効利用できる。 (もっと読む)


【課題】 炉又は内燃機関から排出される排ガスの顕熱を、H燃料等の燃料として回収できる新たな廃熱回収装置を提供する。
【解決手段】 炉、内燃機関、又は発電設備などの燃焼装置の排気系統に、DMEを改質する触媒を充填した熱交換器を設置する。熱交換器にDMEとHOの混合ガスを通すことにより、DMEを熱分解し、炉又は内燃機関の排ガスの顕熱をH燃料として回収する。廃熱を単なる蒸気、温水、加熱空気等として回収するのではなく、H燃料、又はH及びCO燃料として回収するので、回収されたエネルギーの用途が限定されない(すなわち、燃料の燃焼熱として回収することになるので、遠方へ輸送しても回収されたエネルギーが減少することはない)。 (もっと読む)


1 - 3 / 3