説明

株式会社研都エンジニアリングにより出願された特許

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【課題】塑性加工と切削を併用して製造されたスピンドルモータ用のロータハブにおいて、塑性加工後の切削性を向上して生産性を高め、かつ、介在物による汚染を防止する。
【解決手段】素材としてフェライト系快削ステンレス鋼を用いることで切削性を改善する。塑性加工の条件を適切に選択することで、加工時の割れを回避する。同時に、塑性加工を利用して、鋼中の介在物を積極的に回転、変形、分断する。これにより、介在物の脱落が起こりにくくなる。 (もっと読む)


【課題】軸体支持部との隙間に充填された液体の動圧により軸体を回転自在に支持する流体動圧軸受モータにおいて、高速回転化、回転精度の向上をさらに図ることができるようにする。
【解決手段】軸体25、軸体支持部27およびロータハブ21の少なくともいずれか1つが、重量比でC:0.003〜0.08%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.1〜0.5%、P:0.05〜0.15%、S:0.15〜0.45%、Cr:17〜20%、Ni:0.08〜0.50%、Mo:0%より大きく0.50%以下、Cu:0.50〜1.00%、O:0.01〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的に混入する不純物からなるフェライト系ステンレス鋼から構成されている流体動圧軸受モータ5を提供する。 (もっと読む)


静粛性に優れていると共に耐食性と耐寿命性を備えた低コストの転がり軸受、転がり軸受用材料およびその転がり軸受を用いた回転部を有する機器に関する。そのために、内輪2と外輪1の間に複数個の転動体3を備えている。内輪2および外輪1の少なくとも一方を特定化学成分の耐食軸受鋼とし、この耐食軸受鋼の含有する共晶炭化物の円相当直径の平均値は0.2〜1.6μmであり、共晶炭化物の平均面積は0.03〜2μmであり、共晶炭化物の面積率は2〜7%であり、耐食軸受鋼の硬度はHRC58〜62であり、耐食軸受鋼中の残留オーステナイト量が6容量%以下である。
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