説明

株式会社セルシグナルズにより出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】
サンプル採取に被験者の苦痛を伴わない、外分泌障害、ドライマウス、ドライアイ、ドライスキン、ドライバジャイナ、腺組織破壊に基づく症状の診断薬、診断方法又は診断キットを提供することを課題とする。
【解決手段】
被験者の涙液、唾液、汗、又は、膣分泌液等の体液中のミッドカインファミリータンパク質を検出することを特徴とする、ミッドカイン又はプレイオトロフィン等のミッドカインファミリータンパク質に対する抗体又はその断片を備える、外分泌障害、ドライマウス、ドライアイ、ドライスキン、又は、ドライバジャイナの診断薬、特に、外分泌障害、ドライマウス、ドライアイ、ドライスキン、又は、ドライバジャイナが腺組織破壊又はシェーグレン症候群であるか否かを診断する診断薬、当該診断薬を含有するキット、並びに、当該診断薬若しくはキットを用いた外分泌障害の診断方法等。 (もっと読む)


【課題】 ミッドカイン(MK)をターゲットとした子宮内膜症を予防または治療するための薬剤、並びに子宮内膜症の検査方法および検査薬を提供することを目的とする。
【解決手段】 培養された子宮内膜間質細胞に及ぼすMKのマイトゲン活性を調べることにより、MKがESCの増殖を刺激することを明らかにした。また、腹腔液(PF)におけるMK濃度を評価することにより、進行子宮内膜症の女性のPFにおいてMKレベルが増加していることを明らかにした。さらに、GnRHアゴニストによる治療を受けている女性のPFにおけるMK濃度は、他の群の濃度より有意に低いことが分かった。また、MK mRNAが、腹腔骨髄由来細胞、腹膜および子宮内膜組織において発現していることを示した。 (もっと読む)


【課題】血液中のミッドカインを正確に測定する方法を提供する。
【解決手段】血液(全血)を真空採血管に採ったのち、採った血液を凝固させて得られる上清(血清)と、ミッドカインに特異的に反応する試薬とを反応させて、その反応物の強さを指標として血中ミッドカイン値とする場合は、前記真空採血管としてシリカ粉末を含まないプラスチック製真空採血管を用いて行う。血液を抗凝固剤含有真空採血管に採ったのち、血球成分を分離・除去して得られる血漿と、ミッドカインに特異的に反応する試薬とを反応させて、その反応物の強さを指標として血中ミッドカイン値とする場合には、前記真空採血管として、ヘパリン以外の抗凝固剤を含むプラスチック製採血管を用いて行う。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、ミッドカインに対するsiRNAを有効成分として含有する炎症性疾患治療剤を提供することにある。また、ミッドカインに対するsiRNAを対象に投与する工程を含む、炎症性疾患を治療または予防する方法の提供も課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、上記の課題を解決するために、炎症性疾患の病態例である、手術後の癒着および慢性関節性リウマチに対するミッドカインに対するsiRNAの効果について検討を行った。その結果、ミッドカインに対するsiRNAを投与することによって、手術後の癒着および慢性関節性リウマチを抑制できることを見出した。 (もっと読む)


【課題】心筋障害又は心不全を治療もしくは予防するための薬剤組成物を提供することを目的とする。さらに、ドナーや組織適合性の問題がある心臓手術を行わずに心筋障害又は心不全を治療もしくは予防するための薬剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】虚血/再灌流後の野生型マウス及びミッドカイン(MK)遺伝子欠損型マウスにおける各々の心筋損傷を比較することで、MKの作用及び機能が確認された。MKの投与により、モデルマウスを用いた場合も(in vivo)、培養心筋細胞を用いた場合も(in vitro)、いずれの場合にも心筋細胞のアポトーシス死を有意に防止できることが判明した。 (もっと読む)


1 - 5 / 5